概要・あらすじ
霊能力がある小学5年生の女の子姫路若葉は、そのせいで周囲から気味悪がれ、孤独な日々を過ごしていた。そんなある日、ピンク色の不思議な生き物ポーちゃんと出会う。ポーちゃんは姫路若葉が大好きで、彼女を悪いものから守ってくれる。
また姫路若葉はオカルト好きの東礼子と友だちになり、徐々に笑顔を取り戻していく。その後、同じ能力に悩まされる結城直哉に思い切った提案を持ちかける。
登場人物・キャラクター
姫路 若葉 (ひめじ わかば)
小学5年生の女の子。霊能力があり、悪い霊を引き寄せてしまう体質。周囲からは気味悪がられ、いつも孤独に過ごしている。ある日の帰り道で、「プピポー」と鳴くピンク色の不思議な生き物と出会う。
若葉パパ (わかばぱぱ)
姫路若葉の父親。動物は嫌いだが、姫路若葉がポーちゃんを飼うことを許可する。職業は画家だが、作風はかなりシュール。
ポーちゃん
ピンク色でフカフカした手触りの不思議な生き物。片言でしゃべり、「プピポー!」と鳴く。不思議な力も使う。
爆散先生 (ばくさんせんせい)
姫路パパの師匠である有名画家。霊感体質があり、ポーちゃんを「ポー君」と呼ぶ。
雨山 良平 (あめやま りょうへい)
姫路若葉と同級生の男の子。姫路若葉のことが好きだが、つい意地悪をしてしまう。
東 礼子 (あずま れいこ)
姫路若葉と同じクラスに転校してきた女の子で、姫路若葉とポーちゃんの友だち。オカルトが大好きで、いつも元気。姫路若葉と心霊スポット調査をしたときに瀕死になってしまう。
結城 直哉 (ゆうき なおや)
姫路若葉の同級生。霊を見ることができ、また触った霊の過去まで分かってしまう能力があることに悩んでいる。ポーちゃんに触れてからは、姫路若葉やポーちゃんと友だちになる。ポーちゃんに懐かれている。 能力を捨てるために、姫路若葉とともに亡失の最果てを訪れる。
若葉ママ (わかばまま)
姫路若葉の母親。温厚な性格。
園田 美代理 (そのだ みより)
姫路 若葉と同級生の女の子。結城直哉のことが好きで、姫路若葉に意地悪をしてしまう。
アマナス・ドン・ペスカトーレ (あまなすどんぺすかとーれ)
結城直哉の能力を捨てるために姫路若葉と結城直哉がやってきた場所「亡失の最果て」の独裁者。
クレジット
原作
プピポー! (ぷぴぽー)
霊体でも生物でもない、不思議なピンクのフカフカしたモノ、ポーちゃんと、霊感体質の少女姫路若葉を中心に描かれる物語。当初はギャグよりのオカルト漫画だが、ポーちゃんの謎に迫る後半はシリアスに展開する。 関連ページ:プピポー!