概要・あらすじ
ある朝、小学5年生のマコトは、焼きそばパンを食べながら学校へ向かっていた。すると前を歩くおじさんのカツラが突然動き出し、どこかに消えてしまった。さらに少し行ったところで、今度は毛だらけのベンチを発見。やがて一か所に集まったベンチの毛は、大きな目玉をギョロつかせる黒い毛玉になった。毛玉は、マコトを見ると、涎(よだれ)を流して追いかけてきた。必死に逃げるマコトだったが、袋小路に追い込まれてしまう。もはやこれまでかと観念するマコトだったが、毛玉の狙いは、焼きそばパンだった。パンを食べた毛玉は、紅ショウガの影響で真っ赤になった。さらにマコトが落としたボタンと結合して、謎の生命体けだまのゴンじろーが誕生した。こうして、変幻自在の「毛」の体を持ったゴンじろーとマコトは、さまざまな騒動を起こしながらも、深い友情で結ばれるようになった。
書誌情報
けだまのゴンじろー 3巻 小学館〈コロコロコミックス〉
第1巻
(2019-05-15発行、 978-4091430274)
第2巻
(2019-11-28発行、 978-4091430861)
第3巻
(2020-03-27発行、 978-4091431707)