エスパー魔美

エスパー魔美

ある日突然超能力に目覚めた、女子中学生の佐倉魔美を主人公にしたSFコメディ。平凡な少女が、自分の力に戸惑いながらも、少しずつ超能力を磨き、様々な事件を解決する姿を一話完結形式で描く。藤子・F・不二雄の代表作のひとつ。

正式名称
エスパー魔美
ふりがな
えすぱーまみ
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
レーベル
てんとう虫コミックス(少年)(小学館)
巻数
既刊9巻
関連商品
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概要・あらすじ

ある日、ごく平凡な女子中学生の佐倉魔美は、同級生の高畑和夫が3人の不良に絡まれているのを見かける。一方的に殴られる高畑を見かね、魔美が思わず目を伏せて願った瞬間、高畑の体は木の上に移動した。この事件をきっかけに自分がエスパーであることに気づいた魔美は、世の中のためにその能力を使うことを決意するのであった。

登場人物・キャラクター

佐倉 魔美 (さくら まみ)

平凡な女子中学生。曾祖母がフランス人で、隔世遺伝による赤毛が特徴。お転婆でおっちょこちょいだが、人情に厚く、正義感が強い。ふとしたきっかけで超能力に目覚め、驚きと喜びの複雑な感情を抱くが、能力を世のため人のために使うことを決意する。また、友人の高畑のアドバイスやペットのコンポコに助けられながら、少しずつ超能力に磨きをかける。 テレポーテーション、テレキネシス、テレパシー、透視などの超能力が使える。

高畑 和夫 (たかはた かずお)

佐倉魔美の同級生。本は一度読むだけで覚えてしまい、授業もぼんやり聞いているだけで頭に入るという天才。ケンカや運動は不得意。超常現象に興味を持っており、超能力についても詳しい。超能力について知識のない魔美の良きアドバイザーとして活躍する。魔美のためにブローチを改造したテレポーテーション・ガンを作る。

佐倉 十朗 (さくら じゅうろう)

佐倉魔美の父親。画家で公立高校の美術教師をしている。代表作は魔美をヌードモデルにした「少女」という連作。また、魔美を連れて風景画を描きに出かけることも多い。絵は滅多に売れることはなく、個展もガラガラ。しかし、魔美や高名な画家の友人など、その実力を認める人物もいる。

コンポコ

『エスパー魔美』に登場する子犬。佐倉魔美のペット。キツネとタヌキを足して2で割ったような姿をしている。「フャン、フャン」という独特の鳴き方をする。自尊心が強く、自分の悪口を言われると激しく怒る。油揚げが大好物。

その他キーワード

テレポーテーション・ガン (てれぽーてーしょんがん)

高畑和夫が魔美のために作った、テレポーテーション用の道具。M字型のブローチを改造し、裏のボタンを押すと中の仁丹が飛び出す仕掛けになっている。テレポーテーションには、2つの物体が急速に接近したときのエネルギーが必要なため、魔美は仁丹を自分に向けて発射することで能力を使う。

書誌情報

エスパー魔美 9巻 小学館〈てんとう虫コミックス(少年)〉

第1巻

(2017-02-28発行、 978-4091423153)

第2巻

(2017-02-28発行、 978-4091423160)

第3巻

(2017-03-28発行、 978-4091423177)

第4巻

(2017-04-28発行、 978-4091423184)

第5巻

(2017-05-26発行、 978-4091423191)

第6巻

(2017-06-28発行、 978-4091423207)

第7巻

(2017-07-28発行、 978-4091423238)

第8巻

(2017-08-28発行、 978-4091423245)

第9巻

(2017-09-28発行、 978-4091423252)

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