オニデレ

地味で目立たない平凡な少年と、県下最強のヤンキー少女。2人が仲を深めつつ、周囲にその関係を隠しながら学校生活を送る姿を描いた学園ラブコメディー。「週刊少年サンデー」2008年第18号から2011年第12号にかけて連載された作品。

正式名称
オニデレ
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
少年サンデーコミックス(小学館)
巻数
全11巻
関連商品
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世界観

目立たないが、心優しく男気のある少年・今元正と、一見強面のヤンキーだが、ピュアで一途な少女・育島・アンジェリカ・紗夜のミスマッチなカップルを中心としたドタバタ学園生活が描かれる。不良キャラクターが多数登場するが、皆素直で、どこかとぼけた魅力があり、作品全体がほんわかとした雰囲気を醸し出している。

あらすじ

虹ノ瀬中学校に通う今元正は、県下最強のヤンキー少女である育島・アンジェリカ・紗夜と密かに交際している。非常に仲睦まじい2人だったが、紗夜の所属する不良グループの手前、2人の関係は公表できない。さらにある日、正は紗夜から「もしも周囲にばれた場合は、即、正を殺して自分も死ぬ」と言われてしまう。こうしてミスマッチな2人は、周囲に絶対明かせない秘密を抱えながら、学校生活を送ることとなる。

単行本の装丁

本作『オニデレ』コミックス第10巻と第11巻は、カバー表紙、カバー裏表紙ともに、並べると1枚のイラストが完成するようになっている。また、各巻の本体表紙と裏表紙には、おまけイラストが描かれている。

関連作品

「週刊少年サンデー」2007年第33号に掲載された『ミスマッチ!』は本作『オニデレ』のプロトタイプ版といえる作品。鈴音由那ら「鬼頭衆」のメンバーは登場しないものの、展開は『オニデレ』第1話とよく似た内容となっている。また『ミスマッチ!』は、『オニデレ』のコミックス第11巻に収録されており、読み比べて楽しむこともできる。

作家情報

クリスタルな洋介は主に少年漫画誌を中心に活躍する男性漫画家。3月31日生まれで、血液型はO型。出身地は秋田県。2004年サンデーまんがカレッジにて『ぼくらのヌー先生』が佳作を受賞。代表作は本作『オニデレ』。他の作品に『お酒は夫婦になってから』『M・ゲーム』などがある。

登場人物・キャラクター

今元 正

虹ノ瀬中学校2年A組に所属する男子。母親は今元ひばりで、父親は今元昌史。前髪を眉上で短く切ったショートカットヘアに、眼鏡をかけている。その心優しい人柄から、遊屋三月に、「今元」と「良い」をかけて「いーもと」と呼ばれている。地味で目立たず、穏やかで寛容ながら、男気のある性格。クラスメイトの育島・アンジェリカ・紗夜と交際しており、非常に仲が良い。 しかし、紗夜の不良グループにとって、男女交際は厳禁。もし交際がばれた場合は今元正を殺して自分も死ぬ、という紗夜の主張を尊重して秘密にしている。そのため鈴音由那らからは、なぜか紗夜の周囲によくあらわれる邪魔者として認識されている。手芸部に所属しており、手芸全般が得意。 やがて木下留男の強い勧誘により、生徒会に所属して副会長を務めることになる。

育島・アンジェリカ・紗夜

虹ノ瀬中学校2年A組に所属する女子。今元正の恋人。育島ジンと育島・アルテミンシア・輝夜の間に生まれた長女で、育島・クピド・麻夜の姉。正たちの住むさいたま県虹ノ瀬町を取り仕切る女番長で、不良グループ「鬼頭衆」のトップも務めている。前髪を目の上で切り、腰まで伸ばしたストレートロングヘアにしている。金髪碧眼で、頭に鬼の角のような2本の突起物がある。 作中では、主にカタカナで「サヤ」と表記される。県下最強のヤンキーとして知られており、周囲からは「鬼頭のサヤ」と呼ばれて恐れられ、「鬼頭衆」のメンバーからは「あねご」、あるいは「アンジェリカ」をかけて「アンねご」と呼ばれている。男性のような乱暴な口調で話すが、ピュアで一途な性格で、正が大好き。 しかし「鬼頭衆」では男女交際はご法度とされているため、正との関係は周囲に隠している。実はG・Iグループ総帥の長女で、生粋のお嬢様。そのため、妹の麻夜には自分が不良であることを隠し、完璧なお嬢様として振舞っている。また、手芸部に変装して入部した際は、髪型と服装を変えて眼鏡をかけ、虹ノ瀬中学校1年生の「アンジー」と名乗っている。 「アンジー」を演じている時は敬語で話し、別人のように正に積極的に迫ることができる。苦手なものは犬。

