概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
武良木 (むらき)
表題作『ようきなやつら』の主人公の男性。丸い眼鏡とボサボサ頭、無精髭(ぶしょうひげ)が特徴の青年。自由度の高い精神科病院で、10年以上入退院を繰り返している。悪い気を発する妖怪の気配を感じると、その妖怪を訪ねて力になろうとする。他の人間には見えない、化け猫、山姥(やまんば)、提灯(ちょうちん)小僧、河童(かっぱ)を引き連れている。
作者の岡田索雲が「妖怪読切シリーズ」として発表した作品をまとめた短編集。現代の日本が主な舞台。他人の本音に恐怖を感じる少年、サトリ、河童社会でいじめられる半魚人の少年、化け猫になり箱の中に引きこもってしまった猫など、世間からはみ出した妖怪たちを主人公にした物語。配信サイトなどで公開された6編に加え、単行本には、6編に登場した妖怪が全員集合する表題作『ようきなやつら』を収録。シュールで滑稽な描写を基本としながら、人種差別、#MeToo運動、関東大震災朝鮮人虐殺事件 など、シリアスなテーマを描く。各編は、『東京鎌鼬』(双葉社「漫画アクション」2021年3/16号掲載)、『忍耐サトリくん』(双葉社「webアクション」2021年6月18日配信)、『川血』(「webアクション」2021年8月20日配信)、『猫欠』(「webアクション」2021年10月8日配信)、『峯落』(「webアクション」2022年1月14日配信)、『追燈』(電子書籍として2022年7月1日発売)、『ようきなやつら』(2022年8月18日、単行本描きおろし)。フリースタイル「このマンガを読め!2023」第3位、宝島社「このマンガがすごい!2023」オトコ編にて第17位に選ばれた。
表題作『ようきなやつら』の主人公の男性。丸い眼鏡とボサボサ頭、無精髭(ぶしょうひげ)が特徴の青年。自由度の高い精神科病院で、10年以上入退院を繰り返している。悪い気を発する妖怪の気配を感じると、その妖怪を訪ねて力になろうとする。他の人間には見えない、化け猫、山姥(やまんば)、提灯(ちょうちん)小僧、河童(かっぱ)を引き連れている。