概要・あらすじ
高校の園芸部部長である後光大輔がイモ畑を掘っていると、地中からサツマイモではなく弥勒菩薩があらわれた。人々を救済するため、竜華三会の説法をしようとする弥勒菩薩であったが、仏教への帰依を捨て、人類は自力でイモを掘るべきと主張する大輔と真っ向から対立する。人類救済のためには手段を選ばない弥勒菩薩と大輔はファン層拡大のため、タレントになる。
弥勒菩薩の説法と高校生のイモ掘りが火花を散らすナンセンスギャグ短編。
登場人物・キャラクター
後光 大輔 (ごこう だいすけ)
高校の園芸部部長。食糧危機に対する取り組みとしてイモを掘る。合宿中にサツマイモ畑から弥勒菩薩を掘り出す。「仏教は人類の依頼心を強くして、自ら生きようとする活力を奪い去ってしまう。人類は自力でイモを掘るべき」と主張し、弥勒菩薩と真っ向から対立する。弥勒菩薩に関する知識がないなど、物を知らない。 タレントになった後、「イモ掘りロック」なる曲をリリースする。
弥勒菩薩 (みろくぼさつ)
56億7千万年後の未来にこの世に下降して人々を救済する未来仏。兜率天からやってきたはずが、後光大輔が園芸部で栽培するサツマイモ畑から掘り出される。竜華三会の説法により人類を救済しようとする。布教活動のため芸能界入りし、「歌って踊れる仏さま」というキャッチフレーズで、「竜華三会のブルース」という曲をリリースする。