概要・あらすじ

正体不明の神秘的な美女・ミザリィを狂言回しとした、SF・ホラー仕立てのオムニバス作品。タイトルでもある「アウターゾーン」とは特定の異次元・異世界ではなく、「登場人物が奇妙な出来事に巻き込まれる作品世界」と捉えておけばよい。「トワイライトゾーン」、「アウター・リミッツ」などの海外テレビドラマを参考にしているが、少年漫画であることを踏まえ、悲劇的な結果を迎えるのは悪人や強欲な者に限られるなど、後味の良い結末が多くなっている。

ミザリィの正体を追う記者など、一部のキャラクターが複数のエピソードにまたがって登場する場合もある。

登場人物・キャラクター

ミザリィ (ミザリィ)

『アウターゾーン』の主人公にして、自らを「アウターゾーンの案内人(ストーカー)」と名乗る、狂言回し的存在の美女。ウェーブのかかった緑色(一部紫)の長髪をたたえ、常に左目を髪で隠している。20代の女性と思われる容姿で、主にアンティークショップの店主として登場するが、海外や過去の時代に現れることもあり、その正体は不明。 普通の人間でないことは明確で、ゾンビや下等な悪魔程度なら軽々と消滅させ、髪を刃物やドリルに変化させ戦うこともでき、まれに負傷しても短時間で全快する。奇妙な出来事に巻き込まれる人間に対し、大抵は傍観しているが、善人や子供が危機に陥った時は助け舟を出す事が多い。反対に、度を越した悪人や自分に無礼を働いた者には容赦しない。

火牙 明 (ヒガ アキラ)

『アウターゾーン』の登場人物で、「マジック・ドール」シリーズの主人公の1人。若き男性刑事。麻薬捜査の過程で通行人の女性・坂内マキを死なせてしまい、その責任を取ってマキの魂が宿った人形を所持し、世話をすることになる。当初はマキとの共同生活に困惑するが、彼女の捜査協力もあって幾多の事件を解決していく。しかし人形を持ち歩いていることは同僚たちにも知れ渡っており、変人扱いされてもいる。

坂内 マキ (サカウチ マキ)

『アウターゾーン』の登場人物で、「マジック・ドール」シリーズの主人公の1人。18歳の女性で、偶然通りかかった麻薬捜査現場にて犯人の流れ弾を受け死亡してしまう。その死は死神の手違いと判明するも、既に肉体が火葬されたため元に戻れず、十数cmほどの着せ替え人形に魂を宿らせることになった。間接的に自分の死に関わった火牙明の前に現れ、自分を保護するよう申し出る。 気まぐれで身勝手だが行動的で、体の小ささや一見ただの人形に見えることを利用し、火牙明の捜査に協力する。

的矢 悟朗 (マトヤ ゴロウ)

超常現象を扱う雑誌の、中年編集者兼記者。取材を通じてミザリィに関心を持ち、その正体を突き止めようとする。元々はジャーナリストへの志向があり、雑誌社を退社してフリーになった後もミザリィを追う。他のエピソードでミザリィに関わった人物に接触して取材することもあり、たびたび登場する。

書誌情報

アウターゾーン 全10巻 〈集英社文庫 コミック版〉 完結

第1巻

(2005年1月発行、 978-4086182904)

第2巻

(2005年1月発行、 978-4086182911)

第3巻

(2005年3月発行、 978-4086182928)

第4巻

(2005年3月発行、 978-4086182935)

第5巻

(2005年5月発行、 978-4086182942)

第6巻

(2005年5月発行、 978-4086182959)

第7巻

(2005年7月発行、 978-4086182966)

第8巻

(2005年7月発行、 978-4086182973)

第9巻

(2005年9月発行、 978-4086182980)

第10巻

(2005年9月発行、 978-4086182997)

アウターゾーンリ:ビジテッド 全3巻 汐文社〈ホーム・コミックス〉 完結

第1巻

(2012年12月発行、 978-4834231946)

第2巻

(2014年2月発行、 978-4834232097)

第3巻

(2015年10月発行、 978-4834232363)

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