概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
音和 呉 (おとなぎ くれ)
高校1年生の女子。書道部に所属している。入部当初、学校内に掲示されていた先輩の園椋之介の書作品に一目惚(ぼ)れする。書道部に入部してからも椋之介の存在が気になっているが、彼のつかみどころのない性格に翻弄されつつも、軽口を叩(たた)き合う間柄となる。椋之介の卒業が近づくにつれて恋心を自覚し、大学進学にあたって彼が地元を離れてしまうことに寂しさを覚えている。恋愛経験に乏しく、これまで男性と交際したこともない。
園 椋之介 (その くらのすけ)
音和呉の通う高校の3年生の男子。書道部に所属している。学校内に掲示されていた園椋之介自身の書作品に一目ぼれした呉をかわいがり、からかって楽しんでいる。大学に進学するため、地元を離れることが決まっている。気だるい雰囲気を漂わせた美男子で、マイペースでつかみどころのない性格をしている。部員からは天才と評されほどの書道の才能を持つが、ここぞという時にしか筆を執らない。