概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
高尾 涼太 (たかお りょうた)
かつて「ころがし涼太」と呼ばれた暴走族だったが、現在はバス運転手として働いている。運転とケンカの腕前はバツグンで、近郊の元不良たちからは今も恐れられている。パンチパーマに鋭い目つきで、外見はとてもバス運転手には見えない。女好きで気分屋。その場のノリで運行ルートを変えたり暴走したりと、破天荒な性格。 明るく陽気で、モテモテなので関係する女性は数多いが、特定の彼女はいない。初体験は8歳。暴走族時代の涼太にヤキを入れられたことを恨み復讐に現れる者が今も絶えないが、たいがいは返り討ちに遭う。
大野 貴志 (おおの たかし)
暴走族時代の涼太の舎弟だった坊主頭の男。現在は自動車整備工場を経営している。引退したわけではなく、現在も暴走族S・クラウンのリーダーである。ケンカはけっこう強い。涼太の命令でバスを改造させられたり無料で車を修理させられたりと、無茶な要求をされることは日常茶飯事。 ユキという彼女と長い付き合い。タカシの自動車整備工場が涼太や田島、吉本たちの溜まり場となっている。
ユキ
自動車整備工タカシの彼女。ポニーテールがトレードマーク。たいがいミニスカートで露出度の高い服装をしている。もともとは地元で1番の不良だった涼太に憧れ、涼太に近づくため舎弟のタカシと付き合ったという経緯がある。現在でもチャンスがあれば涼太と一夜を共にしたいと密かに考えており、タカシを嫉妬させる。 涼太たちの近くにいるのでトラブルに巻き込まれることも多く、そのたびに犯されそうになったり脱がされたりと、物語上のサービスカット要員の側面も持つ。
田島 竜男 (たじま たつお)
学生時代は不良だったが涼太によく痛めつけられており、現在も涼太には頭が上がらない。幼なじみの吉本とよくつるんでいる。現在は実家のせんべい屋で父親と2人暮らし。ゴリラのような外見で、スケベでちゃらんぽらんな性格なので全くモテない。父親が嫁探しに努力しても全て失敗に終わる。
吉本 健伍 (よしもと けんご)
口髭が特徴。学生時代は不良だったが涼太によく痛めつけられており、現在も涼太には頭が上がらない。幼なじみの田島とよくつるんでいる。現在は実家の自転車屋で両親と妹の4人暮らし。田島と同じく全くモテず、常に彼女を求めている。妹の美貴が不良になってしまったことを心配する妹思いの面もある。
吉本 美貴 (よしもと みき)
吉本の妹。グレてしまい、高校に行かずに非行を続けている。不良時代の涼太が初恋の相手で、彼に憧れ続けている。涼太のことが好きだが、気が強いので素直に感情を出せず、面と向かうとつい反抗的な態度をとってしまう。
西村 正義 (にしむら まさよし)
ヤクザの組長。鋭い目つきに角刈り、常にスーツ姿と、典型的なヤクザスタイル。涼太とは中学の同級生で、よくケンカをした悪友。現在の涼太と互角に渡り合える数少ない人物。涼太のことは「高尾君」と呼ぶ。
蛯沢 勝男 (えびさわ かつお)
奈良のバス運転手の息子。不良だったが、父親から涼太がいかに強いかを聞かされ、弟子入りするため上京してきた。常にマスクを着用し、眉毛を剃っている不良スタイル。ヤクザの組長・西村の下で働くこととなった。スプーン曲げや念動力などの超能力を持つ。
高尾 摩耶 (たかお まや)
涼太のいとこの14歳の少女。親は運送会社を経営しており大金持ち。同じ血筋ゆえか涼太に似て破天荒な性格。まだ子どもなのに運転するなど過激な行動をとり、涼太の手を焼かせる。涼太を慕ってつきまとい、ついには転校までして涼太のマンションに引っ越してきてしまった。
石田 鉄次 (いしだ てつじ)
「チョーパン鉄次」の異名の通り、石より硬い額での頭突き攻撃で暴れまわっていた不良。しかし涼太と対決した際に自慢の額を割られ敗北し、ハワイにまで逃亡した。常に復讐の機会をうかがっており、好色な白人女性ナンシーやアフリカ帰りで動物をあやつる男など様々な刺客を涼太に対して放つが、結局いつも負けてしまう。
夏木 (なつき)
暴走族時代の涼太と同期で張り合っていた男。角刈りで面長。現在は寿司職人として菊寿司で働いている。しかし今も涼太への対抗心は強く、寿司職人になったのも、涼太の弱点がシメサバだからである。
尾神さん (おがみさん)
暴走族時代の涼太の先輩で、涼太が唯一頭の上がらない存在。元女子プロレスラーの妻がいるが、放浪癖があり、家に帰ってくるのは何年かに1度。図々しい性格で、涼太たちに会うと堂々と金の無心をしてくる。そのため涼太たちからは内心迷惑がられているが、そんなことは気にせず彼らにタカり続ける。
苅谷と根室 (かりやとねむろ)
