あらすじ
河合井コタローは中学2年生の普通の男の子。小学生の時に作ったスライムになぜか命が宿り、以来7年間、スライムのぷにると一緒に過ごしていた。ただし、一つ問題があった。ぷにるは元はペンギンのぬいぐるみのような外見だったのに、成長とともに美少女になってしまったのだ。ぷにるは薄着でコタローの布団に入って寝るので、コタローは目のやり場に困ってしまう。ベッドをベタベタにされ、怒ったコタローはぷにるの頭を殴るが、スライムなので、頭の中にズボッと腕が入ってしまう。中学校に登校したコタローは、みんなが憧れる先輩・雲母麻美から、「進路指導の先生があなたを呼んでいたよ」と教えてもらう。コタローは雲母に片思い中で、声をかけられたことに喜び、ボーとしていると蛇口からぷにるが現れる。コタローが忘れた進路希望調査表を持ってきてくれたのだ。しかし、勝手に第一希望に「ぷにるランド」と書いていた。さらに「ぷにるランドが成功したら、コタローに荷物持ちくらいさせてあげてもいい」と言い出すぷにる。コタローは怒り「部屋から出ていけ。いつまで居候する気だ」とぷにるともみ合いになり、ぷにるを床に押し倒してしまう。顔が近づき一瞬ドキッとするコタロー。その後、起き上がろうとしたぷにるは、形が崩れて液状になり、コタローは全身がぷにるに取り込まれてしまう。こうしてぷにるの外見にドキドキさせられながらも、振り回されてしまうコタローの前途多難な日々が始まる。
テレビアニメ
登場人物・キャラクター
ぷにる
スライムの生命体。ペンギンの体でおかっぱの髪型をしていたが、成長とともにかわいい女の子の姿になった。腰までの長い髪で、両サイドの高い位置にお団子を作っている。いつも星の付いた小さなシルクハットをかぶっている。性別はないが、自分のことをぼくと言う。材料の配合でいろいろな姿に変身可能。かわいいにこだわり「ぷにるランド」を作り、世界一の人気キャラクターになるのが夢。好物はクリームソーダ。
河合井 コタロー (かわいい こたろー)
中学2年生の男の子。私立ライム中学校に通っている。かわいいものが大好きだが、男のくせにカッコ悪いからとそのことをみんなに内緒にしている。「キュティちゃん」というキャラクターの大ファン。みんなが憧れている3年生の雲母麻美に片思い中。頭頂部の髪型が二葉のような形になっている。
雲母 麻美 (きらら まみ)
中学3年生の女の子。私立ライム中学校に通う男子の憧れの的。美人で胸が大きく、誰にでも優しく接する聖母のような女性。髪は腰までの長さがあり、両サイドを三つ編みにしている。子供が好きすぎて、母性があふれだし、暴走することがある。異常な構い方をするので、子供たちからは恐れられてしまう。
書誌情報
ぷにるはかわいいスライム 6巻 小学館〈てんとう虫コミックス(少年)〉
第1巻
(2022-07-28発行、 978-4091435378)
第2巻
(2022-11-28発行、 978-4091435538)
第3巻
(2023-02-28発行、 978-4091435781)
第4巻
(2023-08-09発行、 978-4091436108)
第5巻
(2024-01-26発行、 978-4091436702)
第6巻
(2024-09-27発行、 978-4091497857)