概要・あらすじ
アマノ・ギンガは、正義が好きな青年。社員による妨害を受けながらも、面接を突破してヒーローカンパニーに入社。ハドウ・ダイチ達と共に、新人研修の中でデザートファイブとして戦い、悪の組織による銀行強盗をどうにか阻止する。その後、勤務時間外に悪の組織と戦闘し、傷ついたため、アヴァター生命体と融合、アヴァターマンとして命を繋ぐ。
巨大生物と戦う中で、再度危機に陥るものの、同じくアヴァターマンに変身したハドウ達により命を救われた。自分の個性を知り始めたギンガ達。その前に、ダークヒーローカンパニーが姿を現す。
登場人物・キャラクター
アマノ・ギンガ (あまのぎんが)
23歳の青年。正義が好きな青年で、ヒーローカンパニーへ就職を希望。ハドウ・ダイチと面接日に出会い、ともに妨害をくぐり抜けて面接時間に間に合い、採用となった。新人研修時、デザートファイブの隊員に選ばれず、意気消沈。キバ・キハンに尾行されないようにと指示されていたが、ナナコに家までついてこられてしまう。 その後、隊員がさらに倒れたためソフトイエローとなった。デザートファイブとしての戦いの後、勤務時間外に悪の組織と鉢合わせ、瀕死の重傷を負う。命をつなぐ為に地球外生命体とコラボレーションし、アヴァターマンとして自分の代わりにアヴァターを現実世界に送り込んだ。その後、秘密部署へ異動。 巨大生物に襲われた際、無意識にアヴァターマンに変身し、撃退した。その後危機に陥るが、ハドウ達もアヴァターマンに変身し、助けてくれた。プールではスパラッシャーとして着ぐるみの戦隊ショーを披露するが、敵役のドロッパーズに悪の組織が入っていた為、苦戦。危機の中で正義ギレをおこし、圧倒した。 グレート・ヒーロー・レッドマスクの息子で、3歳で初めて人を救い、4歳の時には5件、5歳の時には10件の人命救助を行っていた。特技は大声と元気と反省と正義が大好きなところ。好きなスイーツはナッツの入ったチョコレート。好きな攻撃方法は近距離で、できれば話し合いで解決したい。
アヴァターマン
アマノ・ギンガが悪の組織からの攻撃にあい、生死をさまよった際に、次元空間に存在する地球外生命体アヴァター生命とコラボレーションし、ギンガ自身の力で動けるようになるまでの間、地球上で活動を行うための仮想第三イメージ・アヴァター。ギンガと合体したのは、純粋な地球外生命体ではなく、以前のアヴァターマンであり、アオギ・マツリの夫であったアオギ・ナオライ。 彼は、地球外生命体に肉体を一時提供するうちに、肉体を失い、アヴァター世界の住人となってしまった。アオギ・マツリと共に秘密部署に異動し、山奥で巨大なハサミを持つ怪物と対面した際に、ギンガの肉体をもとに能力が発動。 自ら巨大化し、戦った。
ハドウ・ダイチ (はどうだいち)
『ヒーローカンパニー』に登場するキャラクター。23歳の青年。真面目で信念を持つ男。アマノ・ギンガと面接日に出会い、ともに妨害をくぐり抜けて面接時間に間に合い、採用となった。新人研修時、ブソウ・シュンの跡を継いで、デザートファイブのマカロンブルーとなった。その後、勤務時間外の行動のため、秘密部署へ異動。 アヴァターマン登場時は、自分がその本体かもしれないと思った。ギンガの危機に際し、アヴァターマンハドウに変身した。プールではスパラッシャーとして着ぐるみの戦隊ショーを披露するが、敵役のドロッパーズに悪の組織が入っていた為、苦戦。機転を利かせたキバが、ドロッパーズに扮して悪の組織を撤退させた。 特技は格闘技、特に力わざと瞬発力。好きなスイーツは固いシュークリーム。好きな攻撃方法は直接攻撃、目を合わせながら敵の力を封じるのが理想。
ブソウ・シュン (ぶそうしゅん)
『ヒーローカンパニー』に登場するキャラクター。24歳の青年。ヒーローカンパニーの社員で、アマノ・ギンガと同期。たびたびギンガを見下す発言を見せるが、抜けたところがある。また、基本的に楽をしたいたちで、ツルギ・サキからは軽蔑されている。新人研修時、はじめにデザートファイブのマカロンブルーに選ばれたが、レッドでないとやる気がでないという理由で辞退した。 その後、カカオバレンタインが倒れた為、急遽チョコレッドに。ギンガ達全メンバーに反発される。その後、勤務時間外の行動のため、秘密部署へ異動。ギンガの危機に際し、アヴァT-REX・ブソウに変身した。プールではスパラッシャーとして着ぐるみの戦隊ショーを披露するが、敵役のドロッパーズに悪の組織が入っていた為、苦戦。 機転を利かせたキバが、ドロッパーズに扮して悪の組織を撤退させた。金持ちの子息で、兄もヒーローカンパニーの社員。特技は武器を一通り扱えることと、サイバー攻撃。好きなスイーツはアイスクリーム。好きな攻撃方法は自分は手を出さず、策略で敵を追いつめ、できれば自ら墓穴を掘らせるようにする。
ヒューガ・ヒカル (ひゅーがひかる)
