概要・あらすじ
人類の多くが地球から離れ、宇宙に点在する各コロニー国家に移り住むようになった未来世紀。コロニー国家ネオジャパンのガンダムファイター、ドモン・カッシュは、コロニー国家の覇権を賭けて4年に一度開催される、各国代表ガンダムによる格闘大会「ガンダムファイト」に出場するため地球に降り立つ。
その裏には、ネオジャパンが秘密裏に開発していたデビルガンダムを奪って地球に逃亡した兄のキョウジ・カッシュを探し出すという目的があった。
登場人物・キャラクター
サイ・サイシー (さいさいしー)
ネオチャイナ代表のガンダムファイター。少林寺拳法の遣い手で、少林寺再興のためガンダムファイトに出場する。ドモン・カッシュを慕っている。クラブ・エースの称号を受け継ぐ。
ジョルジュ・ド・サンド (じょるじゅどさんど)
ネオフランスの名門サンド家の当主で、同国代表のガンダムファイター。たぐいまれなる容姿に恵まれ、騎士道精神を忘れないが、戦いとなると熱い心を露わにする。マスター・アジアの策略でDG細胞に感染させられるが、ジャック・イン・ダイヤに助けられ、その称号を継承する。
キョウジ・カッシュ (きょうじかっしゅ)
ドモン・カッシュの兄。父と共に地球再生の鍵となるアルティメットガンダムを開発していたが、ウルベ・イシカワとミカムラ博士の野望からアルティメットガンダムを守るため乗り込んで地球に降下する。 その時の衝撃でデビルガンダムに変貌したアルティメットガンダムの生体コアとなってしまう。
ウルベ・イシカワ (うるべいしかわ)
ネオジャパンの軍人。ドモン・カッシュにガンダムファイトの優勝とデビルガンダムの奪還を持ちかける。デビルガンダムを使って人類の支配を企んでいる。
マスター・アジア (ますたーあじあ)
流派東方不敗の創始者で、ドモン・カッシュの師匠。素手でモビルファイターを倒す実力の持ち主。環境汚染の元凶である人類を滅ぼすため、デビルガンダムを利用しようとしている。
シュバルツ・ブルーダー (しゅばるつぶるーだー)
ガンダムシュピーゲルを操るネオドイツ代表のガンダムファイター。その正体はキョウジ・カッシュがDG細胞を使って生みだした、彼の魂を持つアンドロイド。
アレンビー・ビアズリー (あれんびーびあずりー)
ネオスウェーデン代表のガンダムファイター。軍で実験的に強化人間にされた。ドモン・カッシュと戦ったことがきっかけとなり、彼に愛情を抱く。デビルガンダムの生体コアにされDG細胞に感染して暴走する。 愛機はノーベルガンダム。
ドモン・カッシュ (どもんかっしゅ)
ネオジャパン代表のガンダムファイター。無敵の格闘術、流派東方不敗の達人。「秩序の守り手」と呼ばれる最強の戦士の称号である「キング・オブ・マスター」を師であるマスター・アジアから受け継いでいる。 寡黙で無愛想だが、戦いとなれば熱い心を燃え上がらせる。
チボデー・クロケット (ちぼでーくろけっと)
ストリートファイター上がりのネオアメリカ代表ガンダムファイター。愛機はガンダムマックスター。現役宇宙ボクシングチャンピオンでもある。クイーン・ザ・スペードの称号を受け継ぐ。
レイン・ミカムラ (れいんみかむら)
ドモン・カッシュの幼馴染みで、ガンダムファイトのサポートとして彼と行動を共にする。ドモン・カッシュが気になっている。
アルゴ・ガルスキー (あるごがるすきー)
ネオロシア代表のガンダムファイター。囚人で仲間の解放のため戦う。
その他キーワード
デビルガンダム
『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカ。ドモン・カッシュの父と兄の開発した地球環境復興用モビルスーツだったが、地球に落下した衝撃で素材のDG細胞が暴走し人類滅亡を目的としたモビルスーツに変貌する。
シャイニングガンダム
『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカ。初めて地球に降り立ったドモン・カッシュにネオジャパンが与えた機体。操縦者の感情の高まりをエネルギーに変え、高出力を引き出すことが可能。「俺のこの手が光って唸る」のかけ声と共に放つシャイニングフィンガーが必殺技。
ゴッドガンダム
『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカ。第13回ガンダムファイトの決勝大会でドモン・カッシュが乗る機体。必殺技は爆熱ゴッドフィンガー。