エースをねらえ!

エースをねらえ!

県立西高校のテニス部に入部した岡ひろみが、コーチの宗方仁達の猛特訓やライバルたちとの戦いを乗り越え、才能を開花させていく姿を描く。連載時にテニスブームを起こした山本鈴美香の代表作。

正式名称
エースをねらえ!
作者
ジャンル
テニス
レーベル
中央公論社 / 中公文庫コミック版(中央公論新社) / ホーム社漫画文庫(ホーム社)
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概要・あらすじ

第一部では県立西高校のテニス部に入部した岡ひろみが、コーチの宗方仁に抜擢され、猛特訓を受けてライバル達との戦いの中で才能を開花させていく。第二部では桂大悟の指導を受け、さらに世界レベルまで戦いの場を広げ、一流プレイヤーとして成長する。

第1巻

テニス王国として名高い県立西高校のテニス部に所属する岡ひろみは、いつも藤堂貴之竜崎麗香のプレーにあこがれては、ため息をつく毎日を送っていた。そんなある日、コーチの宗方仁から地区大会に出場する5名の選手が発表され、その中にはなぜか今まで一度も選ばれた事がないひろみが入っていた。部員達からの羨望と嫉妬に苦しめられたひろみは、自分をメンバーから外してほしいと宗方に願い出るが、聞き入れてもらえる事はなかった。辛い立場に立たされたひろみに対し、藤堂と麗香はベストを尽くすようにとエールを送る。二人の期待を背負って、ひろみは地区大会に出場する覚悟を決める。

第2巻

誰よりも尊敬してやまない竜崎麗香から離れ、自らのプレーを確立させる事を決意した岡ひろみは、県大会の団体決勝戦に出場する。今まで麗香のプレーの真似をしてきたひろみは、力強いサーブを打ち込み続ける事で、麗香とは違う自分のスタイルを模索していく。そして、気を失うまで苦しい試合を戦い抜いたひろみは勝利する。宗方仁から目をかけられているひろみに激しい嫉妬心を抱いた麗香は、今まで以上にひろみに辛くあたるようになってしまう。部員のあいだでも、ひろみばかりがクローズアップされている事に対して不信感を抱く者が多く現れ、ひろみは人知れず涙を流す。そんな彼女を優しく慰めてくれる藤堂貴之の存在に、ひろみは癒されるのだった。

第3巻

宗方仁から手厚い指導を受ける岡ひろみに対して、嫉妬心を抱いているのは竜崎麗香だけではなかった。宗方を慕う緑川蘭子も同じ思いを抱いて苦しむが、宗方の目にはひろみしか映っていない事を改めて思い知らされる。加えて、自身が宗方と異母兄妹である事を知り、蘭子は宗方への傾倒を踏みとどまるのだった。一方、宗方の厳しい練習に耐え抜くひろみは、着実に力をつけ始めていた。麗香とのダブルスで、潜在的な能力を開花させようとするひろみを宗方は見守り続ける。関東大会での勝利を麗香と共に摑んだひろみは、ついに全日本ジュニアチームの1次メンバーに選ばれる。

第4巻

全日本ジュニアチームの2次メンバー選抜を賭けて、岡ひろみ竜崎麗香緑川蘭子達と共に激しい練習試合を繰り広げていた。しかし生え抜きの二人を前にして、自分の圧倒的な実力不足を思い知らされたひろみは、自分にテニスを教えてほしいと宗方仁に頼み込む。その申し出を待っていた宗方は、男子選手並みの過酷な練習をひろみに課す。やがて夏の合宿が始まり、ひろみは藤堂貴之と心を通い合わせるようになる。

第5巻

苦しい試合を勝ち抜き、何とか実力で選抜試合のベスト4に残った岡ひろみは、3次メンバー選抜のためにさらなる厳しいトレーニングに励む。自分の素質を信じ、伸ばそうとしてくれる宗方仁に、少しでも報いたいと考えるひろみだったが、そんな中、自分の中で少しずつ大きくなっていくのは藤堂貴之への切ない思いだった。そしてひろみはついに、選抜メンバーの座を懸けて竜崎麗香緑川蘭子との対戦に挑む。ひろみをテニスの世界へと導いた張本人でもある麗香との真剣勝負は、お互いに一歩も譲らないまま白熱した試合展開となる。

