こはる日和。

こはる日和。

高校生や中学生の少女達の普段の何気ない会話や触れ合いを描く、日常系4コマ漫画。ほのぼのとした内容だが、ほのかな百合要素を感じさせる描写もある。「まんがタイムきらら」2014年11月号から連載の作品。

正式名称
こはる日和。
ふりがな
こはるびより
作者
ジャンル
美少女・萌え
関連商品
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あらすじ

第1巻

朝、小野坂こはるは妹の小野坂さおりに起こされ、学校へと向かう。その登校途中、こはるは幼なじみの牧之瀬ひまり北沢みさきと出会う。さらに学校には高校からなかよくなったクラスメイト橘ニナがおり、四人で賑やかな学校生活を送るのだった。(第1話。ほか、12エピソード収録)

第2巻

小野坂こはるのクラスで調理実習の授業が行われる事になった。ハロウィンにちなんでカボチャプリンを作る事となり、みんなは材料のかぼちゃを持ち寄る。そんな中、橘ニナは家の畑から獲れたという巨大なかぼちゃを持って来ていた。しかし、ニナの持って来たかぼちゃは食用ではない事が判明し、カボチャプリンの材料にはできなかった。一方、こはるは得意の料理の腕前を披露して、手際よく作業を進めていく。(第1話。ほか、11エピソード収録)

第3巻

北沢みさきは、家の風呂が壊れてしまったため、友達を誘って近くの銭湯に行く事にした。みんなで銭湯の湯を堪能する中、みさきがサウナに入らないかと提案する。橘ニナは、母親の出身地である北欧はサウナの本場だと張り切るが、3分後にはサウナの耐えがたい熱さに辟易してしまう。その後、サウナから上がったニナが髪を乾かしていると、小野坂こはるが現れる。そして、こはるはニナが髪を乾かすのを手伝いながら、彼女の髪の匂いを堪能する。(第1話。ほか、12エピソード収録)

登場人物・キャラクター

小野坂 こはる (おのさか こはる)

高校生の少女。黒髪のショートヘアで小柄な体型をしており、胸が非常に大きい。子供っぽい性格で、橘ニナや小野坂さおりなどに抱きつく事が多い。また、匂いに敏感な匂いフェチで、吉沼千紗がシャンプーを変えた際は、いち早くその事に気づいていた。欧州料理の店を営んでいるために家を留守がちな両親に代わり、料理を担当している。 そのため、料理の腕には自信を持っている。

橘 ニナ (たちばな にな)

高校生の少女で、小野坂こはるのクラスメイト。金髪で、ツインテールの髪型をしている。容姿端麗で、プロポーション抜群。また左目尻の下にほくろがある。デンマーク人の母親と日本人の父親を持つハーフで、本人は日本生まれの日本育ち。和風のものに強いあこがれを抱いており、部活は茶道部に所属している。天然な性格で少々世間知らずなところがあり、コンビニに入った事がない。 高校入学直後、キンモクセイの香りのする香水をつけていた事から、こはるからいい匂いだと声を掛けられる。それがきっかけでこはると親しくなり、彼女を通じて牧之瀬ひまりや北沢みさきともなかよくなった。

牧之瀬 ひまり (まきのせ ひまり)

高校生の少女で、小野坂こはるの幼なじみ。もともとこはる達とは別のクラスに在籍していたが、進級時に同じクラスになった。黒髪のポニーテールで、ボーイッシュな外見をしている。家では髪を下ろし、眼鏡をかけている。中学の頃まで無口で根暗だと思われていた事で、幼なじみのこはると北沢みさき以外の友人がいなかった。しかし、高校入学を機にイメージチェンジを図った結果、成績優秀でスポーツ万能のクラスの中心的な存在になった。 しかし牧之瀬ひまり自身は中学の頃からまったく変わっておらず、アニメやかわいいものが大好きなオタクっぽい性格。また極端な人見知りで、街では店員に声を掛けられる事を怖れて一人でいるのを嫌っている。

北沢 みさき (きたざわ みさき)

