あらすじ
強欲の王
魔王のサタンを倒すべく、最強のエクソシストとして育てられた神父は、弱冠12歳で魔王を退け、奇跡の子として褒め称(たた)えられていた。心を犠牲にしながらも、己の使命に殉ずる神父であったが、ある日、サタンから犯行予告が届く。サタンは愛月イムリとその親愛なる者をゲヘナ(地獄)に招くと宣言したため、神父はイムリの護衛を引き受けることになる。しかし、サタンの犯行がいつ行なわれるかがわからないため、二人はいっしょに生活を始める。神父は人懐っこいイムリの言動に戸惑いつつも、徐々に距離を縮めていく。だが神父の敵はサタンだけではなく、ほかの悪魔たちも神父を狙っていた。神父と悪魔の戦いにイムリが巻き込まれるが、神父はなんとか撃退に成功し、二人は悪魔の戦いを通じてまた一歩距離を縮める。しかし実はイムリの正体は悪魔「リリン」で、サタンが神父に恋をさせるために遣わしていたのだ。またイムリは魔力を持たないため、人間からは悪魔と見破られることはないが、悪魔たちからも人間にしか見えない存在だった。悪魔たちもイムリの正体を知らず、敵も味方も騙(だま)しながら、イムリは神父との関係を続ける。そんな中、かつて神父が退けた「強欲」の魔王、マモンが復活したとの知らせが届く。神父との再戦を望むマモンは、招待状を出して二人を己の居城に招くのだった。
母なる海
マモンは正々堂々とした決闘を望んでいたが、神父は愛月イムリを守るのに気を取られ、決闘に集中していなかった。それに業を煮やしたマモンはイムリをいたぶり、神父をわざと怒らせる。そしてマモンは、怒り狂った神父にトドメを刺される寸前まで追い詰められるも真剣勝負に満足し、そのまま決着がつくと思われた。だがイムリはそんな神父を心配し、彼に言葉を投げかける。イムリの言葉で我に返った神父はマモンにトドメを刺さず、ゲヘナへと強制送還させるのだった。無事に帰還する二人だったが、イムリはこれからも魔王に襲撃されると思うと憂鬱で、任務を放り出して逃げ出そうかと考え始める。神父に情を抱き始めた感情もあり、葛藤するイムリだったが、そこに新たな護衛が補充される。レアとバーバラはイムリと同じ年ごろの修道女(シスター)で、高い能力を持ちつつも、レアの明るい性格からイムリの周囲は一気ににぎやかなものとなる。また、レアはイムリの知らない神父の姿を知っているため、イムリの中の葛藤は強いものとなるのだった。イムリが今後について悩みながら歩いていると、そこで行き倒れの少女を発見する。神父とイムリは少女を助けるが、イムリはそれが自分の育ての親であり、嫉妬を冠する魔王、リバイアサンであることにすぐに気づく。最強であるが故に友達を作れず、孤独に苛(さいな)まれていたリバイアサンは、魔王すら倒せる神父であれば友人になれると考え、周囲の制止を振り切って彼らの前に姿を現したのだ。しかし、あまりに唐突に現れたリバイアサンはレアたちに疑われており、正体を知るイムリは一人胃を痛めるのだった。
登場人物・キャラクター
神父 (しんぷ)
教会に所属するエクソシストの少年。本名は不明。年齢は弱冠16歳ながら、特別司祭の位に就いている。小柄な体型で、くすんだ金髪をしている。実の父親には虐待されて幼い頃に捨てられ、その後はお世話になった孤児院で魔王のサタンに対抗できる「奇跡の子」として才を見出された。そして、イタリア北部の教会で虐待同然の厳格な教育を受け、「最強のエクソシスト」として育てられる。だが、育ての親からは狂信的な神の教え、同年代からはその異質な才から排斥され、孤独な幼年期を過ごすこととなる。12歳の時にエクソシストとなり、ダンテを教育係にして悪魔と戦い始める。その後、アスモデウスを打ち倒したことを皮切りに魔王たちを次々退け、英雄的存在として祭り上げられていく。神の教えに忠実だが、それは逆にいえば幼少期の経験からそれしかすがるものがないためであり、本心では悪魔を倒すための道具として教会に酷使されている現状が嫌で嫌で仕方がなかった。