すんドめ

フェティッシュな性嗜好を持つ少年と、サディスティックな支配欲を持つ少女の、「セックスはしない」という約束を前提とした性的な交流を描くラブコメディ。また、悲恋譚としての側面も持つ青春漫画。2007年から2009年にかけ、宇田川大吾監督、二宮敦主演で、4部作で映画化されている。ただし、設定は漫画版とは異なる部分が多い。2017年には『すんドめNew』のタイトルで横山一洋監督、高崎翔太主演で再映画化され、こちらは漫画版に則した内容となっている。

正式名称
すんドめ
ふりがな
すんどめ
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
ヤングチャンピオンコミックス(秋田書店)
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概要・あらすじ

男子高校生の相羽英男は、転校生としてやって来た早華胡桃に一目惚れをしてしまう。「地球最後の2人になる日が来たとしても、君とセックスはしない」と語りながらも、性的な挑発を繰り返してくる胡桃に対し、英男は否応なしに惹かれていく。2人の奇妙な交際は続き、セックスだけはしないという約束のもと、行われる行為は次第にエスカレートしていく。

それと並行して、身体の弱い胡桃が学校を休んだり、学校で倒れることが頻発。英男は不安を隠し切れないが、胡桃は自分の健康上の問題については英男に何も語ろうとせず、頑なな態度を取り続ける。

登場人物・キャラクター

相羽 英男 (あいば ひでお)

高校1年生の男子。クラスは1-Cで、浪漫倶楽部の第38代部長を務めている。転校生としてやって来て、クラスメイトになった早華胡桃に一目惚れをし、恋人同士でもなくセックスフレンドでもない、それでも互いに性的な行為をし合うという、奇妙な関係を形成するようになる。さまざまな嗜癖を持つかなりのフェティシストであり、中でも特に放尿に対して強い執着を持つ。

早華 胡桃 (さはな くるみ)

高校1年生の女子で、相羽英男の所属する1-Cに転校生としてやって来た。転校当初から英男に興味を示し、英男が所属する浪漫倶楽部に入部する。捉えどころのない、小悪魔的なキャラクターを表面的には装いつつ、いつも英男に過激で支配的な命令をしている。一方で英男のフェティッシュな要求にドン引きして、年相応の少女らしい反応をしてしまうこともしばしば。 胸が小さく、そのことにコンプレックスを抱いている。実は身体が非常に弱く、いつも病院に通っている。

京子 (きょうこ)

相羽英男と同じ高校に通う、ギャル系の女子。なんとなく浪漫倶楽部に出入りするようになり、正式には入部しないものの、実質的に部員と変わらない立場で浪漫倶楽部のイベントなどに参加するようになる。早華胡桃とはまったく異なるタイプだが、仲は良い。巨乳の持ち主であり、それを鼻にかけているところがある。年着勝とはクラスが同じで、想いを寄せられている。

年着 勝 (としつく かつ)

相羽英男と同じ高校に通う男子で、浪漫倶楽部の部員の1人。眼鏡をかけた凡庸なオタク少年だったが、京子に恋をするようになり、巨乳に執着するようになる。英男ら友人からは「カッつん」、京子からは「タラコ」と呼ばれている。

八津 達也 (やつ たつや)

相羽英男と同じ高校に通う男子で、浪漫倶楽部の部員の1人。「愛夢」という人形を愛玩するフェティシスト。浪漫倶楽部に顔を出すメンバーが実質的に6人であり、英男は早華胡桃と、年着勝は京子とペアで行動することが多いため、元部長とペアを組まされることが多い。ただし、何かとセクハラを仕掛けられることが多く八津達也本人は嫌がっている。 英男ら友人からは「たっちゃん」と呼ばれている。

元部長 (もとぶちょう)

相羽英男と同じ高校に通う男子で、浪漫倶楽部の第37代目の部長。つまり英男の先代の部長にあたる。「童貞を守らなければならない」という浪漫倶楽部の掟を破ったため、除名された。だが、その後もごく普通に顔を出し続けており、実質的には部員と何ら変わるところはない。アナルに執着するフェティシストであり、相手の性別を選ばないので、行動をともにすることが多い八津達也に非常に警戒されている。

中年男性 (ちゅうねんだんせい)

早華胡桃の家に出入りしている、正体不明の中年男性。羽振りが良く、相羽英男と胡桃を寿司屋に連れて行って奢ったこともある。英男からは胡桃と男女の関係にあるのではないかと疑念を抱かれており、激しく嫉妬されている。

集団・組織

浪漫倶楽部 (ろまんくらぶ)

相羽英男が部長を務めている、高校のオカルト研究会。本来はオカルトスポット巡りや、ツチノコ探しなどをする好事家の集団のはずだが、実質的にはただの仲良しグループとしての面が強い。浪漫倶楽部に所属するための掟として「童貞を守らなければならない」というものがある。OBが非常に強い力を持っており、掟に従って童貞を守り抜いたまま浪漫倶楽部の部員として卒業した者は、卒業後にOBたちから強力な後援を受けることができる。

その他キーワード

波の華 (なみのはな)

海辺において、岩場に砕け散った波が白い泡となって、花のように舞い飛ぶさまを例えていう言葉。一種の自然現象であるが、真冬の北国でしか見ることができない。早華胡桃は相羽英男に、いつか波の華を見に連れて行って欲しいと口にしているが、彼らの暮らしている場所からだと、波の華を見るためには最低でも数日間の旅程が必要となる。

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