『ヒーローカンパニー』に登場するキャラクター。20歳の女性。ヒーローカンパニーの社員で、アマノ・ギンガと同期。新人研修時、ツルギ・サキの跡を継ぎ、デザートファイブのパフェピンクとなった。ギンガに思いを寄せるが、ナナコの存在に反発する。先代パフェピンクより、愛嬌のある「テヘペロ」で、場を明るく盛り上げる方法を教わる。 その後、勤務時間外の行動のため、秘密部署へ異動。ギンガの危機に際し、アヴァター女子・ヒカルに変身した。プールではスパラッシャーとして着ぐるみの戦隊ショーを披露するが、敵役のドロッパーズに悪の組織が入っていた為、苦戦。機転を利かせたキバが、ドロッパーズに扮して悪の組織を撤退させた。 特技はスピードや細やかな動きと歌。好きなスイーツはパフェ系。好きな攻撃方法は、細かい敵は軽く蹴散らし、大きな敵は味方と思わせて油断したところを攻撃する。
ツルギ・サキ (つるぎさき)
『ヒーローカンパニー』に登場するキャラクター。22歳。ヒーローカンパニーの社員で、アマノ・ギンガと同期。新人研修時、はじめにデザートファイブのパフェピンクに選ばれたが、その後外され、意気消沈していたが、ギンガに慰められ泣いてしまった。その後、隊員が倒れた為、ラングドシャーホワイトになった。 子供の危機に覚醒し、足技で敵を殲滅した。その後、勤務時間外の行動のため、秘密部署へ異動。ギンガの危機に際し、アヴァティア・ガール・サキに変身した。プールではスパラッシャーとして着ぐるみの戦隊ショーを披露するが、敵役のドロッパーズに悪の組織が入っていた為、苦戦。機転を利かせたキバが、ドロッパーズに扮して悪の組織を撤退させた。 特技は足を使う動き。好きなスイーツは特になく、何でも好き。好きな攻撃方法は、離れた場所からロングレンジで、自分の位置を悟られないように攻撃。
カカオバレンタイン
『ヒーローカンパニー』に登場するキャラクター。デザートファイブのリーダーであるチョコレッド。ギンガ達の上司。ボヤキや愚痴、備品に八つ当たりするなどの姿を見せ、アマノ・ギンガに上司っぽいと評された。
ナナコ
『ヒーローカンパニー』に登場するキャラクター。アマノ・ギンガのサポーターを自称する。ギンガを尾行し、家までついてきた。ギンガのデザートファイブとしての活躍にも密着。彼の過去や父親について知っている様子。ダークヒーローカンパニーのメンバーで、ギンガを倒しにくる。
キバ・キハン (きばきはん)
『ヒーローカンパニー』に登場するキャラクター。機動統括部長。アマノ・ギンガの面接を担当した。その後も皆に指示や訓辞を与える。プールでスパラッシャーとして着ぐるみの戦隊ショーを披露するギンガ達を見守っていたが、敵役のドロッパーズに悪の組織が入っていた為、ギンガ達は苦戦。機転を利かせたキバが、ドロッパーズに扮して悪の組織を撤退させた。
アオギ・マツリ (あおぎまつり)
『ヒーローカンパニー』に登場するキャラクター。ヒーローカンパニー内で地獄と称される秘密部署の隊長。ヒーローカンパニーの関連会社が生み出した、粗悪品・失敗作・実験体の処理を担当。同部署へ異動したアマノ・ギンガ達は、山奥で巨大なハサミを持つ怪物を共に処理することになった。
アヴァター生命 (あゔぁたーせいめい)
『ヒーローカンパニー』に登場する地球外生命体。地球外から飛来した。隕石のように落ちてきた殻の中に、いくつもの生命体が共存している群体だが、それぞれは自分が入って独立する為の殻を欲している。生物にシンクロさせると、その生物の体を強靱にするが、制御が利かなくなってしまう。人間とシンクロさせると、アヴァターマンとなるが、シンクロした人間は次第に肉体の主管性を失い、アヴァター生命に近いものになってしまう。
集団・組織
ヒーローカンパニー
『ヒーローカンパニー』に登場する企業。90%の社員は夜間業務に従事している。社訓は「守れ8ヶ条」。1、街を守れ。2、人の命を守れ。3、自分の命も守れ。4、弱い者から守れ。5、会社の利益も守れ。6、自分の生活を守れ。7、正義を守れ。8、できれば平和も守れ。緊急連絡受付総合センタールームで連絡を受け付け、作戦指令統括部が、重要度・緊急度・難易度によって、様々な部門・課に仕事を割り振る。 武器装備貸し出しセンターでは、本人確認を瞬時に行った上で、社員達の武器を貸与する。ヒーローとしての価値をお客様に提供するサービス業の一種。悪の組織とは商売敵の関係。
デザートファイブ
『ヒーローカンパニー』に登場するヒーロー戦隊。リーダーはチョコレッドで、マカロンネイビー、ラングドシャーホワイト、ソフトイエロー、パフェピンクの五人からなる。決め台詞は「甘くておいしい生活を守る5人隊! うるわしのデザートファイブ 参上っ」。合体技は「スイートドルチェイサー」。
悪の組織 (あくのそしき)
『ヒーローカンパニー』に登場する団体。ヒーローカンパニーと対をなす。一定の基準を設けた上で、互いに戦闘員を出してその基準の中で戦わせる商戦を行っている。