もやしもん+

もやしもん+

石川雅之の代表作の一つである『もやしもん』の続編。現代日本のとある農業大学を舞台に、肉眼で菌を見ることができる大学生の沢木直保が、ゼミの仲間たちと共に賑やかで騒がしい日常を送りながら、さまざまな発酵について学んでいく姿を描いたサイエンスコメディ。2025年10月には、錦糸町駅で「錦糸町は菌視町とも書ける。」というキャッチコピーと共に、作中の菌キャラクター、オリゼーを用いたユニークな屋外広告が掲出された。講談社「アフタヌーン」2024年12月号から連載の作品。

正式名称
もやしもん+
ふりがな
もやしもんぷらす
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
青春
レーベル
アフタヌーンKC(講談社)
巻数
既刊1巻
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ドタバタな農業大学の日常

前作『もやしもん』から時が流れ、主人公の直保は某農業大学の2年生に進級し、相変わらず賑やかな大学生活を送っている。新入生を迎える「春祭」では、一般生徒と農業大学の自治組織「農志会」との恒例のじゃれ合いとも言える対決が勃発し、これをきっかけに賑やかな日常が幕を開ける。

発酵食品と微生物の魅力を探る

直保が所属する樹慶蔵ゼミは、発酵食品を研究テーマとしており、日本酒や味噌をはじめとするさまざまな発酵食品の製造・研究に取り組んでいる。そのため、作中には糀(こうじ)菌や酵母菌、乳酸菌など、発酵に欠かせない微生物の説明が随所に散りばめられているのが特徴。時には、デフォルメされた菌のキャラクターが自ら発酵の過程や菌の特性について解説する場面もあり、楽しみながら発酵や微生物の知識を深められる構成となっている。

登場人物・キャラクター

沢木 直保 (さわき ただやす)

某農業大学に通う2年生の男子学生。種麹屋の次男で、フルネームは「沢木惣右衛門直保」。通常は顕微鏡でしか観察できない菌類を肉眼で見ることができるという不思議な能力の持ち主。彼の目に映る菌たちはデフォルメされたかわいらしいキャラクターのような姿をしており、さらに彼らと会話することも可能。祖父の友人であり、大学教授でもある樹のゼミに所属している。そこでは日本酒や味噌、酢、たくあんなど、さまざまな発酵食品の製造と研究に取り組んでいる。ゼミの仲間たちとも非常に仲がよく、つねに一体感を持って行動し、賑やかで充実した学生生活を送っている。

及川 葉月 (おいかわ はづき)

某農業大学に通う2年生の女子学生。金髪のショートボブヘアにしている。昨年開催されたミス農大コンテストでグランプリに輝き、周囲にはその名前で呼ばれることもある。もともと潔癖症気味だったが、樹のゼミに参加して発酵食品について学び、菌と触れ合ううちにその傾向は徐々に和らいできている。ミス農大として多くのイベントで中心的な役割を担う存在。一方で、つねに立場の弱い人々に寄り添う姿勢を見せているため、葉月を女神のように崇拝する者も現れ始めている。

関連

もやしもん

菌が肉眼で見え会話ができる沢木直保が、入学した某農業大学で、教授の樹慶蔵や研究室のメンバーたちが起こす騒動に巻きこまれる。講談社「イブニング」2004年16号から2013年10号まで連載された後、同社... 関連ページ:もやしもん

書誌情報

もやしもん+ 1巻 講談社〈アフタヌーンKC〉

第1巻

(2025-10-23発行、978-4065409688)

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