第6巻

文化祭の余興試合で藤堂貴之と男女混合のペアを組んだ岡ひろみは、フォークダンスの時に、藤堂から初めて大会で優勝した時に獲得したメダルを渡される。それは二人が離れていてもテニスでずっとつながっているという、藤堂の強い思いが込められたものだった。そんなある時、ひろみは緑川蘭子から、宗方仁がもう二度とテニスができないという事実を聞かされ、ショックを受ける。宗方の苦しみに比べれば、自分の悩みなどちっぽけなものであるという事を思い知り、そんな宗方のために何もできない事を悲観する。だがひろみは、テニスで宗方に応える事こそが、自分ができるただ一つの事だと気づくのだった。

第7巻

毎日、吐いて倒れるまで宗方仁の厳しいトレーニングに耐え続ける岡ひろみは、竜崎麗香から、宗方にも言えない辛い事があれば、自分に相談するよう声を掛けられる。麗香は、ひろみが藤堂貴之と宗方とのあいだで揺れ動く心を、誰よりも敏感に感じ取っていたのだ。自分の気持ちを押し殺すようにして、ますますテニスへ情熱を傾けるひろみに、宗方はオーストラリアへの海外遠征の話を持ちかける。不安を抱きながらも、ひろみは宝力冴子と共にオーストラリアの地へ降り立ち、現地の選手達と練習を開始する。

第8巻

岡ひろみのあとに続いてオーストラリアへやって来たのは、ひろみがどうしても会いたかった藤堂貴之だった。はっきりと意図は伝えなかったが、宗方仁はひろみと藤堂を練習試合で戦わせる。藤堂と互角に戦う事で、ひろみは着実に実力を伸ばしている事が証明される。やがてひろみが高校3年生に進級すると、ひろみの知名度のアップと共に、テニス部には300人以上の入部希望者が殺到していた。かつてひろみが、竜崎麗香にあこがれてその存在を追いかけたように、今度はひろみが下級生からあこがれられ、追われる立場になっていく。

第9巻

とうとう高校女子の全日本チャンピオンとなった岡ひろみだったが、ライバルとしても懇意にしていた宝力冴子から、予想もしていなかった宣戦布告を叩きつけられる。そんなある日、ひろみは宗方仁に、世界ランキングプレイヤーのジャッキー・ビントからペアを組みたい、という申し出があった事を知らされる。そして宗方は、ペアを組むにあたってオーストラリアで多くの有名選手を指導するレイノルズ氏にひろみの指導を託す。そして宗方の提案により、世界で活躍する有望な若手選手を集めた招待試合が開催される。ひろみは何とか第1試合を突破するが、緊張の連続で思いどおりのプレーができずにいた。

第10巻

宗方仁は、藤堂貴之と共に練習させる事で、プレイヤーとしてコートに立つという事の真の意味を岡ひろみに教え込もうとする。誰よりもひろみの素質を信じる宗方と藤堂の熱い思いに支えられ、ひろみは徐々に自分の中で明確な答えを見つけていくのだった。ついにひろみは、ジャッキー・ビントの妹であるジョージィ・ビントと試合を行い、苦しいトレーニングの成果を十分に活かした、力強いプレーで圧倒的な勝利を収める。続いて大会の優勝候補であるマリア・ヤングとの戦いでも素晴らしいプレーを見せ、ひろみは観客からエールを送られるのだった。

第11巻

宗方仁の家を訪れた岡ひろみは、宗方から親友の桂大吾を紹介される。僧侶姿で豪快な性格の大吾を前に、ひろみはただ戸惑う事しかできなかった。具合の悪そうな宗方の体調を察した大吾は、宗方と男同士のとある固い約束を交わす。この時をきっかけにして、本来酒豪であるはずの大吾は禁酒を誓うのだった。ある日、宗方が入院した事を知らされたひろみは、血相を変えて病院を訪れるが、思っていたよりも元気そうな宗方を見て拍子抜けをする。その夜、[◆藤堂貴之]は宗方から連絡を受け、ある事実を告げられる。

第12巻

アメリカでの招待試合で快進撃を続け、岡ひろみは準々決勝も突破する。自分の好成績を、病気のために渡米できなかった宗方仁に早く報告したいと思い続けていたが、すでに宗方はこの世を去っていた。宗方の死をいち早く知った藤堂貴之竜崎麗香千葉鷹志はまだひろみには知られてはならないと彼女を気遣い、人知れず深い悲しみに暮れる。見事大会で、準優勝を決めたひろみは日本へ帰国するが、待っていたのは宗方の死の報せだった。宗方を失い、生きる術をも見失いかけていたひろみを、藤堂と麗香は桂大吾のもとへと連れて行く。選手時代の宗方の盟友だった大吾は、ひろみを鼓舞させるべく強引な荒療治に出る。

