概要・あらすじ
活動写真の脚本を手がける青年、大鐘小六は、立ち寄ったカフェで働いていた女給の立花乙香と出会う。圧倒的な演技力と存在感を備えた乙香に小六は一目惚れする。しかし、乙香は普段女装をして過ごしているが、実は男性であるという秘密があった。そのことを知って小六はショックを受けつつも、乙香の「活動写真の女優になりたいから協力してほしい」という申し出をつい受け入れてしまう。
乙香はある経緯から、当時人気だった舞台「ナターシャの唄」を演じたがっていた。一方、活動映画会社富士映画社も「ナターシャの唄」の映画化を企画していた。そこに所属する人気俳優の東海林鷹男は、乙香の演技力を高く評価し、彼を主演女優として起用しようとするのだった。
書誌情報
めもくらむ 大正キネマ浪漫 6巻 小学館〈フラワーコミックス α〉
第1巻
(2018-06-08発行、 978-4098701230)
第2巻
(2018-10-10発行、 978-4098702756)
第3巻
(2019-03-08発行、 978-4098704095)
第4巻
(2019-08-09発行、 978-4098705382)
第5巻
(2020-01-10発行、 978-4098708581)
第6巻
(2020-07-10発行、 978-4098711017)