まっすぐにいこう。

愛犬マメタロウの目を通して飼い主若月郁子の日常を映し出し、人間の複雑な心模様や他人を想う温かさを描く。きらのデビュー作。第4回文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞受賞。

正式名称
まっすぐにいこう。
作者
ジャンル
動物・ペット
 
 
恋愛
レーベル
マーガレットコミックス(集英社) / 集英社文庫 コミック版(集英社)
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概要・あらすじ

愛犬マメタロウは、大好きなご主人若月郁子といつも一緒。言葉など通じなくてもお互いの事なら何でも分かり合え、二人の間に割って入れる存在などいないと思っていた。しかし、毎朝の散歩コースに一人の青年が加わるようになってから、マメタロウの平穏な日々は壊れてしまう。突然現れたライバルは郁子の心をあっけなく独占してしまい、マメタロウの嫉妬心は強まるばかり。

こうして、恋する二人と一匹の犬の、おかしな三角関係がはじまるのであった。

登場人物・キャラクター

若月 郁子 (ワカツキ イクコ)

『まっすぐにいこう。』の主人公。マメタロウの飼い主。マメタロウに対する愛情が強く、高校でも部活に入らずにいつも一緒にいる。マメタロウの事なら何でもわかり、自らもすべてを打ち明けている。朝の散歩コースで毎日見かける秋吉純一に恋をし、マメタロウに話すキッカケを作ってもらったことで恋人同士になった。純粋すぎる性格のため、他人の言動で激しく傷つきやすい。 時々見せる芯の強さや行動力は周囲も驚くほどで、本人の気づかないうちに他人に影響を与あえている事が多い。小柄で、ショートヘアにパーマをかけている。

マメタロウ

『まっすぐにいこう。』の登場人物。主人公若月郁子の愛犬。中型の雑種で、オレンジがかった毛並みに垂れた耳が特徴。ペットショップで売られているところを中学生だった郁子が一目惚れし、若月家の一員になった。郁子が大好きで、悩んでいると知れば解決のキッカケを作ろうと尽力する。郁子と秋吉純一の仲を取り持った張本人でもある。 秋吉をライバルと意識しイタズラばかり仕掛けているが、同時に固い信頼も寄せてもいる。恋人のはなこと郁子の学校やバイト先に訪れては騒動を巻き起こしている。自分が雑種である事に強いコンプレックスを抱いている。

秋吉 純一 (アキヨシ ジュンイチ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。主人公若月郁子の恋人。顔はアイドル並みで女子からはモテるが、身長が低いことを男子や早乙女直にいじられている。郁子とマメタロウの散歩コースに偶然を装い居合わせていたが、それを見かねたマメタロウに助け船を出され、郁子と恋人同士になる事ができた。しばらく乳児院で育ったあと現在の両親に養子として引き取られており、生みの親の事を知らない。 男でも惚れてしまうような真の強さと優しさを持ち、郁子を巡る恋のライバルたちにも最後は必ず尊敬され慕われている。

早乙女 直 (サオトメ ナオ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。主人公若月郁子の親友。郁子とは高1の時から同じクラス。派手な顔立ちに抜群のプロポーションを兼ね備え、おまけに運動神経抜群とあって学校では一目置かれる存在。曲がったことが大嫌いで、相手が誰であろうと厳しい態度でモノを言う。かなりの姉御肌であり、純粋で傷つきやすい郁子を叱咤激励したり時には突き放したりすることで、成長を見守っている。 その一方、彼氏であるたけしとはお互い友達感覚が抜けず、おまけに奥手どうしであることから深刻に思い悩んでいる。

伊集院 たけし (イジュウイン タケシ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。秋吉純一の親友。ブロッコリーのような頭が特徴。秋吉と同じテニス部でダブルスを組んでいる。お調子ものでムードメーカーだが、高校入学前に好きな人を事故で亡くすという辛い経験を持つ。その事故に犬が関係しているため、今でも極端に犬が苦手。彼女である早乙女直とは学校でも理想のカップルとして噂されているが、本人は友達のような関係から抜けだせずに思い悩んでいる。 真面目で優しすぎる秋吉をいつも支えており、その友情の深さは男同士ゆえに周囲から引かれている。

はなこ

『まっすぐにいこう。』の登場人物。マメタロウの恋人。若月家の近所で買われているメスの紀州犬。恋人のマメタロウより大きく骨太なのを気にしているが、真っ白な毛並みとピンと立った耳は犬の世界ではもちろん人間の目にも留まる美しさ。マメタロウとともに郁子の学校やバイト先に出向いては、人間たちの抱える問題に首を突っ込もうとする。 おっとりした性格で、広く優しい心の持ち主。本人の気づかないところで人生に関する数々の名言を残しおり、悩んでいるマメタロウを何度も救う。

