概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
勝 改蔵
虎馬高校の2年生で、科特部の部員。幼いころは真面目な天才少年だったが、事故に遭ってから自分が人造人間だと思い込む。容姿端麗だが思ったことをすぐ口にする正確が災いして、人を怒らせることもよくある。物語の序盤では変人として周囲をトラブルに巻き込んでいたが、中盤以降は暴走する名取羽美や坪内地丹の突っ込み役となっていった。
名取 羽美
主人公勝改蔵の幼馴染みで、彼の事故の原因を作った張本人。勝改蔵と同じ虎馬高校の2年生で科特部の部員。黒いロングヘアが特徴。序盤は勝改蔵の突っ込み役だったものの、88の人格を持つ多重人格者であることが明かされてからは、猟奇的な一面を見せるようになる。人とコミュニケーションを取るのが苦手で、友達も少ない。
坪内 地丹
常にやられ役の下っ端キャラ。勝改蔵と同じ虎馬高校の2年生で科特部に所属する。いつも度の強い眼鏡をかけ、極度の内弁慶で地味でネガティブ。しかし眼鏡を外すと美男子に変貌する。物語が進むに連れて下っ端キャラの面が強くなり、不良たちにカツアゲの被害に遭う場面も。
山田
勝改蔵のクラスメイトで、クラス委員も務めている。名前の文字がだんだんと消えていく謎の病にかかっているため、本名は不明。焼きそばパンが好物。
彩園 すず
勝改蔵の先輩で、科特部の部長。アイドルとして活動していた過去を持ち、業界や学校に対する絶大な権力を持っている。
坪内 砂丹
坪内地丹の双子の弟。兄とほぼ同じ容姿だが、喧嘩は強く、内面も明るく社交的。
坪内 牡丹
坪内地丹の妹。あまり目立たない、内気でおとなしい性格の中学生。他の兄弟と同じく眼鏡をかけている。
泊亜 留美
坪内地丹のバイト先の後輩。坪内に好意を寄せているが、鈍感な性格のため彼からのアプローチを見逃しがち。
神崎 美智子
勝改蔵のクラスメイトで、漫画やアニメの大好きな少女。周囲には黙って同人活動をしていたが、勝改蔵にバラされてしまう。
よし子先生
虎馬高校の教師。最初は保健医だったものの、後に勝改蔵のクラスの担任に就く。
美良野 マリオ
かつて天才塾で講師を務めていた。おしゃれやファッションに精通しており、勝改蔵からは「おしゃれ先生」と呼ばれている。
集団・組織
科学特捜部
『かってに改蔵』に登場する団体。虎馬高校の部活であり、勝改蔵たちが活動の拠点としている。元々は科学部という普通の部活動だったが、改蔵の奇行がきっかけで部員が4人に減った。
天才塾
『かってに改蔵』に登場する団体。勝改蔵が幼少期に通っていた学習塾。入塾審査が厳しく、特別な才能を持った子供しか入れない。改蔵が爆発事故を起こして崩壊した。
場所
虎馬高校
勝改蔵達が通っている公立高校。練馬区と埼玉県の中間に位置するとらうま町にあり、校内では奇妙な出来事が次々と起こる。
書誌情報
かってに改蔵〔新装版〕 14巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉
第1巻
(2010-04-16発行、 978-4091220752)
第2巻
(2010-04-16発行、 978-4091220769)
第3巻
(2010-05-18発行、 978-4091220776)
第4巻
(2010-06-18発行、 978-4091220783)
第5巻
(2010-07-16発行、 978-4091220790)
第6巻
(2010-08-18発行、 978-4091220806)
第7巻
(2010-09-17発行、 978-4091220844)
第8巻
(2010-10-18発行、 978-4091220851)
第9巻
(2010-11-18発行、 978-4091220868)
第10巻
(2010-12-17発行、 978-4091220875)
第11巻
(2011-02-18発行、 978-4091220882)
第12巻
(2011-03-18発行、 978-4091222299)
第13巻
(2011-04-18発行、 978-4091222305)
第14巻
(2011-06-17発行、 978-4091222350)