ぬらりひょんの孫

ぬらりひょんの孫

大妖怪ぬらりひょんの孫である奴良リクオが、妖怪たちの起こす騒動や勢力争いに巻き込まれながらも、祖父が築いた奴良組をまとめ成長していく姿を描く。任侠の世界をモデルとして、現代における妖怪の組織を描いているのが特徴。

概要

妖怪の総大将ぬらりひょんを祖父に持つ奴良リクオは、祖父がまとめる奴良組の妖怪氷麗青田坊黒田坊などに囲まれて賑やかな日々を過ごしていた。普通の人間として暮らしたいと願いつつも、夜になると覚醒し妖怪になるようになった奴良リクオは、はからずも妖怪がらみの騒動に巻き込まれていく。

登場人物・キャラクター

奴良 リクオ

大妖怪ぬらりひょんの孫であり人間と妖怪のクォーター。茶色の髪と眼鏡が特徴の少年で、第一話では小学3年生だが、その後成長し、物語は中学1年生の際のものが大部分を占める。普段は優しい性格で、もめ事を嫌っている。妖怪として覚醒すると精悍な姿の青年となり、強気でカリスマ性を備えた性格に変化する。

及川 氷麗

『ぬらりひょんの孫』のヒロインにあたる、雪女の少女。長い黒髪と多重の円が重なった瞳を持ち、常に白い和服と長いマフラーを身に着けている。奴良リクオを「リクオ様」と呼んで慕い、人間と妖怪、いずれのリクオにも恋愛感情を見せる。人間として通学するリクオを護衛するため、及川氷麗の名で同じ中学に通う。

家長 カナ

『ぬらりひょんの孫』のヒロインの一人。リクオとは幼稚園からの幼馴染だが、リクオの家庭の事情にはあまり詳しくなかった。度々妖怪に襲われるがその都度妖怪のリクオに助けられ、彼を人間のリクオと同一人物とは知らぬまま恋するようになる。

ぬらりひょん

奴良リクオの祖父で、長い後頭部が特徴的な好々爺。正体は大妖怪のぬらりひょんであり、妖怪たちをまとめ奴良組を築いた総大将。敵の目前にいながら、その敵に認識されない「真・明鏡止水」という「畏」を持つ。

青田坊

僧衣を纏い、首から髑髏の数珠を下げた怪力巨体の妖怪。短気で粗暴だが義理人情には厚い男。リクオの側近の一人であり、護衛として「倉田」の名で中学校に登校することもある。

黒田坊

黒い法衣と袈裟を纏い、笠を被った妖怪でリクオの側近。錫杖を主武器とするが、法衣の中に無数の暗器を隠し持つ。ビジネスマンの姿で登下校中のリクオを護衛することもある。

首無

首が胴体から外れる、いわゆる「ろくろ首」「抜け首」と呼ばれる妖怪の美青年。普段は穏やかだが、戦闘時には敵に対して容赦ない冷徹さを見せる。紐を使った暗殺術で「常州の弦殺師」との異名を持つ。リクオと背格好が近いため影武者を務めることもある。

毛倡妓

ウェーブのかかった長い髪を操り敵を締め上げる、女性の妖怪。元は江戸時代の女郎であり、首無とは幼い頃からの知り合い。そのため、首無と二人きりの時は生前の「紀乃」という名で呼ばれる。

奴良組系「牛鬼組」の組長であり、長髪で精悍な中年男性の姿をしている。奴良組への愛着は非常に強く、組の将来を不安視するあまり謀反という形を取ってまでリクオの器を試そうとした。謀反の責任を取って自決しよう... 関連ページ:牛鬼

隠神刑部狸・玉章

四国の妖怪を従える、四国八十八鬼夜行組の組長。普段は中高生ぐらいの少年の姿をしているが、正体は歌舞伎の鏡獅子に似た姿となる。奴良組の地盤を奪うべく関東に進出して抗争に入るが、リクオに敗れた。奴良組と安倍清明の戦いでは、四国と和歌山の妖怪を引き連れて参戦しリクオと共闘する。

