ぼくたちの疾走

ぼくたちの疾走

山本おさむの初期代表作。1980年代の都内の高校が舞台で、下山安夫、風間妙子の高校生カップルが主人公。二人の恋愛を中心に、受験勉強や性的関心、友情、自殺といったテーマを、感性豊かに描いた青春ストーリーだが、主人公のクラスメイトや家族、アルバイト先の人たちなどを描いた群像劇の側面もある。双葉社「週刊漫画アクション」1981年6月4日号から1985年7月3日号まで連載。同タイトルでテレビドラマ化され、下山安夫を宮川一朗太、風間妙子を大沢逸美が演じ、1984年5月9日から9月26日まで、TBS系列にて放送された。

正式名称
ぼくたちの疾走
ふりがな
ぼくたちのしっそう
作者
ジャンル
ヒューマンドラマ
 
青春
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

下山 安夫 (しもやま やすお)

高校2年生の男子。両親と妹との四人家族。風間妙子とは中学時代からの同級生で、ずっと好意を抱いていた。ある日の夜、二人で新宿のライブハウスに出かけたことがきっかけで、風間とファーストキスをする。それ以来、何となく風間との交際が始まるが、思春期の男子らしくエッチなことばかり考えている。

風間 妙子 (かざま たえこ)

高校2年生の女子。両親が2年間名古屋に転勤しているため、姉と二人暮らしをしている。下山安夫とは中学時代からの同級生。勝ち気な性格で、もらったラブレターを掲示板に張り出したことがある。下山に対しては優位に立っており、弁当を奪ったり、ライブのチケットを買わせたりしている。ある日の夜、ファーストキスを奪われ、何となく下山との交際が始まる。

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