概要・あらすじ
スペースコロニー・クラウド9の独立戦争に端を発した紛争は、地球連邦政府と宇宙革命軍との全面戦争「第7次宇宙戦争」へと発展する。複数のスペースコロニー落としに見舞われた地球環境は致命的なダメージを受け、100億いた人口は地上宇宙を合わせても1億人程度まで減ってしまった。
15年後、戦災孤児のガロード・ランは、誘拐された少女の救出を依頼される。その少女、ティファ・アディールに一目惚れしたガロード・ランは、ティファ・アディールに導かれて戦争時の決戦兵器「ガンダムX」に乗り、ティファ・アディールを守るために戦う。
登場人物・キャラクター
ガロード・ラン (がろーどらん)
戦災孤児で、ジャンク屋やモビルスーツ狩りをして一人で生きていた。フリーデンに誘拐されたティファ・アディールの奪還のためにフリーデンに潜入するが、依頼者に怯えるティファ・アディールを見て、依頼を破棄する。 遺棄されたガンダムXの搭乗者となり、改めてフリーデンのメンバーになる。
オルバ・フロスト (おるばふろすと)
兄シャギア・フロストと共にフリーデンを付け狙う新地球連邦軍の諜報員。ガンダムアシュロンを操縦する。
ジャミル・ニート (じゃみるにーと)
旧地球連邦軍では少年ながらガンダムXのパイロットだったが、戦いの後遺症でニュータイプ能力を失ってしまった。戦後はバルチャー艦フリーデンのキャプテンとして、ニュータイプの保護に当たっている。
トニヤ・マーム (とにやまーむ)
フリーデンの通信オペレーター。奔放な性格だが気遣いも怠らない。
ウィッツ・スー (うぃっつすー)
フリーデンに雇われたフリーのモビルスーツ乗りだったが、後に正式にフリーデンに所属する。フリーデンクルーのトニヤ・マームにプロポーズをして受け入れられた。
シャギア・フロスト (しゃぎあふろすと)
双子の弟オルバとだけテレパシーで意思疎通ができるため、ニュータイプとして訓練を受けていたが、フラッシュシステムに感応せずカテゴリーFに分類され落伍者となる。そのことを恨んで世界に復讐することを志す。 ガンダムヴァーサゴに搭乗。
サラ・タイレル (さらたいれる)
フリーデンのブリッジオペレーターで副官的役割を担っている。生真面目でキツイ印象がある。ロアビィ・ロイに告白されるが、以前から想っていたジャミル・ニートについていく。
ティファ・アディール (てぃふぁあでぃーる)
ニュータイプとして生まれた故に狙われる少女。心を閉ざしがちだったが、ガロード・ランとの出会いによって変わっていく。
ロアビィ・ロイ (ろあびぃろい)
各地に口説いた女性がいるフリーのモビルスーツ乗りで、後にフリーデンに所属。普段は軽いノリだが、仲間の危機には救援に駆けつける熱血漢。
その他キーワード
ガンダムX (がんだむえっくす)
『機動新世紀ガンダムX』の登場メカ。旧地球連邦軍の決戦兵器。ニュータイプの精神端末兵器Gビットをコントロールするフラッシュシステムと、月面からのマイクロウェーブを受けて発射する大出力ビーム兵器のサテライトキャノンを持つ。