そふてにっ

そふてにっ

北海道にある白玉中学校の女子ソフトテニス部に所属する春風明日菜をはじめとする4人と、後に加入する2人を合わせた6人の部員たちが、全国大会出場を目指して奮闘する様を描いた作品。連載当初は1つのエピソードが1ページ~数ページと短く、ソフトテニスに関係のないギャグ的要素や日常系エピソードも多かったが、じょじょに一回の連載分をまるまる使った試合などの描写が増え、ギャグ漫画からスポーツ漫画へとシフトしていく。

正式名称
そふてにっ
ふりがな
そふてにっ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

北海道にある白玉中学校の女子ソフトテニス部に所属する春風明日菜沢夏琴音秋山千歳冬川来栖の4人は中学生活を満喫しながらも、全国大会出場という目的に向かって練習の日々を送っていた。やがて新たにエリザベス・ウォーレン平岸やよいの2人が加入し、テニス部は地区大会を勝ち抜き、北海道大会へと駒を進める。

ライバルとの戦いや、超古代文明の末裔との試合のすえ成長した明日菜たちは北海道大会でも奮闘する。惜しくも敗れるが己の力を出し尽くした彼女たちには達成感があった。そして9年の時がたち、そこでは、大人になっても楽しくテニスを続ける明日菜たちの姿があった。

登場人物・キャラクター

春風 明日菜 (はるかぜ あすな)

白玉中学校ソフトテニス部員。柔軟体操中の「股を開いて」といった何気ない言葉から、セクシャルな妄想を繰り広げてしまう、暴走気味な想像力を持っている。テニスの実力は普通で、秀でた才能を持っているわけではないが基礎練習の走り込みをこなしているため、ここぞという時に機動力の高さを見せることがあり、それが強敵との試合で輝くこともある。 テニスへの取り組み姿勢はまじめで、その熱心さで北海道大会において敗れはしたものの、テニスを見くびっていた橘妙美を改心させた。

沢夏 琴音 (さわなつ ことね)

白玉中学校ソフトテニス部員。髪をツインテールにまとめた活発な印象の女の子。性格も天真爛漫で直情的。天才的な空手の才能を持っているが、空手にはあまり熱意がない。その折に自分をテニスの道に誘った顧問の三島木洋に惚れているが恋愛には不器用で、なかなか切り出せないでいる。持ち前の身体能力を活かした、良い言い方をすればパワフル、悪い言い方をすれば力任せなテニスをしていたが、強敵との試合を経て少しずつ技術を身につけていく。

秋山 千歳 (あきやま ちとせ)

白玉中学校ソフトテニス部の部長。部長という立場にあるが、テニスの腕前は部員のなかでもとりわけ低く、サッカーでいうリフティングのように、ボールを叩いて空中でコントロールしようとするだけで、ボールを追いかけて学校の敷地を出て行ってしまうほど。食欲が人並み外れて高く、食べ物がかかると性格が一変し、運動能力も急上昇する。

冬川 来栖 (ふゆかわ くるす)

白玉中学校ソフトテニス部員。焼けた肌をした小柄な少女。口数が少なく、また急に被り物をして周囲を驚かせるなどつかみどころのない性格をしている。頻繁に海外に行っているような描写もあり、謎の多い人物。テニスの実力も高く、北海道大会の1回戦ではまったく戦力にならない秋山千歳とダブルスを組み、実質的に1人で相手に勝利してみせた。

エリザベス・ウォーレン (えりざべすうぉーれん)

イギリスから白玉中学校に転校生としてやってきてソフトテニス部に入部した。おしとやかで、やや天然ボケ気味な性格をしている。テニス経験は長く、大きな大会での優勝経験もある実力者。かつて三島木洋がイギリスに合宿で訪れた際に彼を見初め、それ以来好意を抱き続けており、彼女の振る舞いが同じく三島木を想う沢夏琴音をやきもきさせることもある。

平岸 やよい (ひらぎし やよい)