教義のため自殺をすることもできず、悪魔と戦って役目を果たして死ぬことで天国に行くことが唯一の救いと考えている。ダンテからは、その生き方は「信仰」ではなく「隷属」と指摘され、恋をするように助言される。愛月イムリの護衛を引き受けてからは、彼女といっしょにいることが多く、世話係を兼ねて家事も担当している。料理の腕はかなりのもので、イムリも大絶賛するほど。聖書の教えに忠実なためウソをつけず、女性に対してはデリカシーに欠ける言動をすることもある。イムリは距離を縮めようとしてくるが、アスモデウスとの戦いの後遺症で、女性の裸や性的なものに心的外傷を負っており、それらを目にすると気分が悪くなる。また致命傷からも後遺症なしで復帰できる不死身にも等しい再生能力を有しているが、アスモデウスとの戦いで自らえぐり取った右目は再生せず、義眼を使っている。能力は「奇跡の拡大解釈」で、聖句を口にしてその奇跡を再現する。神や大天使の力を借り受けることもできるため、その力は魔王ですら圧倒する。
愛月 イムリ (あつき いむり)
「恋する悪魔」をモチーフに絵を描いている画家の少女。日本人とイギリス人のハーフで、両親は他界して身寄りはない。弱冠18歳にもかかわらず、すでに画家として頭角を現しており、愛月イムリ自身は収入が日本の上位3%に食い込んでいると語っている。その絵は各方面で支持され、ローマで企画展も行われている。サタンにその身が狙われているため、それを察した教会によって保護され、護衛役の神父と同棲(どうせい)することとなる。奔放で人懐っこい性格をしており、小悪魔的な言動で神父を翻弄する。神に背いてまで人を愛した堕天使アザゼルの伝承に焦がれ、いつか自分もそんな恋をしたいと思いながら絵を描き続けている。学校にも行かず、絵一本で生活できるほどその道を極めているが、それ以外はずぼらで家事はまったくできない。そのため神父との共同生活では、彼が主に家事を担当している。その正体はサキュバスの原種「リリン」で、本来の名は「ファムファタールイムリ」。サタンが宿敵である神父を籠絡するため現世に遣わした悪魔で、生まれついて魔力がまったくないため、イムリが悪魔であると見抜ける者はいない。サタンや育ての親であるリバイアサンといった一部の顔見知りのみが正体を知っており、それ以外は同族の悪魔ですらイムリを人間と思っている。そのため対外的にはサタンに狙われており、つねに神父といっしょに行動しているが、事情を知らない悪魔たちからは神父の仲間として攻撃される。恋に関する姿勢は裏表がなく、サタンの頼みは恋を強制されるため乗り気ではないため、当初は適当に切り上げてトンズラするつもりだった。悪魔や人間の立場など考えずに直感的な行動をすることが多く、魔王たちとの戦いに巻き込まれつつも、その場その場で自分の正しいと思った行動を取り、自分の意思で神父といっしょにいることを選んでいる。
レア
教会に所属する修道女(シスター)の少女。ショートカットにして、修道服をいつも身にまとっている。明るく活発な性格のムードメーカーで、いつもハイテンションな言動で周囲を明るくしている。水をあやつる奇跡の力を持ち、その力で水をキューブ状にして宙に浮かせ、足場としたり攻撃することもできる。また対象の血を直接あやつることで、魔王にすらダメージを与えることができる。バーバラとコンビを組んで活動しており、二人そろっての連携はかなり強力で、サタンが相手でも5分は持つと太鼓判を押されている。フランスで任務に当たっていたが、その後は追加の護衛としてバーバラと共に愛月イムリのもとに派遣される。神父とは長い付き合いだが、無茶をしがちな彼のことを本心から心配しており、その様子がイムリの神父への思いを気づかせる大きなきっかけとなった。持ち前の明るさでイムリともすぐ仲よくなるが、実は裏の任務としてイムリの調査も頼まれており、警戒していたにもかかわらずすっかり仲よくなった事実に驚愕(きょうがく)し、イムリへの警戒心を強めている。過去にベルゼブルと深い因縁があり、ベルゼブルに復讐(ふくしゅう)するのを至上目標としている。過去にあった出来事がトラウマとなり、肉を食べられない菜食主義(ヴィーガン)となった。ふだんの明るさも、復讐にすべてを捧げた結果、長生きできなくなった覚悟の裏返しで、せめて生きているうちは楽しもうと前向きな気持ちを抱いている。
