こぐまレンサ

こぐまレンサ

「愛」に飢える人たちが、苦しみもがきながらも生きるさまを描いたサスペンス。前半は一話完結型だが後半は連続した物語となり、さらに合間に「チチェ」にまつわる過去のエピソードが挿入される。これにより、独立したエピソードだと思われていたそれぞれの話が、読み進めていくごとに繋がっていくという構成をとっている。「ヤングマガジン」2003年49号から2004年28号にかけて連載された作品。

正式名称
こぐまレンサ
作者
ジャンル
ヒューマンドラマ
レーベル
ヤングマガジンコミックス(講談社)
関連商品
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概要・あらすじ

売れない小説家である垣内有作は、自分が死んでも後世に残る名作を書きたいと考えていた。そんなある日、有作は黒魔術の本に書かれていたこぐまを呼び出すことに成功し、自らの命と引き換えに、後世に残る作品を書けるようにと願う。その直後、有作は自販機の横のゴミ箱に捨てられていた「チチェ」と題されたノートを発見する。

有作は、日記風に書かれたそのノートの内容をもとに、小説「チチェ」を脱稿。この小説は瞬く間にベストセラーとなり、「チチェ」の名は広く世間に知られることとなるのだった。小説「チチェ」のもととなった日記の謎が紐解かれることにより、過去と現在を繋ぐ連鎖の糸が明らかになっていく。

登場人物・キャラクター

主人公

垣内有作により現世に召喚された少女で、見る者によって天使にも悪魔にも見える、不思議な存在。街に近い山の中にある洞窟に居を構えている。外見年齢は高校生くらいで、可愛らしい顔立ちをしており、スタイルも良い... 関連ページ:こぐま

ゲイの画家で、現在の時系列ではすでに事故により亡くなっている。髪型は短髪のV字カットで、顎ひげを生やしている。27歳の時に絵画「花」を発表しており、「絵画を超えた新しい創造」として世間から絶大な評価を... 関連ページ:伊澤 聡

伊澤聡の創作のため、拉致された女子高校生。当時の年齢は16歳だが、現在の時系列ではすでに亡くなっている。伊澤の作った新世界「チチェ」に足枷を付けて監禁され、チチェ語を覚えるように強要された。この時、伊... 関連ページ:岩下 みどり

売れない小説家の中年男性。結婚はしているが子供はいない。自分が死んでも後世に名作を残したいという夢があり、悪魔を呼び出す儀式を行ってこぐまを召喚した。こぐまに自分の願いを叶える代わりに命を対価として提... 関連ページ:垣内 有作

伊澤聡と岩下みどりの間に生まれた娘。伊澤が作品に込める「愛」のため、まったく新しい言語・文化・環境の中で創り上げられた子供で、肩甲骨が隆起して羽となっている。新世界「チチェ」という特殊な環境に生まれ育... 関連ページ:コグマ

高校1年生の女子で、こぐまが編入した高校のクラスメイト。同じクラスメイトの水島のファンで、「水様」と呼び慕っている。いつも取り巻き2人と行動をともにしており、水島が気にかけているこぐまを敵視し、嘘の学... 関連ページ:野波 千波

伊澤聡と大学で同期だった男性画家。眼鏡をかけ、顎ひげを生やしている。幼少期より天才と評され、大学在学中から数々の賞を受賞しプロとして活動していた。大学入学時から、三宅に対し強烈なライバル意識を持つわり... 関連ページ:三宅

高校1年生の男子で、こぐまが編入した高校のクラスメイト。イケメンかつ運動神経抜群で、1年生にしてテニス部の代表の座を勝ち取っている。女子にも高い人気を誇り、一部の熱狂的な女子ファンからは「水様」と呼ば... 関連ページ:水島

捜査一課に勤める男性刑事。常にハンチング帽を被っている。過去に引ったくりをしたことで自首して来た水島に対して「テニスに向いている」と励まし、彼をテニスの道に導いた人物。伊澤聡が事故死した後、伊澤邸地下... 関連ページ:東堂

場所

チチェ

伊澤聡が自宅兼アトリエの地下にある核シェルターに創造した世界。床、壁、天井のすべてが真っ白に統一され、「現世」、すなわち1Fの部屋に通じる扉以外には、排泄するバケツしかない部屋。伊澤自身が創った言語「... 関連ページ:チチェ

その他キーワード

チチェ語

伊澤聡が創造した「チチェ」での公用語。言葉の一例として、「チチェ」は「部屋」「世界」、「バンガミ」は「スイカ」、「コルカ」は「大きな果樹」という意味を持つ。「チチェ」自体の規模が1部屋分しかないうえに... 関連ページ:チチェ語

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