虹ノ瀬 咲

虹ノ瀬中学校で生徒会会計を務める女子。虹ノ瀬中学校理事長の虹ノ瀬あゐこは祖母にあたる。前髪を目の上で切り、胸まで伸ばした黒のロングヘアにしている。作中では主にカタカナで「サキ」と表記される。また、チョコレートの食べ過ぎで太ってしまってからは、遊屋三月に「むち子」と呼ばれるようになる。気が強く生真面目で苦労性なところや、あゐこからの要請もあり、仕事をまるでしない木下留男に代わって、生徒会の激務に追われている。 そのため、頼れる人物として一部の女子生徒から慕われ、「咲愛会(さくあいかい)」という親衛隊まで作られている。一方でドアノブを強く握るだけでけがをしてしまうほど、華奢でひ弱な一面もある。しかし、怒ると別人のようになり、髪は金髪になり、京都弁で話す狂暴な性格になる。 今元正とは、正が留男の勧誘で生徒会に入ったことで知り合い、当初は彼の意欲が低いのではと感じて快く思っていなかった。しかし一緒に活動するうちに、正の心優しい人柄に触れ、次第に思いを寄せるようになっていく。また、手芸部に変装して入部した時は髪型を変え、虹ノ瀬中学校1年生の「黒咲」と名乗っている。 しかし育島・アンジェリカ・紗夜とは違い、変装しても、敬語で話す点以外はあまり普段と変わらない。好物はチョコレート。

鈴音 由那

虹ノ瀬中学校に通う2年生の女子。育島・アンジェリカ・紗夜がトップを務める不良グループ「鬼頭衆」の1人。「鬼頭衆」では剣兵を務めている。作中では主にカタカナで「ユナ」と表記される。また、二刀流で戦うので、「双剣のユナ」の異名を持つ。鈴音勇見は兄にあたる。前髪を上げて額を全開にし、腰まで伸ばした茶色のストレートロングヘアにしている。 長身で胸が大きく、特攻服を着て胸にさらしを巻いている。左目に眼帯をしているが、これは眼精疲労を緩和するためのもので、目にケガなどはしていない。広島弁で話す。硬派でけんかっ早いが、情に厚く涙もろい性格。「雄々しい」ことを美徳とし、男性的に振る舞っているが、実は女性らしくないことに強いコンプレックスがあり、それに悩んでいる。 唯一自分を女性扱いする木下留男に密かに想いを寄せているが、「鬼頭衆」の他のメンバーの手前、恋愛はご法度と考えており、素直になれずにいる。

遊屋 三月

虹ノ瀬中学校に通う2年生の女子。育島・アンジェリカ・紗夜がトップを務める不良グループ「鬼頭衆」の1人。遊撃兵を務めている。前髪を目の上で切り、ロングヘアを紗夜からもらった桜の形の髪留めでまとめ、ポニーテールにしている。非常に小柄で、一見中学2年生には見えない。作中では主にカタカナで「ミヅキ」と表記される。やや生意気で子供っぽく、マイペースな性格。 紗夜と動物のクマが大好き。日常的に紗夜にべたべたしたりセクハラをしたり、動物園のクマと一緒にいたくて、動物園からクマをよく持ち去ったりしている。鈴音由那とは同じ「鬼頭衆」のメンバーで、同等の実力を持つが、犬猿の仲でいつもケンカばかりしている。しかし、なんだかんだで仲が良い。また、手芸部に変装して入部した時は髪型を変え、虹ノ瀬中学校1年生の「ミヅジー」と名乗っている。 しかし育島・アンジェリカ・紗夜とは違い、変装しても、あまり普段と変わらない。

秋塚 百々

虹ノ瀬中学校に通う2年生の女子。育島・アンジェリカ・紗夜がトップを務める不良グループ「鬼頭衆」の1人。隠密を務めている。前髪を目の上で切り、腰まで伸ばした黒いロングヘアにして、「参」と書かれたマスクで鼻から下を隠している。クールで寡黙だが心優しい性格。今元正と育島・アンジェリカ・紗夜の関係に密かに気付いており、2人の関係が周囲にばれないように、こっそりとサポートしている。 実は「鬼頭衆」を倒そうと企むグループ「覇王巣(はおうそう)」の一員でもあり、「鬼頭衆」にはスパイとして潜入していた。しかしその過程で紗夜たちのことも大切に想うようになってしまい、板挟みに苦しむようになる。また、「咲愛会(さくあいかい)」にも所属しており、「咲愛会」では「すもも」と名乗っている。 ひよこのキャラクター「ピョータ」が大好きで、「ピョータ」の着ぐるみを着てアルバイトをしたり、「ピョータ」が主人公の映画を繰り返し見たりしている。

