ひとりでしにたい

ひとりでしにたい

現代の日本を舞台に、35歳の独身女性・山口鳴海の老後と孤独死をテーマにした人間ドラマ。かつてあこがれていた叔母が孤独死したことをきっかけに、鳴海がいかにして一人で生き、きれいに死ぬかを思い悩む姿をユーモラスに描いている。講談社モーニング増刊「月刊モーニングtwo」2019年9月号から2020年9月号にかけて掲載されたのち、講談社「コミックDAYS」で2020年10月から連載の作品。2021年の第24回「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門で優秀賞を受賞している。

正式名称
ひとりでしにたい
ふりがな
ひとりでしにたい
作者
ジャンル
キャリアウーマン
 
社会問題
レーベル
モーニング KC(講談社)
巻数
既刊7巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

山口 鳴海 (やまぐち なるみ)

都内の美術館で学芸員を務める独身女性。年齢は35歳。アイドルの追っかけに全力を注いでいたが、幼い頃にあこがれていた叔母が風呂場で孤独死したことに衝撃を受け、老後について真剣に考えるようになり、婚活を積極的に行っている。しかし、同僚の那須田優弥に婚活に至った経緯を話したところ、価値観を全否定され、「一人できれいに死ぬためにどうすべきか」を思い悩むようになる。叔母の人生を知ることで自らの人生の反面教師にしようと考え、弟夫婦と距離を縮めようと試みるがうまくいかず、弟から注意を受けている。優弥に苦手意識を抱いているが、優弥が自分との会話の糸口をつかむために同じアイドルを推しているとの話を真に受け、時折会話に応じている。

那須田 優弥 (なすだ ゆうや)

官庁から山口鳴海が働いている美術館に出向してきた男性。予算を担当している。年齢は24歳。歯に衣着せない率直すぎる物言いで、周囲からは冷たい印象を抱かれている。実は山口鳴海に好意を持っており、仲よくなるためにつねに話す機会をうかがっている。日頃から人生に楽しみは必要ないと考えているが、鳴海の人生から楽しみがなくなると彼女の笑顔も見れないと考え、彼女の笑顔を見るために何かとアドバイスを送っている。しかし、そのすべてが正論でありすぎるため、鳴海からは苦手意識を持たれている。また、生活保護や介護に関しても詳しい。

クレジット

原案協力

ドネリー美咲

書誌情報

ひとりでしにたい 7巻 講談社〈モーニング KC〉

第1巻

(2020-03-23発行、 978-4065189931)

第2巻

(2021-01-21発行、 978-4065210505)

第3巻

(2021-07-20発行、 978-4065241011)

第4巻

(2022-02-22発行、 978-4065269190)

第5巻

(2022-09-14発行、 978-4065290828)

第6巻

(2023-04-21発行、 978-4065313336)

第7巻

(2023-11-22発行、 978-4065333822)

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