概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
凡野 平太郎 (ぼんの へいたろう)
新宿に事務所を構える小さな暴力団「凡人組」組長の男性。小柄でちょび髭(ひげ)が特徴の中年で、大学時代は空手部に所属。普段は笑顔を絶やさないが、いざという時は超人的な戦闘力を持つ極道に変身する。背中には、名人、宗晴による、黄金の唐獅子ぼたんの隠し彫りがあり、怒ると刺青(いれずみ)が浮かんでくる。かつては日本最大の暴力団、鬼州組の若頭として知られた人物。義理人情に厚く、正義感が強い。かたぎには手を出さない、覚醒剤を扱わない、組員の刺青を許さないなどのポリシーを持つ。妻と娘との三人暮らしで、組事務所には電車で通っている。
凡野 仁子 (ぼんの じんこ)
凡野平太郎の娘。母方の祖父で関西お好み焼き界の重鎮・福富幸吉に溺愛されている。初登場時は小学6年生。その後アメリカ留学を経て、帰国後は有名進学高校に転入する。ヤクザの娘であることに悩むことも多いが、父親のことを愛している。平太郎の娘らしく、いざという時は肝が据わっており、アメリカで誘拐された際は、無法者相手に啖呵(たんか)を切ったり、機関銃をぶっ放したりした。