ウルフガイ

ウルフガイ

狼の力を持つ犬神明が狼としての孤高を貫く自尊心と、人に惹かれる心の中で葛藤しつつ、彼を取り巻く狂気をはらんだ暴力の渦に巻きこまれていくさまを描いた、平井和正の同名小説のコミカライズ作品。暴力やエログロなど過激な描写をおこないつつも、同時に自分のあり方に悩む主人公、犬神明を清冽なタッチで表現されている。

正式名称
ウルフガイ
作画
脚本
その他
原作
ジャンル
アクション一般
 
伝奇
レーベル
ヤングチャンピオンコミックス(秋田書店)
巻数
全12巻
関連商品
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概要

不良生徒の扱いに手を焼く教師の青鹿晶子は、酔って迷い込んだ公園で1人の少年が袋叩きにあう光景を目撃し、ショックで気絶してしまう。翌朝、出勤した晶子の前に昨晩襲われていた少年犬神明が無傷で現れる。を受け持つことになった晶子は、彼にクラスの不良生徒と関わらないよう忠告するが、はすぐに目を付けられてしまう。

は教室、屋上で不良に暴行されるが抵抗しないまま自滅を誘い、一蹴する。不良グループのリーダーでヤクザの息子でもある羽黒獰と一騎打ちを試みるが、そこに獰を狙った対立組織のヒットマンが現れ三つ巴の戦いになる。そのなかで、の真の姿を見た獰は初めての恐怖を味わい、精神的に崩壊しかける。

しかし、かつての部下で自ら粛清した千葉が、の血によって人狼でもない異形の姿となったのを見て覚醒し、その血を持つを滅することを決意。が密かに想っていた青鹿を拉致、凌辱した様子をネット上で配信、をおびき寄せて対峙する。

登場人物・キャラクター

主人公

人狼の血を引く少年。月の満ち欠けと共に身体能力が大きく変化し、新月の時は一般人と同じくらいの強さだが、満月の時はビルから落下しても、銃で撃たれてもまるでこたえず、傷も即座に回復する強靭な肉体となり、力... 関連ページ:犬神 明

主人公

高校で教師を務めている美しい女性。生徒の問題に頭を痛め、ストレス解消に痛飲、泥酔して迷い込んだ公園で犬神明が不良グループに絡まれているのを目撃、自身も不良に襲われかけたところを何者か(=狼男に変身した... 関連ページ:青鹿 晶子

青鹿晶子の務める高校の不良グループを率いている生徒。暴力団幹部の息子で、まだ少年のはずだがその威圧感は暴力団員をも屈服させるほど強く、また怒りや狂気という以外の感情をほとんどあらわさない。プロの格闘家... 関連ページ:羽黒 獰

不良グループの一員。ボクシングを志しており、プロボクサーの兄が羽黒獰の父にスポンサードされている関係で、羽黒につき従っている。犬神明と戦うがその人並み外れた運動能力の前に完敗する。その後羽黒獰によって... 関連ページ:千葉

不良グループの一員で羽黒獰の彼女、情婦。非情な性格をしており、グループのなかでは参謀のような立場。羽黒が犬神明と戦い、精神的に壊されてからは、より強い存在である明に惹かれるようになるが、彼が思い通りに... 関連ページ:小沼 竜子

不良グループの一員の双子。名前は不明。いじめられっ子のような見た目だが暴力的な性格をしている。弟が犬神明にあしらわれて病院送りになり、兄は犬神に復讐しようとするが失敗、羽黒獰に粛清される。その後、羽黒... 関連ページ:黒田兄弟

神 明

ルポライターをしている男性。犬神明の登場によって、生徒たちの間で不良たちから学校の自治を取り戻そうという運動が起こった際、それを取材するために現れた。明に興味を持って、その謎を追おうとする青鹿晶子の前に現れ、さまざまな助言をする。明には明かしていないが、実は明と同じく人狼の血を引く人物。

犬神明の伯母で、有名レストランを経営する資産家。かつては人狼の血を嫌悪していたが、犬神の後見人となってともに暮らすなかで、彼の本当は優しい性格を知って考えを改める。明が羽黒獰と相打ちしたあとは、彼の死... 関連ページ:山本 勝枝

田所

青鹿晶子の同僚である教師。彼女とある程度親交があって一緒に飲みに行くなどしており、少なからず青鹿に好意を抱いている。不良たちの横行する乱れた風紀に対しては行動できないでいたが犬神明を付け狙う羽黒獰によって、青鹿が人質として拉致された際は明に協力して、彼女の居場所の特定などに奔走した。

木村 紀子

犬神明や青鹿晶子のいる高校の生徒会副会長。明によって不良たちが倒されたことを受けて、風紀を正そうという機運が高まり全校集会を開く。そこに明への復讐に燃える黒田が乱入、生徒を殺傷し、木村自身も殺されかかるが明に救出される。その後奈良県に転校しており、明が奈良を訪れたさい、偶然に再会する。

書誌情報

ウルフガイ 全12巻 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉 完結

第1巻

(2007年8月21日発行、 978-4253150514)

第2巻

(2008年1月18日発行、 978-4253150521)

第3巻

(2008年6月20日発行、 978-4253150538)

第4巻

(2008年11月20日発行、 978-4253150545)

第5巻

(2009年5月20日発行、 978-4253150552)

第6巻

(2009年9月18日発行、 978-4253150569)

第7巻

(2010年1月20日発行、 978-4253150576)

第8巻

(2010年6月18日発行、 978-4253150583)

第9巻

(2010年12月20日発行、 978-4253150590)

第10巻

(2011年5月20日発行、 978-4253150606)

第11巻

(2011年10月20日発行、 978-4253150637)

第12巻

(2012年3月19日発行、 978-4253150644)

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