あらすじ
第1巻
両親を事故で亡くし、妹と二人で暮らしている実が家に帰って扉を開けると、そこにはほぼ全裸の巨乳美女がいた。彼女は母親の元教え子にして、今でも家族ぐるみの付き合いをしている友人の潤で、炎天下で汗だくになった体を冷ましていたのだった。潤は、洋裁の仕事をしており、同じく胸が大きくて制服のサイズが合わない妹のために、制服を仕立ててくれたのである。そして、妹のことについて相談するうちに二人は付き合うようになり、実は潤にプロポーズする。
登場人物・キャラクター
実 (みのる)
1年前に事故で両親を亡くした青年。事故以来、実家に戻って妹の杏と二人で暮らしている。家事もこなすが、年頃の妹からは敬遠されがちで、そのことに悩んでいる。母親の元教え子で、顔見知りである年上の女性の潤に交際を申し込み、のちに結婚する。
潤 (じゅん)
実と付き合うようになり、のちに結婚する胸の大きな女性。実の母親である守家の元教え子で、守家とは家族ぐるみの付き合いだった。仰向けになると胸が重く感じるほどの巨乳で、眠るときは基本的に横向きで寝ている。巨乳であることから着られる服が少なく、ブラジャーがすぐに壊れるなど、胸の大きな女性ならではの悩みが尽きない。潤自身が苦労した経験もあり、洋裁の仕事をして、胸の大きな女性向けの服を仕立てている。
杏 (あん)
実の妹で高校生。1年前に事故で両親を亡くして以来、実家で兄と二人で暮らしている。兄と仲が悪いわけではないが、年頃なこともあり、兄への対応は冷めている。胸が大きすぎて学校の制服もサイズが合わず、潤に仕立ててもらう。
伊織 (いおり)
潤の仕立て屋のお得意さんである女性で、巨乳の美人。杏とは、胸が大きいという共通の悩みを持っていることもあり、なかよくしている。
守家 (もりや)
実と杏の母親で、潤の中学時代の恩師。当時、胸が大きいことをコンプレックスに感じて悩んでいた潤の相談に乗っており、体に合ったブラジャーをつけることの必要性を説いたり、下着専門店へ連れていったりするなど、親身に接していた。1年前に事故で夫と共に他界した。