第13巻

岡ひろみ桂大吾に、宗方仁から預かっていたラケットを託された。宗方のラケットを手にした瞬間、再び力強いサーブを打ち込めるようになったひろみは、自分を温かく見守ってくれる藤堂貴之竜崎麗香の存在に気づき、決して一人ではないのだ、という事を思い知る。宗方の墓を前にして深い悲しみに打ちひしがれていた緑川蘭子は、ひろみと再会して前へ進む決心をする。そして大吾は、宗方の意志を継いて正式にひろみのコーチとして就任するのだった。再び過酷なトレーニングを開始したひろみのもとへ、ジャッキー・ビントがはるばる訪れる。

第14巻

神谷裕介は、自分には何もないと絶望しかけていたが、桂大吾のもとで厳しい訓練を続ける岡ひろみの姿を見て心を打たれ、自ら大吾を訪ねてテニスの指導を請う。宗方仁の死から間もなく1年が経過しようとしている中、藤堂貴之はひろみを思いながらも、宗方を忘れられないひろみの心に踏み入る事ができずに、ずっと苦しんでいる胸の内を自分の姉に打ち明けていた。そしてひろみは、レディス・トーナメントの抽選会場で、世界的名プレイヤーであるビリー・ジーン・キング夫人との対戦カードを引いてしまう。

第15巻

ビリー・ジーン・キング夫人とクリス・エバートの壮絶な試合を目の前で観戦した岡ひろみは、桂大吾神谷裕介への指導を命じられる。ひろみはすでに日本を代表する選手として、世界にも少しずつ名を知られるまでに成長しており、裕介への指導は彼女が適任だ、と大吾が判断したのである。そんな中、ひろみは試合でジャッキー・ビントとペアを組み、ダブルスのトーナメント戦で大金星をあげ続けていく。そしてひろみは、宗方仁と大吾が夢にまで見た世界への挑戦権を、見事にその手で摑むのだった。

第16巻

桂大吾が断酒を続けている事を知り、岡ひろみはいたたまれない気持ちになっていた。そんなひろみを気遣う藤堂貴之は、彼女をデートに誘う。束の間の楽しい時間を過ごしたひろみと藤堂だったが、帰宅後にひろみが知ったのは、神谷裕介が行方不明になったという事実だった。裕介はすぐに見つかったが、自身の辛い過去に思いを馳せ、今にも押しつぶされそうになるのを必死に耐えようとする裕介に、ひろみは声を掛けられなかった。それは裕介が、自分自身で乗り越えなければならない試練だったからだ。ひろみ一人で裕介の対戦相手をこなし続けるのは難しいと判断した大吾は、藤堂と尾崎勇にもその役目を託す。

第17巻

岡ひろみに過酷なトレーニングを課す藤堂貴之に不満を持った神谷裕介は、藤堂を待ち伏せして、その真意を探ろうと詰め寄る。藤堂には宗方仁から受け継いだ思いがあり、そしてひろみへの深い愛があった。まだ若い裕介には、藤堂のひろみへの思いが十分に理解できず、それが藤堂への不満となって反発する事しかできずにいたのである。そんな中、ひろみは宝力冴子と共に国際若手女子トーナメントに出場する事になる。ひろみらは厳しい対戦カードを引き、藤堂は心配するが、そんな彼をよそに、ひろみはリラックスした状態で試合に臨む。

第18巻

激戦を戦い抜き、ついに岡ひろみは念願の国際試合で初優勝を飾る。藤堂貴之桂大吾に支えられ、ここまで来られた事を心の底から喜ぶひろみだったが、尾崎勇が藤堂と今後について話しているのを、うっかり立ち聞きしてしまう。ひろみは、自分のせいで藤堂の選手としての道を閉ざしてしまったのではないか、と激しいショックを受けるが、今はただ前に進む事だけに専念しようと決意。そんな中、全テニスプレイヤーのあこがれであるウィンブルドン選手権の出場選手を決めるため、ひろみと竜崎麗香緑川蘭子は三つ巴になって争う事となる。さらなる高みを目指すひろみに対し、大吾はかつての宗方仁と同じく「岡、エースをねらえ!」と声を掛けるのだった。