高校時代は涼太と張り合っていた不良だった。素行が悪く、女子生徒を強姦し自殺に追い込んだことを涼太に知られ、成敗された。その時に根室は鼻の先がそげてしまったので常に絆創膏を貼っており、苅谷は右眼が義眼である。涼太を恐れて一時は街を去ったが、復讐のため戻ってきた。 しかしあっさり返り討ちに遭い、その後は街に残り肉体労働をして暮らしている。
愛子 (あいこ)
カーリーヘアが特徴的な不良。吉本美貴のグループの後輩。男に対してルーズな面がある。男児を出産し、その父親が涼太だと言い出して騒動を巻き起こした。実際は男児の父親はヤクザの組長・西村だった。その後次男も出産。なぜかこの子は涼太に顔がそっくりである。
書誌情報
ころがし涼太 17巻 日本文芸社〈ゴラク・コミックス〉
第1巻
(1986-12-01発行、978-4537030693)
第2巻
(1987-06-01発行、978-4537031034)
第3巻
(1987-08-01発行、978-4537031164)
第4巻
(1988-01-01発行、978-4537031430)
第5巻
(1988-04-01発行、978-4537031614)
第6巻
(1988-08-01発行、978-4537031874)
第7巻
(1988-12-01発行、978-4537032123)
第8巻
(1989-04-01発行、978-4537032345)
第9巻
(1989-08-01発行、978-4537035513)
第10巻
(1989-12-01発行、978-4537035780)
第11巻
(1990-05-01発行、978-4537036022)
第12巻
(1990-09-01発行、978-4537036251)
第13巻
(1990-12-01発行、978-4537036480)
第15巻
(1991-08-01発行、978-4537037005)
第16巻
(1992-01-01発行、978-4537037272)
第17巻
(1992-04-01発行、978-4537037470)
ころがし涼太 14巻 日本文芸社〈GORAKU COMICS〉
第14巻
(1991-04-01発行、978-4537036763)
ころがし涼太 20巻 日本文芸社〈ゴラクコミックス〉
第18巻
(1992-12-01発行、978-4537037715)
第19巻
(1992-12-01発行、978-4537037975)
第20巻
(1993-10-01発行、978-4537038613)
ころがし涼太 29巻 日本文芸社〈Nichibun comics〉
第21巻
(1994-04-01発行、978-4537038927)
第22巻
(1995-01-01発行、978-4537039467)
第23巻
(1995-12-01発行、978-4537096248)
第24巻
(1996-11-01発行、978-4537096934)
第25巻
(1998-01-01発行、978-4537097627)
第26巻
(1998-07-01発行、978-4537097924)
第28巻
(1999-04-01発行、978-4537098358)
第29巻
(1999-05-01発行、978-4537098426)
ころがし涼太 7巻 日本文芸社〈Gコミックス〉
v.8
(2002-12-01発行、978-4537150599)
v.9
(2003-03-01発行、978-4537150698)
v.10
(2004-03-01発行、978-4537151282)
v.11
(2005-03-01発行、978-4537151831)
v.12
(2005-07-01発行、978-4537152104)
v.13
(2005-11-01発行、978-4537152395)
v.14
(2006-02-01発行、978-4537152616)
v.15
(2006-05-01発行、978-4537152869)
v.16
(2006-08-01発行、978-4537153101)
v.17
(2006-10-01発行、978-4537153286)
v.18
(2007-02-01発行、978-4537153637)
v.20
(2007-06-01発行、978-4537154030)
v.21
(2007-08-01発行、978-4537154283)
第1巻
(2001-03-01発行、978-4537150032)
第2巻
(2001-05-01発行、978-4537150070)
第3巻
(2001-07-01発行、978-4537150117)
第4巻
(2001-12-01発行、978-4537150223)
第5巻
(2002-03-01発行、978-4537150308)
第6巻
(2002-06-01発行、978-4537150391)
第7巻
(2002-09-01発行、978-4537150506)