バーバラ
教会に所属する修道女の少女。修道服をいつも身にまとっている。華奢(きゃしゃ)な外見に不釣り合いな無骨なデザインをした仮面をかぶっている。冷静沈着な性格で、周囲に気配りを忘れない気遣いの達人。しかし一方で、未成年にもかかわらずかなりの酒好きで、なんだかんだ屁理屈(へりくつ)をつけて酒を飲もうとする。戦闘の際には仮面を外すことで奇跡を起こすことができる。レアとコンビを組んで活動しており、二人そろっての連携はかなり強力で、サタンが相手でも5分は持つと太鼓判を押されている。フランスで任務に当たっていたが、その後は追加の護衛としてレアと共に愛月イムリのもとに派遣される。
ダンテ
教会に所属するエクソシストの男性。長髪で飄々(ひょうひょう)とした雰囲気を漂わせた破戒僧で、破天荒な性格をしている。教会からの支度金を使い込むほど女遊びが好きだが、「金で女と寝る趣味はない」がモットーで、女遊びはあくまでお酒やおしゃべりだけに留めている。4年前、神父の教育係となり、一時は彼と行動を共にしていた。厳格な教育を受けてきた神父とは正反対な立ち位置にいる人物ながら、確かな実力者で世渡り上手。神父の様子から彼が今の境遇が本当は嫌で嫌でしょうがないことを見抜き、「恋」の大切さを説き、年長者として神父を導いた。そのため、神父からは唯一「尊敬しない人物」として慕われている。神父との研修ではサキュバスが街に忍び込んでいるのを見抜き、サキュバスを追い詰めるが、その裏に魔王のアスモデウスがいるのには気づかず、アスモデウスの顕現によって危機に陥る。神父の圧倒的な力でアスモデウスが倒されたあとは、その後始末と神父が負ったトラウマのケアを行った。4年後、ベルゼブルの痕跡を追って主にフランスで活動しているが、かなりの激戦を経たようで、右目に大きな傷を負い、雰囲気もすっかりやさぐれている。
立花 (たちばな)
マモンに仕える信者の女性。黒髪のボブヘアで、スカートスーツを身にまとっている。マモンの傍に秘書として仕えており、彼の命令には絶対服従する。かつては内閣府の秘密組織に所属していたが、かなり鬱屈した立場に押し込められていたらしく、政府がマモンをもてなす席で彼に寝返り、組織の情報をすべて売り渡してマモンの庇護(ひご)下に入った。たくさんの罪を犯したと自覚しつつも、マモンの鮮烈な生き方に魅了され、彼のもとで働くことを心の底から楽しんでいる。マモンが神父を招いた際、いっしょにいた愛月イムリの接待役を引き受ける。マモンの命令に従って神父の本気を引き出すため、イムリに攻撃を加える。マモン敗北後はすべてに絶望して自害しようとするが、マモンの使い魔に妨害されて思い留まる。
サタン
「憤怒」を司る魔王。大蛇を首に巻いた黒髪の青年の姿をしている。すべてのゲヘナを支配する君主で、神父とはお互いを宿敵同士と見ている。現在は現世にまだ復活できないため、ゲヘナからなんらかの思惑で現世に干渉している。サタンのシナリオでは神父に恋をさせることが重要らしく、そのために愛月イムリをひそかに現世に遣わした。
アスモデウス
