概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ななこ
泣き虫でドジだが、愛と正義のために健気に戦う超能力女子高生すーぱーがーる。普段はクラスの雑用を一手に引き受ける。肩までの髪に赤いヘアバンドをし、常にセーラー服姿。空中浮遊やテレポート、テレキネシス、透視、怪力、電撃、はてはタイムトラベルなども使える。 しかし、テレパシーは使えず、空気を読まない発言、行動が多く、周囲の反応から自分を責める内向的な性格である。ななこのカラダ(出汁でも可)の一部を取り入れると、一時的だが超能力が使えるようんになる。父母も同じタイプの超能力者。
四谷 栄一郎 (よつや えいいちろう)
頭脳明晰なマッドサイエンティスト。10歳で東大を卒業、ハーヴァード大学、ケンブリッジ大学を経て、今は不遇の高校生。高校の授業はつまらないため、クラブ(研究室)で研究に没頭している。趣味は貯金と自分の発明による世界征服。女性にはまったく興味を示さない。金儲けに異常な執着をみせ、ななこを使って何でも屋のすーぱーがーるカンパニーを立ち上げ、非道な金儲けに走る。 ななこからの好意を寄せられている。眼鏡と長髪がトレードマーク。
飯田橋博士 (いいだばしひろし)
漫画家志望の小柄な男子高校生。ななこと偶然知り合ったことから、漫画のモデルにするべく彼女の学校へ転校。黒縁眼鏡をかけ、いつも学帽を被っている。常識人で、たいてい損をする役回り。ななこに惚れている。すーぱーがーるカンパニー設立の際は、なぜか積極的だが、四谷の実体を知るにつけ、反協力的になっていった。
Dr.石川 (どくたーいしかわ)
卵焼きが好きなマッドサイエンティスト。やはり、目的は世界征服で、四谷と戦いを繰り返す。ロボット工学から超能力研究まで守備範囲は広い(四谷と同等)。地球を守るためには、四谷らと協力することもある。フランケンシュタインの怪物似だが、モデルは漫画家のいしかわじゅんであることを作者の吾妻ひでおがエッセイで明かしている。
Dr.Oトモ (どくたーおおとも)
マッドサイエンティスト。太っているのがコンプレックス。息子は超能力中和能力を持っている。ななこを利用しての世界征服を考えているが、同じ目的のDr.石川より他力本願な性格が見える。異星人からの地球防衛のためには、Dr.石川らと力を合わせている。モデルは漫画家の大友克洋。
集団・組織
すーぱーがーる会社 (すーぱーがーるかんぱにー)
『ななこSOS』に登場する組織。ななこの超能力を使い、愛と正義と世界平和を守るという名目で四谷が作った。基本的な労働内容は内職や荷物運びなどで、その目的は金儲け。