概要・あらすじ
主人公・忌野奇話は、恐ろしい体験を抱えている人の前に現れて、「怖い話」を食べさせてくれとせがむ。彼女に「怖い話」を提供した者は、必ず恐ろしい目に遭う。
登場人物・キャラクター
忌野 奇話
黒く長い髪に赤い瞳、チャイナドレスのような服を着た巨乳美女。普通の食事が受け付けない体質で、人から聞く「怖い話」だけを食べて生きている。恐怖体験を抱えている人間の前に現れ、「怖い話」を聞かせろとせがむ。奇話に話を聞かせた人間は、必ず彼女にキスをされ、その直後必ず恐ろしい目に遭う。元は普通の人間だったが、姉セトの謀略によって、「怖い話」を食べることでしか生きられない獏の眷属の一員にされてしまった。
忌野 セト
忌野奇話の姉。髪型はツインテールで眼鏡をかけている。「怖い話」を食べることでしか生きられない「獏の眷属」の一員で、同族でありながら普通の人間として生きようとした奇話を憎み、彼女を騙して獏の眷属の一員にしてしまった。
利千恵
忌野セトの友人。病気で入院しており、見舞いに訪ねてきたセトに、「最も怖い話」として、自分の命がもう長くないことを告げる。彼女の死をトラウマにしたセトは、妹の奇話を獏の眷属の一員に覚醒させるよう謀略する。
集団・組織
獏の眷属
『イマワノキワ』に登場する架空の一族。主人公忌野奇話、その姉の忌野セトが属する。「怖い話」を食べることでしか生きられない体質で、他者に「怖い話」を語らせたのち、キスをすることでその恐怖を食べることができる。一連の儀式を施されていないものは、獏の眷属としての体質に目覚めることはなく、忌野奇話は姉の謀略によって儀式を施されてしまったせいで獏の眷属として覚醒してしまった。 覚醒した者は、舌に「獏」の字が浮かび上がる。
書誌情報
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