「色欲」を司る魔王。妙齢の美女の姿をしている。巧妙に悪魔の気配を隠し、さらに低級のサキュバスを姉として傍に置くことで、「サラ」という幼い人間の少女に擬態していた。4年前に神父たちと対峙(たいじ)して倒されたが、当時は神父ですら姉の振りをしたサキュバスに目がいき、少女が正体を表すまで真実に気づかなかった。その本当の姿は、さまざまな獣の肉塊を集め、その中心から妙齢の美女が生えている異形。堕天した智天使で、何者にも抗(あらが)えない「肉欲」と「快楽」をもたらす。その規模はサキュバスの魅了とは段違いで、街一つを肉欲に沈めることも可能。神父と対峙した際にも、街中の女を催淫であやつって、神父にけしかけた。神父を肉欲に沈めようとしたが、神父は自らの右目をえぐり取るという自傷で正気に戻り、大天使の力を借りた奇跡でアスモデウスを退けた。なお、神父はアスモデウスを倒しこそしたものの、女性を性的に見たことを戒め、姦淫(かんいん)の罪を贖(あがな)うためマタイ伝5章28節に従って右目を治療せず、義眼を使うようになった。ちなみに神父の右目はのちに教会が回収のため町中を探索したが、なぜか見つけることができなかった。また神父はアスモデウスとの戦いで、女性の裸や強姦といった性的なものに強いトラウマを負うこととなり、戦いには勝利したがのちに大きな禍根を数多く残している。
マモン
「強欲」を司(つかさど)る魔王。スーツを着て、眼鏡をかけた青年の姿をしている。遥(はる)か昔、マモンは人に黄金の採掘方法を教えるも、人々は黄金を求めて相争い始めたとされる。このことからその名は「富」を意味し、富への欲望と技術の向上心を司るとされる。人々の欲望を己の力に変えることができ、3年前に神父に敗れるも、人々の欲望を吸収することで短期間で復活する。神父との再戦を望んでおり、神父のもとに烏(からす)の使い魔を遣わし、己の復活を宣言した。左手にはまっている五つの黄金の指輪は、それぞれ「富」や「技術」といった彼の権能を象徴し、それに応じた力を使うことが可能。また、指輪の力は同時に使うこともでき、それによって威力をさらに底上げできる。しかし、現在においてマモンの原動力となっているのは、平等主義によって抑圧され、満たされずにくすぶり続ける「他者を踏みつけたい」という支配欲で、「男」としての根源的欲求がマモンを形作っている。このため、指輪の力に頼らないただの肉弾戦でもその力は絶大で、男として勝利を貪欲に求める。ただ公然と女を所有物扱いするが、部下は「仲間」として大切にしていたり、敵との勝負も正々堂々なことにこだわるなど、悪魔らしからぬ言動も多い。神父を宿敵と定め再戦するも、自分が神父の眼中にないことに激怒。本気を出させるため愛月イムリを人質にし、神父を怒らせてまで戦う。神父に完全敗北するも、存分に戦えたことに満足する。しかし、トドメを刺される直前にイムリの言葉で神父が我に返り、そのままゲヘナに強制送還された。負けたことよりも、イムリの横やりが決闘を汚したとかなり怒り狂っていた。ゲヘナ帰還後は、力の大部分を失い少年の姿となっていた。散っていた仲間に思いを馳(は)せていたが、そこにリバイアサンが現れ、彼女にお仕置きとして圧し潰される。
リバイアサン
「嫉妬」を司る魔王。水色の髪をした幼女の姿をしている。見た目どおり幼い性格をしており、自らを「ママ」と呼び、語尾に「なのです」を付けるしゃべり方をする。聖書に記された海の獣で、海に住まうすべての獣の母。神父に敗れたマモンの前に姿を現し、彼が自分の子であるシャチをいじめたという理由で、お仕置きをした。神によって「最強の獣」として作られたが、それ故に孤独に苛(さいな)まれている。自らの生み出した眷属(けんぞく)たちは自らを母として崇(あが)め、対等な存在になり得ないために、あえて弱い人間の幼女の姿を取り、人とのつながりを求めた。しかし最強の力を持つリバイアサンは、人間社会からも爪弾(つまはじ)きにされており、いつしか自らより弱い者をすべて「嫉妬」するようになる。リバイアサンの行動原理は一貫して「友達がほしい」であり、魔王すら倒す神父の存在を知って、彼と友達になりたいと思うようになる。