スーパージェッター

スーパージェッター

20世紀の日本に存在する犯罪捜査機関国際科学捜査局を舞台に、平和を守るために悪と戦う未来のタイムパトロール隊員ジェッターの姿を描く。同名のテレビアニメを雑誌展開するために久松文雄がコミカライズしたもの。

正式名称
スーパージェッター
ふりがな
すーぱーじぇったー
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
関連商品
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概要・あらすじ

30世紀のタイムパトロール隊員であるジェッターは、犯罪者ジャガーを追跡中に事故に遭い、20世紀の日本にタイムスリップしてしまう。愛機の流星号の故障で30世紀に帰れなくなったジェッターは、指名手配犯のバリコンに捕らわれた女性カメラマン水島かおると出会う。それ以来ジェッターは、20世紀で平和を守るために悪と戦うことを決心した。

登場人物・キャラクター

ジェッター

30世紀のパトロール隊員で、戦闘時には黄色の戦闘服を着用している。パトロール中の事故で20世紀の日本にタイムスリップし、それ以来国際科学捜査局と協力して平和を守るために未来から持ってきた数々の武器で戦う。30世紀の未来人として現代人をはるかに凌ぐ体力と知力を持ち、5倍の筋力と数倍の知能指数を持つ。 しかし時間を止めている間にエレベーターを動かそうとしたり、愛機である流星号の速度を出し過ぎた結果事故を起こすなど、うっかりしたところが多い。

水島 かおる (みずしま かおる)

ボブヘアーで赤いベレー帽がトレードマーク。ゴーストタウンの撮影に来ていた最中に指名手配犯のバリコンに捕まり、愛機と共に墜落したジェッターと出会う。当初はジェッタ―が未来からタイムスリップしてきたという話を信じていなかったが時間を止めて見せたジェッタ―を見て彼を国際科学捜査局の西郷長官に紹介する。 なにかと捕まっていることが多い。

ジャガー

30世紀の指名手配犯で、駐車中のタイムマシンを奪って過去に逃げていたところをジェッターに追跡される。その際、ジェッタ―の乗っていた流星号がスピードを出し過ぎていたために衝突し、流星号と同様に乗っていたタイムマシンが故障して未来に戻れなくなってしまう。ジェッタ―と共に20世紀に飛来した後も、20世紀の悪党と手を組み悪だくみをする常に黒い戦闘服を着た人相の悪い男。 未来人なのでジェッタ―と同様知能指数が高いのか、電子計算機にかけても10年はかかると言われた計算を1日で解いてしまう。

西郷長官 (さいごうちょうかん)

国際科学捜査局の長官で、未来からやってきたジェッタ―に現代で治安を守るために働くよう依頼する。ジェッタ―や水島かおるに振り回されている描写が多い。水島かおるとの関係は不明。

バリコン

20世紀の指名手配犯。誰もいないはずのゴーストタウンで地下に眠るウラン鉱を掘る画策をしていたところ、偶然居合わせた水島かおるに写真を撮られてしまう。乗っていたヘリをジェッタ―に落とされ、噴火の中で危うく死にかけていたところをジャガーに助けられ、その後悪党同士ジャガーと行動を共にする。

ハイド博士 (はいどはかせ)

ジャガーやバリコンと共に灯台に見せかけた研究施設で兵器を開発し、部下に銀行強盗をさせてはその兵器で追ってきたパトカーを破壊していた。元は天才科学者だったが、虚弱な自身の肉体に悩み、屈強な犯罪者の肉体に自らの脳を移植した結果、悪の科学者となってしまう。小説『ジキル博士とハイド氏』の主人公をモデルにしているのではないかと考えられる。

ノア

人間の少年の様な外見をしているが、実は精巧に作られたロボット。ある日ジェッタ―たちの前に瞬間移動して現れたが、その時のショックで記憶を失ってしまう。その後ノアはワケも分からないまま謎のロボットたちに命を狙われることとなる。

オーロラ博士 (おーろらはかせ)

ノアを作った人物で、他にも多くのロボットを製造し、自らの帝国を築いている。いずれ世界をロボットだけにし、世界征服をするという野望を持っている。元はある村落の原住民であり、天才科学者であった。自身の村で行われようとしている核実験に反対していたが、抗議もむなしく、立ち退きもしないまま村人ごと村は核で吹き飛んでしまう。 博士はこの一件で人類を憎むようになり、放射能に蝕まれる体を捨てて自らもサイボーグとなった。

集団・組織

国際科学捜査局 (こくさいかがくそうさきょく)

『スーパージェッター』に登場する組織。20世紀の日本に存在する平和を守るための機関。20世紀に降り立ったジェッターに協力を要請し、犯罪捜査を取り仕切る。

その他キーワード

タイムストッパー

『スーパージェッタ―』に登場する装備。ジェッタ―が30世紀から持ってきた装備の1つで、腕時計の様な形をしており、時間を30秒間だけ止めることが出来る。しかし1度時間を止めるとエネルギーを溜めるためにその後30分は時間を止めることが出来なくなってしまう。トランシーバーの役割や流星号の呼び出し機能もある。

パラライザー

『スーパージェッタ―』に登場する装備。ジェッタ―が30世紀から持ってきた装備の1つ。銃の様な形をしているが殺傷能力は無く、ビームにあたった相手を30分ほど痺れさせ気絶させる。エネルギーを調節できる。

反重力ベルト (はんじゅうりょくべると)

『スーパージェッタ―』に登場する装備。ジェッタ―が30世紀から持ってきた装備の1つ。重力を中和することで宙に浮いたり、空を飛べたりする。また漫画内の描写では重力だけでなく、遠心力も中和できるような描写がある。

流星号 (りゅうせいごう)

『スーパージェッタ―』に登場する乗り物。ジェッタ―が愛用する車型のタイムマシンで空を飛ぶことも可能。最高速度はマッハ15で水中も移動でき、電子頭脳を積んでいるので自立行動も可能。ロボットハンドが飛び出す上、超音波ビームや高熱ビームを発射することが出来る。装甲はハイチタン鋼製でできており、推進1万メートル以上の水圧も耐える。

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