登場人物・キャラクター

岡 ひろみ (オカ ヒロミ)

ショートカットに大きな瞳の女子。登場時は県立西高校の1年生。上品で優しく、華麗なプレイをするお蝶夫人(竜崎麗香)に憧れてテニス部に入部し、可愛がられていた。新任コーチの宗方仁から地区大会の出場選手として抜擢される。周囲の冷たい目や、厳しい特訓に戸惑い、悩みながらも徐々に才能を開花させていく。 西高校卒業後は、短大に進む。普段は明るく屈託が無いが、テニスになると周囲が驚く集中力と根性を発揮する。家は造園業を営んでいる。

宗方 仁 (ムナカタ ジン)

黒くやや長い髪、厳しい目をした男性。県立西高校テニス部のコーチ。登場時は就任してまだ日が浅かった。テニスの指導は厳しくスパルタで、妥協が無い。確固たる信念で選手達に接するが、時にその言動は理解されず、軋轢を生むことがある。「目ダヌキ」と呼んでいた岡ひろみの素質に注目し、いきなり代表選手に抜擢し、徹底的な特訓を施す。

竜崎 麗香 (リュウザキ レイカ)

長い縦ロールの髪型で、テニスのプレイ中は大きなリボンでまとめる。登場時は県立西高校の2年生。テニスの腕は超高校級で、その華麗なプレイから「お蝶夫人」と呼ばれている。自分を慕う岡ひろみを可愛がり、テニス部に誘う。また校内では生徒会の副会長を務める。プライドが高く、自らの考えに従わない者には厳しく接する。 父は庭球協会理事。

藤堂 貴之 (トウドウタカユキ)

登場時は県立西高校の2年生。テニス部の男子副キャプテンであり、生徒会の会長を務める。男子キャプテンの尾崎勇とのダブルスは、二人とも抜群の腕を持ちかつ背が高いため「天下無敵」と言われる。後輩の岡ひろみがコーチの宗方仁から猛特訓を受け、また周囲から冷淡に扱われて落ち込む様子を気にかけ、優しく接する。 岡ひろみが苦闘しながらも才能を開花させていく姿を支え続ける。

(マキ)

ショートボブの女子。登場時は県立西高校の1年生。岡ひろみの親友であり、共にテニス部に入部する。明るく優しい性格。テニスの腕は平凡だが、岡ひろみがコーチの宗方仁に抜擢されて厳しい状況に置かれた時も常に味方であり、励まし続ける。

音羽 (オトワ)

髪をリボンで二つ結びにした女子。県立西高校のテニス部に所属し、実力者お蝶夫人(竜崎麗香)の「おとりまき」の一人。テニスは常に代表に選出されるほどの腕前だったが、新任コーチの宗方仁が岡ひろみを抜擢したため、レギュラーを外される。以来、岡ひろみに冷たい態度を取る。

尾崎 勇 (オザキ ユウ)

やや長い黒髪の男子。登場時は県立西高校の2年生でテニス部の男子キャプテン。また生徒会では副会長を務める。藤堂貴之とのダブルスは「天下無敵」と言われる。お蝶夫人(竜崎麗香)を慕いたびたびアプローチする。

緑川 蘭子 (ミドリカワ ランコ)

身長175cm。口元にほくろのある女子。加賀高校の女子テニス部のエース。長身から繰り出す強烈なサービスが武器で、ライバルの県立西高校の岡ひろみの前に立ちはだかる。県立西高校のコーチ宗方仁を「仁」と呼ぶ。

日向 綾 (ヒュウガ アヤ)

二つ結びの髪にそばかすの女子高生。県立西高校のテニス部のレギュラーに抜擢された岡ひろみと県大会の団体決勝で対戦する。県下では名の知れた選手で、強烈な回転をかけた打球が武器。

千葉 鷹志 (チバ タカシ)

長髪に眼鏡の男子。県立西高校の新聞部員。テニス部の男子キャプテン尾崎勇・副キャプテン藤堂貴之の親友。テニスの取材・撮影をライフワークにしている。女子のレギュラーに抜擢された岡ひろみに注目し、その後ずっと記録を取り続ける。空手は黒帯の上前。

太田洋平 (オオタヨウヘイ)

大原高校のテニス部コーチをつとめる男性。県立西高校のコーチ宗方仁とは旧知の仲。荒削りな岡ひろみを抜擢した宗方仁の思いを聞く。後に県立西高校のコーチとなる。

竜崎 (リュウザキ)