渡辺 京介 (ワタナベ キョウスケ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。若月郁子の中学時代の先輩。現在は浪人中で、郁子や秋吉と同じコンビニでバイトをしながら受験勉強中。嫌味で皮肉な発言から周囲の反発を買いやすいが、相手で態度を変える事がなく、間違った事に対しては真剣に注意する優しさもある事から、秋吉純一や郁子からは密かに尊敬されている。 愛犬セバスチャンに対する愛情は強く、リボンや洋服にも凝った溺愛ぶりを見せている。

小林 恵 (コバヤシ メグミ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。主人公若月郁子の友達。高1年の時から秋吉純一に片想いしてたこともあり、最初は郁子に対して冷たい態度をとっていた。現在は良き友達となり郁子や秋吉と行動を共にしている。シベリアンハスキーのブームに乗って源を飼いだしたが、大きくなりすぎた事や鳴き声による苦情などで手放す事となった。 源に対して強い罪悪感を抱いていたが、もらわれ先の北海道まで会いに行き、お互いの心の距離を縮める事ができた。今でも自分の無責任さを責めており、しばらく動物は飼わないと心に決めている。同級生の陣内誠とは密かに想い合っている。

陣内 誠 (ジンナイ マコト)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。主人公郁子の友達。187cmの高身長とガタイの良さに似合わず、かなりお人好しで普段から人助けばかりしている。バスケ部でもエース的存在で女子からの好感度も高いが、本人はコンプレックスのかたまりで秋吉純一に憧れている。郁子に惚れていたが、秋吉に負けを認め身を引く。将来は実家のペットショップを継ごうと思っており、動物に対しての知識も豊富。 現在は小林恵みと密かに両思い。

小田切 陸 (オダギリ リク)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。主人公若月郁子に付きまとう肉食男子。郁子の1つ下の後輩。暑さで倒れているところを郁子とマメタロウに助けられ、その時郁子の純粋さに惚れてしまう。秋吉純一の存在を知りながら強引に迫っていたが、郁子が本気で辛そうな姿に身を引く決意をする。実はかなり繊細で寂しがりやでもあり、たくさんの友達より信頼できる親友が欲しいと悩んでいる。 普段は生意気な態度だが、足の不自由な弟や犬たちの前では優しい顔を見せる。郁子に影響されてミニチュアダックスフンドの空を飼いだした。

服部 照美 (ハットリ テルミ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。服部晃子の夫で小林恵の義兄。スキンヘッドにサングラスといういかつい見た目だが、実は高校の古文教師で、料理上手な優しい男。教え子であった晃子と結婚し、現在は地元の北海道で暮らしている。妻の少女趣味に付き合わされ、乙女チックなエプロンや手帳を使っている。言葉数は少ないが、遊びにくる若月郁子たちを精一杯もてなそうとしたり、時には深刻な相談にも乗ってあげている。

服部 晃子 (ハットリ アキコ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。小林恵の姉。高校の教師であった服部照美と結婚し、北海道に移り住んだ。少女小説家でメルヘンチックな物語ばかり書いている。かなりおっとりしているが、執筆中は周りが見えなくるほど熱中したり、思い込みで周囲を巻き込む騒動を引き起こすことがある。高校の時から照美にぞっこんで、事あるごとにのろけたり惚れ直している。 若月郁子たちを北海道に招待しては宿を提供している。

(ゲン)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。マメタロウが尊敬するシベリアンハスキーのオス。渋く落ち着いた雰囲気や人生を達観した物言いで、マメタロウやはなこにとってはカリスマ的存在。もともと小林恵に飼われていたが、大きくなりすぎた事や鳴き声に対する苦情により手放されることになった。現在は北海道で酪農を営む岡田に引き取られ、牧羊犬としてのびのび暮らしている。 服部家で飼われているトイプードルの六花に想いを寄せる。

セバスちゃん

『まっすぐにいこう。』の登場人物。渡辺京介の愛犬。ヨークシャーテリアのオス。マメタロウと出会った時にオナモミをたくさんくっつけていた事からオナモミ野郎のアダ名で呼ばれている。オスだが京介にいつもリボンやドレスを着せられているためメスと勘違いされる。美しいく華やかな毛並みは犬の世界でも羨望の的。人や犬から誤解されやすい京介をいつもかばい、慕っている。

(ソラ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。小田切陸の愛犬。ミニチュアダックスフンドのメス。皮膚病の後遺症で所々剥げており、見た目に激しくコンプレックスを抱いている。自信のなさから卑屈な性格になってしまい、強がったり意地悪な態度ばかりとっている。セバスチャンの粘り強い励ましにより、他の犬たちにも心を開くようになる。

