概要・あらすじ
地球と火星との戦争が休戦中に、和平を望む火星の皇女アセイラム姫は地球で親善パレードを行っていた。だがテロリストに襲撃され、生死不明となる。火星側はこれを地球による宣戦布告と判断して休戦協定を破棄し、世界各国に攻撃を開始。
登場人物・キャラクター
界塚 伊奈帆 (かいづか いなほ)
地球で暮らす男子高校生で、火星との戦争のためカタクラフトの操縦訓練を受けている。軍属後は地球連合軍の少尉として、オレンジ色の練習用カタクラフトKG-6 スレイプニールに搭乗。冷静沈着な性格で、高い作戦立案能力とカタクラフト操縦技量により、火星勢力のカタクラフトを次々と倒していく。
アセイラム・ヴァース・アリューシア (あせいらむゔぁーすありゅーしあ)
火星の独立国家であるヴァース帝国の第一皇女。テロリストからの襲撃を逃れたあとは、界塚伊奈帆とともにロシアにある地球連合本部を目指す。
スレイン・トロイヤード (すれいんとろいやーど)
地球人のため、火星人からはひどく蔑まれている。瀕死のところを救われたアセイラム姫には深い忠誠を誓っており、地球のことをいろいろと教えている。ストーリー後半では高い機動性を誇るカタクラフトタルシスに搭乗して、界塚伊奈帆ら地球勢力のカタクラフトと戦う。
レイレガリア・ヴァース・レイヴァース (れいれがりあゔぁーすれいゔぁーす)
ヴァース帝国の初代皇帝で、アセイラム姫とレムリナ姫の祖父。
網文 韻子 (あみふみ いんこ)
界塚伊奈帆の同級生で幼なじみの少女。地球連合軍に所属し、カタクラフトパイロットとして戦う。
界塚 ユキ (かいづか ゆき)
界塚伊奈帆の姉で、地球連合軍の軍人。階級は准尉。地球連合軍に所属し、カタクラフトパイロットとして戦う。
ザーツバルム
ヴァース帝国の軍人で、その中でも特に有力な37家門のひとり。
マズゥールカ
ヴァース帝国に所属する軍人。火星騎士37家門のひとりで、界塚伊奈帆との戦いに敗れ捕虜となる。
エデルリッゾ
]アセイラム姫の侍女で、彼女を守るために奮闘している。
ライエ・アリアーシュ (らいえありあーしゅ)
アセイラム姫へのテロ実行犯の娘で、火星側に口封じに殺されかけたところを貝塚ユキに助けられる。火星人だがヴァース帝国への憎悪から、地球連合軍のカタクラフトパイロットとして戦う。
ハークライト
ヴァース帝国に所属する軍人。スレインの忠実なる部下。
レムリナ・ヴァース・エンヴァース (れむりなゔぁーすえんゔぁーす)
ヴァース皇帝の孫娘でアセイラム姫の腹違いの妹。
クルーテオ
ヴァース帝国]の軍人で、その中でも特に有力な37家門のひとり。ザーツバルムの友人。使用人のスレインを蔑み、拷問することもある。
クランカイン
ヴァース帝国に所属する軍人。火星騎士37家門のひとりで、クルーテオの息子。
その他キーワード
アルドノア
『アルドノア・ゼロ』に登場する架空テクノロジー。火星で先史文明が発見された際、そこには超科学的なエネルギー源があった。アルドノアと呼称したそのエネルギー源の取り合いが、火星側と地球側との争いの一因となっている。 アルドノアを起動する権限はヴァース皇帝とその血族が体内に持っており、火星側のカタクラフトに搭乗する者は、起動権限を皇帝から貸し与えられる形で起動させている。
カタクラフト
『アルドノア・ゼロ』に登場する架空兵器。人型をした機動兵器で、火星側のカタクラフトは、アルドノアを利用したバリアやビーム兵器などを装備している。地球側はアルドノアを利用できないため、火星側のカタクラフトより能力は総体的に劣る。