庭球協会の理事でお蝶夫人(竜崎麗香)の父。県立西高校のコーチ宗方仁を見込んでいる。庭球協会でも彼の意を汲んで強化の推進にあたる。

英 玲 (ハナブサ レイ)

肩までの髪ロールをリボンで二つ結びにした女子。県立西高校のテニス部で岡ひろみの1学年下。実力と容貌から「お蝶夫人2世」とあだ名される。岡ひろみを慕う。

ビリー・ジーン・キング夫人 (マーガレット・コートフジン)

実在の女子テニス選手。アメリカ出身。ビューティフル・テニスからパワーテニスへと言われる当時の女子テニス界の最先端にいるとされる。岡ひろみのライバルマリア・キングを育て、第二部では岡ひろみと直接対戦する。

香月 茂 (コウヅキ シゲル)

県立西高校のテニス部男子。女子部員である岡ひろみの1年後輩で、同期の部員の中では実力ナンバーワン。練習試合で岡ひろみの相手をつとめ、その力に青ざめる。以後、何かといっては岡ひろみにまとわりつく。明るく憎めない性格。

宝力 冴子 (ホウリキ サエコ)

登場時は高校1年生。黒髪で前髪を揃え、ややつり目の大きな瞳を持つ。父親が外交官のためロンドンで生まれた帰国子女で、東京白蘭高校に転入した。はっきりした物言いで奔放な性格。テニスの関東メンバー合宿で自分と同学年の岡ひろみに話しかけて以来、ライバル同士となる。また各国に滞在した経験から世界のテニス事情を知り、岡ひろみを刺激する。

美咲 優子 (ホウリキ ユウコ)

巻き毛にそばかす、黒目がちの女子。テニスの関東メンバー合宿の選抜試合で岡ひろみと対戦する。高度な技の持ち主だが過保護で、合宿中も母親がべったりついて世話をしている。

エディ・レイノルズ

オーストラリア人。金髪で逞しい男子。登場時は18歳でジュニアのテニス選手。宝力冴子の友人で、妹のアンジー(アンディ・レイノルズ)と共に日本に招待された。県立西高校テニス部の練習を見かけ、コーチの宗方仁に話しかける。来日がきっかけでテニスを見直し、また親日家となる岡ひろみ達がオーストラリアを訪問した際は自身の家に滞在させ、親身になって世話をする。

アンディ・レイノルズ

オーストラリア人。金髪にカチューシャ、そばかす顔の女子。登場時は17歳でジュニアのテニス選手。宝力冴子の友人で日本に招待された。岡ひろみとの練習試合で、恵まれた体格から放つパワーショットとテクニックを披露。以降岡ひろみとは友人となり、良きライバル同士となる。

樋口 夏代 (ヒグチ ナツヨ)

登場時は加賀高校の2年生。先輩の緑川蘭子に連れられてやってきた。元軟式テニスの選手で、硬式に転校した。長い三つ編みの黒髪、眼鏡をかけ何も顔にあらわさず、岡ひろみは始め不気味な印象を持つ。強烈なドライブと的確なネットプレイが武器。

ジャクリーヌ・ビント

女子テニス選手で、世界ランキング・プレイヤー。オーストラリア遠征でレイノルズ家に滞在したひろみを見初め、パートナーとしての彼女を選ぶ。

ジョージィ・ビント

テニスの全豪ランキング・プレイヤージャクリーヌ・ビントの妹。自身もジュニアではトップクラスの実力。金髪で左目の下にほくろがある。姉ジャクリーヌ・ビントが岡ひろみをパートナーとして選んだことが受け入れられず、岡ひろみに鋭い視線を送る。

マリア・ヤング

アメリカ・テキサス出身で登場時18歳。黒髪にそばかすの女子テニス選手。左利きで身長170cm、体重60kgの恵まれた身体を持つ。ビリー・ジーン・キング夫人の秘蔵っ子で、アメリカでもっとも将来が期待されている。第一回高校生招待試合で来日し岡ひろみと対戦して以降ライバルとなる。

桂 大悟 (カツラ ダイゴ)

県立西高校テニス部コーチ宗方仁の親友。僧侶の姿で岡ひろみの前に現れる。豪放磊落で闊達な性格。現役の時は宗方仁とともに黄金のペアと呼ばれ、ライバルとして覇を争い、またダブルスのペアとして一糸乱れぬプレイを見せたが、現役を突然引退し永平寺で修行生活に入った。宗方仁の後を引き継ぎ岡ひろみのコーチをつとめる。