六花 (ロッカ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。服部家で飼われているスタンダードプードルのメス。プードルが欲しいという服部照美の頼みを受けて、ペットショップを営む陣内誠が北海道まで連れてきた。雪の結晶という意味の六花は、若槻郁子によって名づけられた。上品で健気な性格。岡田ファームで飼われている源とゆっくり愛を育んでいる。

岡田さん (オカダ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。源の新しい飼い主。北海道の広大な牧場で岡田ファームを営んでいる。服部照美とは高校からの付き合いで、ともに元ヤンである。服部夫婦とともに若槻郁子たちを可愛がり、毎回酪農体験をさせてあげている。普段は優しく穏やかな性格だが、バイクに乗ったりサングラスをかけると激しい気性に変わる。 ヨーロッパの酪農を学んでいたためフランス語やドイツ語も堪能。長い髪やたれ目が特徴。

小田切 海 (オダギリ カイ)

『まっすぐにいこう。』の登場人物。小田切陸の弟。小さい時の高熱が原因で足が不自由になり、車いすの生活を送っている。自分の境遇を受け入れられず悲しみに暮れていた時期もあったが、陸の支えにより立ち直る。現在は誰よりも明るく社交的で小学校の人気者。特に同級生のヨネからは好意を抱かれ猛アタックされているが、本人は年上の若月郁子に惚れている。

アニメ

まっすぐにいこう。(第1期)

主人公である「マメタロウ」は若月家で飼われている雑種の雄犬で、飼い主である若月郁子(郁ちゃん)が大好き。そして、若月郁子の片思いの相手である秋吉純一をライバル視している。若月郁子や自分の恋人であるはな... 関連ページ:まっすぐにいこう。(第1期)

まっすぐにいこう。 (第2期)

主人公である「マメタロウ」は若月家で飼われている雑種の雄犬で、飼い主である若月郁子(郁ちゃん)が大好き。そして、若月郁子の恋人である秋吉純一をライバル視している。飼い主の若月郁子や恋人であるはなこと楽... 関連ページ:まっすぐにいこう。 (第2期)

書誌情報

まっすぐにいこう。 全26巻 集英社〈マーガレットコミックス〉 完結

第1巻

(1993年9月発行、 978-4088481418)

第2巻

(1994年4月発行、 978-4088482101)

第3巻

(1994年8月発行、 978-4088482514)

第4巻

(1994年12月発行、 978-4088482897)

第5巻

(1995年3月発行、 978-4088483245)

第6巻

(1995年8月発行、 978-4088483887)

第7巻

(1995年12月発行、 978-4088484419)

第8巻

(1996年4月発行、 978-4088484938)

第9巻

(1996年8月発行、 978-4088485423)

第10巻

(1996年12月発行、 978-4088485904)

第11巻

(1997年4月発行、 978-4088486413)

第12巻

(1997年8月発行、 978-4088486956)

第13巻

(1997年12月発行、 978-4088487465)

第14巻

(1998年4月発行、 978-4088487977)

第15巻

(1998年9月発行、 978-4088488622)

第16巻

(1999年1月発行、 978-4088470153)

第17巻

(1999年7月発行、 978-4088470924)

第18巻

(2000年1月発行、 978-4088471709)

第19巻

(2000年7月発行、 978-4088472522)

第20巻

(2000年10月発行、 978-4088472935)

第21巻

(2001年2月発行、 978-4088473437)

第22巻

(2001年5月発行、 978-4088473758)

第23巻

(2002年10月発行、 978-4088475646)

第24巻

(2003年3月発行、 978-4088476179)

第25巻

(2004年3月発行、 978-4088477312)

第26巻

(2005年3月発行、 978-4088478401)

まっすぐにいこう。 全15巻 〈集英社文庫 コミック版〉 完結

第1巻

(2003年4月発行、 978-4086180481)

第2巻

(2003年4月発行、 978-4086180498)

第3巻

(2003年4月発行、 978-4086180504)

第4巻

(2003年6月発行、 978-4086180511)

第5巻

(2003年6月発行、 978-4086180528)

第6巻

(2003年8月発行、 978-4086180535)

第7巻

(2003年8月発行、 978-4086180542)

第8巻

(2003年10月発行、 978-4086180559)

第9巻

(2003年10月発行、 978-4086180566)

第10巻

(2003年12月発行、 978-4086181341)

第11巻

(2003年12月発行、 978-4086181358)

第12巻

(2004年7月発行、 978-4086182119)

第13巻

(2004年7月発行、 978-4086182126)

第14巻

(2005年5月発行、 978-4086183000)

第15巻

(2006年3月発行、 978-4086184632)

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