ぷにるはかわいいスライム

ぷにるはかわいいスライム

主に児童漫画誌で執筆している作者・まえだくんの初のオリジナル連載作品。かわいいものが大好きな男の子・河合井コタロー。小学生の時に彼の作ったスライムに命が宿った。以来、スライム生命体・ぷにると仲よく過ごしてきたコタローだったが、天真爛漫に育ったぷにるは、かわいい女の子に姿を変え、コタローを振り回していく。かわいい女の子の姿をしたスライムと中学生男子のドタバタラブコメディ。小学館「週刊コロコロコミック」にて、2022年3月14日より配信。コミックスには「かわいいぷにるはスライム」(「別冊コロコロコミック」2019年4月号)という読み切り作品も収録している。「次にくるマンガ大賞2022」Webマンガ部門で第4位を獲得。2024年10月テレビアニメ化。

正式名称
ぷにるはかわいいスライム
ふりがな
ぷにるはかわいいすらいむ
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
てんとう虫コミックス(少年)(小学館)
巻数
既刊6巻
関連商品
Amazon 楽天 小学館eコミックストア

あらすじ

河合井コタローは中学2年生の普通の男の子。小学生の時に作ったスライムになぜか命が宿り、以来7年間、スライムのぷにると一緒に過ごしていた。ただし、一つ問題があった。ぷにるは元はペンギンのぬいぐるみのような外見だったのに、成長とともに美少女になってしまったのだ。ぷにるは薄着でコタローの布団に入って寝るので、コタローは目のやり場に困ってしまう。ベッドをベタベタにされ、怒ったコタローはぷにるの頭を殴るが、スライムなので、頭の中にズボッと腕が入ってしまう。中学校に登校したコタローは、みんなが憧れる先輩・雲母麻美から、「進路指導の先生があなたを呼んでいたよ」と教えてもらう。コタローは雲母に片思い中で、声をかけられたことに喜び、ボーとしていると蛇口からぷにるが現れる。コタローが忘れた進路希望調査表を持ってきてくれたのだ。しかし、勝手に第一希望に「ぷにるランド」と書いていた。さらに「ぷにるランドが成功したら、コタローに荷物持ちくらいさせてあげてもいい」と言い出すぷにる。コタローは怒り「部屋から出ていけ。いつまで居候する気だ」とぷにるともみ合いになり、ぷにるを床に押し倒してしまう。顔が近づき一瞬ドキッとするコタロー。その後、起き上がろうとしたぷにるは、形が崩れて液状になり、コタローは全身がぷにるに取り込まれてしまう。こうしてぷにるの外見にドキドキさせられながらも、振り回されてしまうコタローの前途多難な日々が始まる。

テレビアニメ

2024年テレビアニメ化。10月6日よりテレビ東京系列にて放送。制作はTOHO animation STUDIO。キャストは、ぷにるを篠原侑、河合井コタローを梅田修一朗が演じる。

登場人物・キャラクター

ぷにる

スライムの生命体。ペンギンの体でおかっぱの髪型をしていたが、成長とともにかわいい女の子の姿になった。腰までの長い髪で、両サイドの高い位置にお団子を作っている。いつも星の付いた小さなシルクハットをかぶっている。性別はないが、自分のことをぼくと言う。材料の配合でいろいろな姿に変身可能。かわいいにこだわり「ぷにるランド」を作り、世界一の人気キャラクターになるのが夢。好物はクリームソーダ。

河合井 コタロー (かわいい こたろー)

中学2年生の男の子。私立ライム中学校に通っている。かわいいものが大好きだが、男のくせにカッコ悪いからとそのことをみんなに内緒にしている。「キュティちゃん」というキャラクターの大ファン。みんなが憧れている3年生の雲母麻美に片思い中。頭頂部の髪型が二葉のような形になっている。

雲母 麻美 (きらら まみ)

中学3年生の女の子。私立ライム中学校に通う男子の憧れの的。美人で胸が大きく、誰にでも優しく接する聖母のような女性。髪は腰までの長さがあり、両サイドを三つ編みにしている。子供が好きすぎて、母性があふれだし、暴走することがある。異常な構い方をするので、子供たちからは恐れられてしまう。

書誌情報

ぷにるはかわいいスライム 6巻 小学館〈てんとう虫コミックス(少年)〉

第1巻

(2022-07-28発行、 978-4091435378)

第2巻

(2022-11-28発行、 978-4091435538)

第3巻

(2023-02-28発行、 978-4091435781)

第4巻

(2023-08-09発行、 978-4091436108)

第5巻

(2024-01-26発行、 978-4091436702)

第6巻

(2024-09-27発行、 978-4091497857)

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