神谷 裕介 (カミヤ ユウスケ)

登場時は県立西高校の1年生。英玲の従弟。宗方仁に似た容貌と雰囲気をもっている。根性のない自分自身に腹を立ててケンカを繰り返していた。ある日岡ひろみの姿を見て、桂大悟を訪ねテニスを教えてほしいと乞い、テニス部に入部する。

藤堂 綾 (トウドウ アヤ)

藤堂貴之の姉。弟の県立西高校の仲間尾崎勇、千葉鷹志やテニス部の後輩岡ひろみ達を可愛がり、いつも温かく見守る。婚約中で結婚が近い。

令子・アンダーソン (レイコアンダーソン)

黒髪の女性。藤堂貴之の姉藤堂綾の親友。旧名織田令子。一家でアメリカに渡ってまもなく父親が亡くなり、苦労して母と妹文生を支える。アメリカでテニスを始め、短期間で実力をつけサーキットに参戦する。結婚後、夫の仕事の都合で6年ぶりに日本に戻る。

織田 文生 (オダ アヤキ)

令子・アンダーソンの妹で、一緒にアメリカに渡る。渡米時は苦労したが、姉令・アンダーソンとともにアメリカでテニスを始め、鍛えられて実力のあるプレイヤーとなる。姉について日本に戻ることになり、県立西高校3年に編入しテニス部に入部する。

尾崎 愛 (オザキ アイ)

尾崎勇の妹で県立西高校テニス部の1年生。兄の尾崎勇は彼女を溺愛し、卒業後もたびたび母校県立西高校を訪れては、金網越しに彼女を見守っている。神谷裕介に気がある様子。

集団・組織

県立西高校

『エースをねらえ!』で登場する高校。テニス部は男女とも強豪で「テニス王国」の異名を持つ。藤堂貴之、尾崎勇、お蝶夫人(竜崎麗香)、岡ひろみ達が輝かしい実績を打ち立てる。藤堂貴之、尾崎勇はこの母校を愛し、卒業後もたびたび訪れる。

アニメ

新・エースをねらえ!

竜崎麗華に憧れてテニス部に入部したが、実力が上がらなかった主人公の岡ひろみ。しかしコーチである宗方仁は岡ひろみの素質を見抜き、一人だけ特別扱いをするかのごとく特訓を開始する。 当初は周囲からの疑念や嫉... 関連ページ:新・エースをねらえ!

書誌情報

エースをねらえ! 全4巻 中央公論社〈〉 完結

第1巻

(1989年7月発行、 978-4120018411)

第2巻

(1989年8月発行、 978-4120018428)

第3巻

(1989年11月発行、 978-4120018794)

第4巻

(1989年12月発行、 978-4120018800)

エースをねらえ! 全14巻 中央公論新社〈中公文庫コミック版〉 完結

第1巻

(1994年10月発行、 978-4122021686)

第2巻

(1994年10月発行、 978-4122021693)

第3巻

(1994年11月発行、 978-4122021907)

第4巻

(1994年11月発行、 978-4122021914)

第5巻

(1994年12月発行、 978-4122022126)

第6巻

(1994年12月発行、 978-4122022133)

第7巻

(1995年1月発行、 978-4122022331)

第8巻

(1995年1月発行、 978-4122022348)

第9巻

(1995年2月発行、 978-4122022577)

第10巻

(1995年2月発行、 978-4122022584)

第11巻

(1995年3月発行、 978-4122022799)

第12巻

(1995年3月発行、 978-4122022805)

第13巻

(1995年4月発行、 978-4122023048)

第14巻

(1995年4月発行、 978-4122023055)

エースをねらえ! 全10巻 ホーム社〈ホーム社漫画文庫〉 完結

第1巻

(2002年6月発行、 978-4834272291)

第2巻

(2002年6月発行、 978-4834272307)

第3巻

(2002年7月発行、 978-4834272314)

第4巻

(2002年7月発行、 978-4834272321)

第5巻

(2002年8月発行、 978-4834272338)

第6巻

(2002年8月発行、 978-4834272345)

第7巻

(2002年9月発行、 978-4834272352)

第8巻

(2002年9月発行、 978-4834272369)

第9巻

(2002年10月発行、 978-4834272376)

第10巻

(2002年10月発行、 978-4834272383)

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