白玉中学校の1年生。春風明日菜たちの勧誘により、なかば強引にソフトテニス部に入部することになった物静かな性格の女子生徒。秋山千歳と同じレベルの運動音痴で、球を打つことすらおぼつかない。霊媒師の一族に育った関係か、死別した姉の平岸うづきにとりつかれていて、テニスの実力者であった彼女に時おり体を乗っ取られることがあり、その際は高い技量を見せる。

三島木 洋 (みしまぎ よう)

白玉中学校ソフトテニス部の顧問を務める男性教諭。眠たげな表情を浮かべてボサボサの髪をして、生活力も低いというだらしない一面を持っているが、テニスの実力と顧問としての指導力は高く春風明日菜ら部員たちからの信頼も厚い。テニスへの想いも真摯であり、北海道大会で、かつてペアを組んでいた雁木貴之率いるチームと対戦した際は、敗れはしたものの双方の健闘をたたえ合っていた。

獅堂 岬 (しどう みさき)

黒玉中学校ソフトテニス部の部長。女子シングルスで全国優勝の経験を持つ。作中でも屈指の実力者だが、テニス以外の部分ではかわいいもの好きだったり、とぼけた一面を見せることもある。実家はかなりの資産家で、巨大なトレーニング施設を所有しており、それを他校の生徒に貸し出す気前のいい面もある。

竜崎 美蘭 (りゅうざき みらん)

黒玉中学校のソフトテニス部員。獅堂岬に匹敵する高い実力を持ち、エース扱いされている女子生徒。岬とダブルスを組む場合は後衛に回ることが多く、一度も相手にボールを自分の後方に抜かせたことがないというディフェンス力を持つが、春風明日菜、沢夏琴音ペアと試合をした際に初めて、後ろを破られることとなった。

天地 玲緒 (あまち れお)

赤玉中学校のソフトテニス部マネージャーを務める男子生徒。中世的な外見をしており、女装すると女子生徒にしか見えなくなる。玲緒という名前から“ジャングル大帝”とあだ名されている。春風明日菜がスポーツ用品店に買い物に行った際に出会い、そこで彼女に一目ぼれしている。本人に自覚はないがマッサージに関して非凡な才能を持ち、相手を絶頂させてしまうため、返って疲れさせてしまうことがあり、本人は自分を未熟者と思っている。

橘 妙美 (たちばな たえみ)

札幌笑止女学院のソフトテニス部員。アイドルユニット“ソフューム”のメンバーであり、テニスの実力はあるものの、テニスをアイドルの自分を輝かせるための道具としてしか思っていなかった。北海道大会においてダブルスの両面が前に出るダブルフォワード戦略で春風明日菜たちを翻弄し、勝利するが、明日菜の見せたテニスへのひたむきな思いに感化され、テニスの面白さに目覚める。

木場 澄乃 (きば すみの)

強豪校と言われる赤玉中学校のソフトテニス部員。ショートカットのボーイッシュな性格をしている。白玉中学校との親善試合から因縁が生まれ、再び練習試合が組まれたさいは、フレンドリーに接しようとする春風明日菜らに対して、テニスは真剣勝負だとつっぱねた。当初は明日菜たちをみくびっていたが、想像以上の実力を見せる彼女たちをライバルとして認めて全力の勝負を挑む。

雨宮 芹葉 (あまみや せりは)

赤玉中学校のソフトテニス部員で木場澄乃とペアを組む。長く伸ばした前髪で片目を隠している外見が特徴的。テニスの実力もしっかりあり春風明日菜ペアとの試合では、たくみなボールコントロールで彼女らの陣形をかく乱してポイントを先取し、強豪校の実力を見せつけた。

平塚 由良 (ひらつか ゆら)

黒玉中学校のソフトテニス部員。他人のことを覗き見るのが好きで、それによって興奮するという変態的な性格をしている。その性癖もあって、他校の動向を探るスパイ的な役割を担っている。白玉中学校のことを調査しにきた際は冬川来栖の常識はずれな行動に戦慄していた。

アニメ

そふてにっ

北海道のとある田舎に所在する白玉中学校。そのソフトテニス部は三島木洋を顧問に、春風明日菜、沢夏琴音、秋山千歳、冬川来栖の部員4名で、全国大会優勝を目標として掲げつつも、日々マイペースに活動を行っている... 関連ページ:そふてにっ

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