花開院ゆら

陰陽師の名門・花開院家の当主候補とされる、少女陰陽師。京都育ちだが修行のためリクオのクラスに転校してくる。陰陽師として並外れた才能を持ち、一度に複数の式神を長時間使役できるほどの、膨大な精神力を備える。必殺技のネーミングセンスが独特で、しばしば周囲に呆れられる。

清継

リクオと同級生の少年。名字は不明。小学生の頃はオカルトを否定していたが、妖怪に襲われ、妖怪のリクオに助けられた事をきっかけに、妖怪や怪談のマニアとなる。命の恩人である妖怪のリクオに憧れており、彼と再会すべく清十字怪奇探偵団を結成した。家は裕福で、清十字怪奇探偵団の活動費はほとんど彼が出費している。

京都の妖怪を統べる、狐の大妖怪。いわゆる九尾の狐。平安時代に安倍清明を生み、安土桃山時代には淀殿としてぬらりひょんと戦った。清明によって人間の肉体を依代として転生を繰り返す妖怪となり、現代では奴良鯉伴... 関連ページ:羽衣狐

百物語組を統べる組長で、魔王とも呼ばれる。元は江戸時代の豪商だったが、野望を奴良鯉伴に阻まれ、奴良組を恨みながら妖怪となった。自身から飛び散った体のパーツがそれぞれ妖怪化しており、その一部は奴良組にも... 関連ページ:山ン本 五郎左衛門

平安時代の名高い陰陽師だが、羽衣狐の子であり、裏で京の妖怪を統べる存在だった。京の秩序を永遠に維持するため、母である羽衣狐の胎内から転生する方法を編み出す。しかし人間に母を殺され、人間を憎むようになっ... 関連ページ:安倍 清明

集団・組織

清十字怪奇探偵団

『ぬらりひょんの孫』に登場する、有志の組織。妖怪のリクオに憧れ、彼の情報を集めるため清継が発案し、結成した。清継やリクオの同級生に加え、リクオを護衛するため及川氷麗と倉田も参加。のちに、陰陽師である事を買われた花開院ゆらが特別軍事顧問として引き込まれる。

場所

奴良組

奴良リクオの祖父が総大将として率いる、妖怪の極道一家。関東の妖怪たちをまとめており、奴良組本家と傘下を合わせて72団体、構成員は1万匹という規模を持つ。二代目の鯉伴が若くして死去し、三代目候補のリクオが幼く妖怪らしさも見られなかったため、一度隠居したぬらりひょんが総大将代理を務めていた。

その他キーワード

『ぬらりひょんの孫』において、妖怪の力を現す言葉。恐怖、信仰、威圧感、尊敬など多彩な意味を持つ言葉であり、「人間におそれられる」べき妖怪が存在する核となる。この「畏」を失えば妖怪は死んだも同然となるため、妖怪同士の戦いでは相手を圧倒し、怯ませることが重要となる。

御門院家

『ぬらりひょんの孫』に登場する、陰陽師の家系。安倍清明の子孫であり、清明の復活と妖怪を消滅させる「清浄」を目的とする。歴代当主は呪術により延命され、いずれも大妖怪に匹敵する実力を備える。清明を初代とし、四代目までは安倍姓、五代目からは御門院姓となっている。

アニメ

ぬらりひょんの孫

浮世絵町の屋敷に住む中学生奴良リクオは、妖怪たちのトップに立つぬらりひょんの孫で、奴良組の三代目総大将と目される若頭。人間として暮らしたい奴良リクオだが、彼を信じる組員の妖怪たちや、奴良組に変わって妖... 関連ページ:ぬらりひょんの孫

ぬらりひょんの孫 〜千年魔京〜

浮世絵町の屋敷に住む中学生奴良リクオは、妖怪たちのトップに立つぬらりひょんの孫で、奴良組の三代目総大将と目される若頭。他の妖怪たちの派閥との抗争の中で、宿敵・羽衣狐と出会い、新たなる壮絶バトルが始まっ... 関連ページ:ぬらりひょんの孫 〜千年魔京〜

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