ただその行動は行き当たりばったりで、周囲の制止を振り切って衝動的に飛び出し、海岸に打ち上げられて、神父に自分を拾わせようとする。目論みどおり、その正体を隠して神父に拾われるが、神父たちの拠点は結界が張ってあり、ふつうの人間が偶然たどり着くことはありないため、初対面ですでにレアたちに怪しまれている。その後もあまりにずさんな言い訳を並べたため、その正体に気づいた愛月イムリは横で胃を痛めていた。魔王ながら、見た目どおり幼さ故の純粋さと無知なところがあり、神父に善意で話し掛けるが、的確に神父の地雷を踏み抜いてイムリを戦慄させた。しかし、それが結果的に虐待されている子供と思われ、神父に保護されて彼らのもとで和気藹々(あいあい)とした時間を過ごす。心から満たされた時間を過ごしていたが、眷属たちが行方不明となった自分を助けにやって来たため正体がバレてしまい、同時に神父に魔王としての存在を肯定されたことで、本気で彼と戦うこととなった。幼女の姿は周囲に迷惑を掛けないようにかなり弱体化した姿で、本来は鱗(うろこ)で覆われた鯨のような姿をしている。顔の部分には目がなく大きな口のみ存在し、その口ですべてを飲み込む。鱗はあらゆる攻撃を跳ね返す最強の盾で、神父の攻撃すら通用しなかったが、体内から攻撃された際にはダメージを受けた。有りのままの自分を対等な存在として認めた神父との戦いに満足し、おとなしくゲヘナに帰った。
ベルゼブル
「暴食」を司る魔王。顎ヒゲを生やした壮年の紳士の姿をしている。2011年に受肉して現世に出現。その際に当時最強のエクソシストだったマザーローザを殺した。2020年にも出現し、マザーローザの遺体をあやつって神父とレアと戦い、神父によって撃退される。ただし、2020年の戦いは公的な記録では撃退されたとされるが、実際は神父の体の大部分を食らいつくして満足して帰っただけに過ぎず、神父は実質的には敗北していたと語っている。神父との決闘にこだわったマモンや、純粋に遊びたかったリバイアサンと違い、己の欲望を満たすために明確に人類に牙をむく邪悪の化身で、教会からも恐るべき存在として警戒されている。実は過去にとある魔女と取引を行い、己の力の一部である「小指」を手渡している。この小指はのちに巡り巡って教会に回収され封印された。体の一部とはいえ、力が奪われた影響は本体にも色濃く影響を与え、ここ400年のベルゼブルは大幅に弱体化した状態だった。
その他キーワード
魔女 (まじょ)
悪魔と契約して力を得た元人間。悪魔と交わったことで、神の持つ「生命の書」から名を消して神と絶縁し、魔王が持つ「死の書」に名を連ねる。体には悪魔と交わった印である「契約印」が刻まれる。人間の理(ことわり)から外れた存在であるため、寿命も人間と違って数百年を生きる魔女も存在する。なお、魔女の定義は「悪魔と交わって力を得た元人間」であるため、男の魔女も存在する。
クレジット
- 原作
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有馬 あるま
書誌情報
エクソシストを堕とせない 9巻 集英社〈ジャンプコミックス〉
第1巻
(2022-05-02発行、 978-4088831381)
第2巻
(2022-07-04発行、 978-4088831749)
第3巻
(2022-10-04発行、 978-4088832661)
第4巻
(2023-02-03発行、 978-4088833750)
第5巻
(2023-06-02発行、 978-4088835174)
第6巻
(2023-09-04発行、 978-4088836379)
第7巻
(2024-01-04発行、 978-4088837796)
第8巻
(2024-06-04発行、 978-4088840307)
第9巻
(2024-09-04発行、 978-4088841793)