ぼくは黒蜜さんの腹筋がこわい

ぼくは黒蜜さんの腹筋がこわい

筋トレ部に所属する黒蜜凛は学園のアイドル。頭脳明晰でみごとな筋肉ボディを持つ彼女が思いを寄せるのは、もやし男子の小豆樽斗。しかし照れ屋な黒蜜さんは、小豆と話すことさえままならない。暴走する筋肉美女の片思いを描いた、学園ラブコメディ。筋肉の基礎知識や、ボディブレードのやり方など、筋トレに関する情報も盛り込まれている。小学館のWEB漫画サイト「やわらかスピリッツ」2019年9月20日より配信。

正式名称
ぼくは黒蜜さんの腹筋がこわい
ふりがな
ぼくはくろみつさんのふっきんがこわい
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
片思い
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概要・あらすじ

柿絎高校に通う小豆樽斗は、ひょろひょろのもやし男子。放課後、帰宅部の彼がいつものように下駄箱を開けると、中に筋トレ部の勧誘チラシが入っていた。「もやし男子でも逞しくなれるのだろうか」。そんなことを考えながら佇む小豆に、柱の陰から鋭い視線を送る女性がいた。彼女の名前は黒蜜凛。頭脳明晰でみごとな筋肉ボディを持つ、学園のアイドルだった。「筋トレ部に入るのか」と冷たい表情で尋ねる黒蜜に、小豆はたじろいだ。黒蜜が去ったあと、筋トレ部部長の八ツ橋あつしが通りかかった。チラシを手にしている小豆を見ると、八ツ橋は彼を脇に抱えて筋トレ部に連れて行った。こうして小豆は、筋トレ部に入部することになった。トレーニング室で、黒蜜の腹筋に感心した小豆は、彼女の指導を請う。黒蜜は、クールに指導して去っていくが、小豆に見えないところで顔を赤らめていた。実は黒蜜は、小豆のことが好きでたまらないのだ。好きすぎるために、彼とまともに会話することもできず、怖い印象を与えていたのだった。腹筋ローラーをしながらも、小豆のことが気になる黒蜜。彼女はローラーを転がし、いつの間にか、腹筋を終えて大の字に寝転がる小豆に近づいていた。それはまったく無意識で、ついにはローラーで小豆の股間に衝突してしまう。ざわつく周囲の様子で我に返った黒蜜は、バック転や前方回転などのスゴ技で周囲を煙に巻き、室外へと走り去った。翌日からも、小豆に夢中になるあまり、黒蜜の暴走は続く。しかし、小豆は彼女の気持ちにはまったく気づかない。実は、小豆には好きな子がいた。白玉和菓子という、黒蜜とは正反対の、か弱い女の子である。小豆が体を鍛える理由は、逞しくなって白玉を守るためだったのだ。

登場人物・キャラクター

小豆 樽斗 (あずき たると)

柿絎高校に通う男の子。アホ毛が特徴で、ひょろひょろのもやし男子で、逞しい体にあこがれている。筋トレ部に入部し、大好きな白玉和菓子を守れるぐらいの体を手に入れようと考えている。黒蜜凛に一方的に好かれているが、彼女の好意には気づいていない。

黒蜜 凛 (くろみつ りん)

柿絎高校に通う女子。筋トレ部に所属しており、ポニーテールと巨乳が特徴。頭脳明晰で、みごとな筋肉ボディの持ち主で、学校内に数千人のファンを持つアイドル。同じ学校の小豆樽斗に夢中だが、シャイな性格のため、まともに話もできない。彼への愛が強すぎて、ストーカーと化しており、奇行と暴走が目立つ。

白玉 和菓子 (しらたま わかこ)

柿絎高校に通う女子。色白で、白い長髪と丸く太い眉が特徴。美術や音楽が得意な清純派。黒蜜凛に負けず劣らず、男子生徒の人気が高い。小豆樽斗のあこがれで、彼女を守れる男になるのが彼の目標。

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