高校生の少女で、小野坂こはるのクラスメイト。こはるや牧之瀬ひまりとは幼なじみ。ピンク色の髪をセミロングにして左右の側頭部で、髪を編みこんでいる。太りやすい体質で足が若干太い事から、それを気にしてダイエットに励んでいる。友達のファッションをコーディネートする事が大好きで、ひまりといっしょに服を買いに行く事が多い。 初対面だった宮間みるくに対しても、全身をコーディネートさせてほしいと迫った事がある。昔からかわいいものが大好きで、見た目のかわいい橘アーニャになにかと付きまとっているが、当初はアーニャからそれを嫌がられていた。のちに、学校での橘ニナの様子をアーニャに伝える報酬として、アーニャの身体に抱きつかせてもらっている。

小野坂 さおり (おのさか さおり)

中学生の少女で、小野坂こはるの妹。中学卒業後はこはるのいる高校へと進学した。黒髪のロングヘアで、眼鏡をかけている。こはるに比べてかなり胸が小さいため、その事を気にしている。無口でクールな性格をしており、学校では「氷の女王」というあだ名を付けられている。また表情の変化に乏しい事から、あまり親しくない人物からは怖がられている。 シスターコンプレックスの気があり、こはるとスキンシップを取る事が多い。ファッションにはあまり興味を持っていないが、みんなとの話題を合わせるために興味があるふりをしている。こはるの意見を取り入れてイメージチェンジを図った事があるが、不良になったという噂が流れたために前の見た目に戻した。

橘 アーニャ (たちばな あーにゃ)

中学生の少女で、橘ニナの妹。小野坂さおりのクラスメイト。癖のある金髪をショートカットにしている。小柄な体型で、幼い顔立ちをしている。お淑やかな性格で、上品なしゃべり方をする。さおりの事が大好きで、中学卒業後は彼女といっしょの高校に進学した。しかし、高校ではさおりや宮間みるくとは違うクラスに在籍している。 初対面時から北沢みさきに懐かれているが、当初はみさきから抱きつかれたりする事に対して快くは思っていなかった。しかし、みさきを通じてニナの学校での様子を聞く事により、対価として話の内容に応じた秒数だけ抱きつく事を許可するようになった。

宮間 みるく (みやま みるく)

中学生の少女で、宮間いちごの妹。小野坂さおりのクラスメイト。赤色の髪をおさげの髪型にしている。以前は前髪で目元を隠していたが、北沢みさきからヘアピンをもらってからは、それを使って片目だけ見えるようにしている。非常に巨乳で、クラスでは一番大きい。物静かな性格で、極度の恥ずかしがり屋。さおりにあこがれを抱いていたところ、橘アーニャの紹介で彼女となかよくなった。 その後、さおりやアーニャといっしょに遊びに出かける仲となり、中学卒業後も同じ高校へと進学した。

八代 ちよこ (やしろ ちよこ)

高校生の少女で、茶道部に所属している。ピンク色の髪をショートカットにしている。フランクで親しみやすい性格で、茶道部の後輩である橘ニナには「チョコ」と呼んでほしいと伝えた。茶道部ではあまりまじめな活動をするタイプではなく、大抵眠ったり、だらだらしている事が多い。

宮間 いちご (みやま いちご)

高校生の少女で、八代ちよこの友人。宮間みるくの姉。赤色の髪をロングヘアにして、頭にはカチューシャを付けている。お淑やかな性格で、世話上手。ファッションの話題に詳しく、ちよこを相手にその知識を披露する事が多い。ちよこといっしょに茶道部の部室に顔を出すため、橘ニナとも顔見知り。

橘 エミール (たちばな えみーる)

デンマーク人の女性で、橘ニナ、橘アーニャの母親。金髪のポニーテールで容姿端麗。子供っぽい性格で、ニナらが遊んでいるとその輪に加わって来る事が多い。夫は演奏家として世界を飛び回っている事から、ヒマを持て余して吉沼千紗を連れ出す事が多い。

吉沼 千紗 (よしぬま ちさ)

小野坂こはるの担任の女性教師。黒髪のロングヘアで眼鏡をかけており、おっとりとした雰囲気を漂わせている。お淑やかな性格ではあるものの、教師として威厳ある態度を身につけたいと考えている。しかし、こはるのペースに乗せられ、威厳を見せる事ができないでいる。だが親しみやすい教師として、生徒からは人気がある。こはる達の監督役となって以来、橘エミールとなかよくなった。 その後、彼女からママさんバレーに誘われたり、いっしょに酒を呑みに行く仲となっている。

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