概要・あらすじ
高校に入学して2か月。ノリがよい陽キャの篠原成智は、クラスでも人気者になっていた。ただ、いつも一人で小説を読んでいる美少女の滝沢優凜とは、話すどころか目も合わせたことがなかった。そんなある日、優凜の机から落ちた本を拾ったことで、篠原は初めて彼女と言葉を交わす。その日の帰り。篠原は本屋に立ち寄り、優凜が読んでいた「橋」上下巻を手に取った。すると偶然、そこに優凜が現れる。「橋」を手にした篠原を見て、「貸そうか?」と声をかける優凜。上巻は読み終えたからという優凜だが、篠原は自分で本を購入して帰った。翌日、「橋」の下巻を読む優凜を眺めた後、篠原は上巻を読み始める。これが二人の初めての繋(つな)がりであった。それからしばらく後、他にもおすすめの本を教えて欲しいと言う篠原を、優凜は自分の家に招く。二人は、その日を境に関係を持ち、付き合うようになった。篠原は、二人の関係を周囲に知らせず、優凜をひとりじめしたいと言い、優凜もそれを了承した。こうして二人は、誰にも秘密で甘い関係を続けることになった。
登場人物・キャラクター
篠原 成智 (しのはら なち)
高校1年生の男子。滝沢優凜のクラスメート。金髪のイケメンで、ノリがよいクラスの人気者。身長175センチ、体重59キロ。血液型はA型で、テニス部に所属し、趣味はスポーツ全般と簡単な料理。根気がいる作業は苦手。中学生時代から女性にはモテまくっていた。あだ名は「篠」。入学以来、いつも一人で小説を読んでいる優凜のことが気になっていた。6月のある日、優凜の机から落ちた本を拾ったことがきっかけで、彼女と付き合いはじめる。彼女をひとりじめしたいという思いから、二人の関係を秘密にする。
滝沢 優凜 (たきざわ ゆうり)
高校1年生の女子。篠原成智のクラスメート。三編みのツインテールが特徴のクールな美少女。身長157センチ、体重46キロ。血液型はB型で、趣味は読書とボンヤリ景色を眺めること。うるさい場所は苦手。小学生の頃から読書家で、教室でも一人で本を読んでおり、友達と遊ぶこともなかった。人との関わりを避けることで自分を守ってきたため、篠原が初めての彼氏。
書誌情報
つれない彼女のひとりじめ 7巻 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉
第1巻
(2021-11-18発行、 978-4098507894)
第2巻
(2022-02-17発行、 978-4098508952)
第3巻
(2022-06-17発行、 978-4098511648)
第4巻
(2022-11-17発行、 978-4098514144)
第5巻
(2023-04-12発行、 978-4098520077)
第6巻
(2023-09-12発行、 978-4098528240)
第7巻
(2024-03-19発行、 978-4098531592)