ひとりぼっちで恋をしてみた

ひとりぼっちで恋をしてみた

自分の通う高校の男性教師である豊崎康平に、許されないことと知りながら思いを寄せる野田有紗の恋模様を、北海道の雄大な景色とともに描くラブストーリー。北海道が舞台ということもあり、牧歌的な描写が多いのが特徴となっている。「月刊ヤングマガジン」2018年10号から連載の作品。

正式名称
ひとりぼっちで恋をしてみた
ふりがな
ひとりぼっちでこいをしてみた
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あらすじ

第1巻

高校生の野田有紗は、演劇部の顧問で美術の教師でもある豊崎康平に思いを寄せていた。そんな有紗の気持ちを知った友人の一人が、バレンタインデーにチョコレートを渡して豊崎が有紗のことをどう思っているのか確かめようと提案する。しかしバレンタインデーに、豊崎の知人の女性が亡くなってしまう。これにより、自分の恋心が周囲の人たちに迷惑をかけているのではないかと思い悩んだ有紗は一人で家を出る。だが、なんの伝手もない有紗は仕事を見つけることもできず、さらに親からも見放されてしまう。困り果てた有紗に声を掛けてきたのは千晶という女性だった。彼女が水商売をしていることを知った有紗は、自分もいっしょに働きたいと千晶に相談する。

登場人物・キャラクター

野田 有紗 (のだ ありさ)

北海道に暮らす女子高校生で、美術部に所属している。教師の豊崎康平に思いを寄せており、日々豊崎のデッサンをして過ごしている。豊崎に対する思いは決して許されるものではないと自覚しており、自らの気持ちを打ち明けてはならないと思っている。そんな自分の思いが周囲の人たちに迷惑をかけていると思い詰めた末に家出をし、千晶と出会う。

豊崎 康平 (とよざき こうへい)

野田有紗の通う高校で教師を務める男性。演劇部の顧問であり、上演する脚本を自ら執筆している。時間を忘れて脚本の推敲に没頭しているため、教室では居眠りをすることが多い。有紗が自分に思いを寄せていることには気づいていないが、自身に懐いている生徒の一人として認識しており、それなりに気にかけている。

千晶 (ちあき)

野田有紗が家出をした時に出会った女性。アパートで一人暮らしをしており、ゴミ捨て場で野宿していた有紗を自宅へ招く。家出をしてきたと言う有紗に対して、当初は交通費を渡して家に帰るように諭すが、帰りたくないという有紗の心情を察していっしょに暮らすようになる。水商売に従事しており、昼夜逆転の生活を送っている。

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