木下 留男

虹ノ瀬中学校で生徒会長を務める男子。前髪を真ん中で分けて額を全開にし、腰まで伸ばした銀色のロングウェーブヘアにしている。「正義の木下」の異名を持つ、真面目で正義感溢れる高潔な人物。しかし、不良生徒の更生にばかり夢中になっているせいで、生徒会の仕事をまるでしない、困った人物として知られている。これまでに999人の不良生徒の更生に成功しており、1000人目の更生対象として育島・アンジェリカ・紗夜を選ぶ。 そのため、「鬼頭衆」と対峙することになる。思い込みが激しく、自分を正義の化身と考えている。さらに「正義は不滅である」という考えから、どんな攻撃を受けても無傷というすさまじい耐久力を持つ。しかし、悪気はなくとも、迷惑行為など、結果的に「正義ではない」行いをしてしまった場合、そのショックに耐え切れず、気絶することがよくある。 実は悪霊を引き寄せてしまう特異体質で、本人のうかがい知らぬところで夜又修に守られている。

夜又 修

虹ノ瀬中学校で生徒会書記を務める男子。前髪を目の上で切り、顎の下まで伸ばしたボブヘアにニット帽を被っている。クールで寡黙な性格だが、家事が得意でよく気が付く、家庭的な人物。実は悪霊を退治する「おばけハンター」。生徒会に入ったのも、霊媒体質である木下留男を密かに守るため。将来は主夫を目指しており、倹約のためチラシの裏をメモ帳代わりに使ったりしている。

鈴音 勇見

鈴音由那の兄で、広島県最強の「銀剣のユミ」の異名を持つ。前髪を右寄りの位置で斜めに分け、腰まで伸ばした茶色いストレートロングヘアにしている。八重歯がある。作中では主にカタカナで「ユミ」と表記される。非常に美しい容姿に加えて女装しており、言葉遣いも女性的であるため、女性と勘違いされやすいが、男性の「男の娘」。 普段はかわいらしく振る舞っているが、実際は執着心が強く残忍な性格。ある日、恋人探しと称して、突如虹ノ瀬中学校にやって来る。

竹取 ケンヂ

育島・アンジェリカ・紗夜の許嫁で、竹取財閥の長男。前髪を眉上で短く切り、髪全体をツンツンに立てたショートカットヘアにしている。一人称は「余」で、教育係の源氏ミサコからは「若」と呼ばれている。女性を見ると口説かずにはいられない大の女性好きで、さらにその女性が最も喜ぶことを、本能で理解し実行できるという、天然のプレイボーイ。 しかし、ミサコと紗夜にだけは通用せず、嫌がられている。ある日、紗夜に会いに虹ノ瀬中学校を訪れ、虹ノ瀬中学校に転校することになる。

源氏 ミサコ

竹取ケンヂの教育係を務める若い女性。前髪を左寄りの位置で分け、腰まで伸ばした黒いストレートロングヘアを低い位置でリボンで1つに結び、眼鏡をかけている。一見知的な雰囲気で、ケンヂの口説き文句にも一切なびかず、暴走しがちなケンヂにつっこみを入れるクールな人物として知られている。しかし、鈴音勇見と出会い、さらに勇見を女性を誤解したケンヂが、勇見に結婚を申し込んで2人が夫婦になってからは、ボーイズラブに目覚めてしまう。

水戸 源十朗

茨城県最強の不良として知られる男子。頭から被った鉄パイプが鉄仮面のようになっているため、表情は見えない。大柄で、改造した学ランを着て、「常陸號(ひたちごう)」という馬に乗って行動する。古めかしい武士のような口調で話し、生真面目でストイックな性格。「茨城王」「鋼鉄の水戸」の異名を持つ。ある日、育島・アンジェリカ・紗夜を倒すため虹ノ瀬中学校を訪れるが、紗夜と待ち合わせ中の今元正と偶然出会い、紗夜の恋人と知らぬまま一緒に食事することになる。

マナブ

虹ノ瀬中学校2年A組に所属する男子。今元正の友人。前髪を真ん中で分け、眼鏡をカチューシャのように頭の上にかけてまとめたショートカットヘアにしている。新聞部に所属しており、特に育島・アンジェリカ・紗夜についてスクープするため、独自に調査を行っている。アイドルが大好きで鈴音勇見のファンになるが、彼が男と知ってショックを受ける。

育島・クピド・麻夜

育島・アンジェリカ・紗夜の妹で、育島ジンと育島・アルテミンシア・輝夜の娘。G・Iグループ総帥の次女。前髪を目の上で切り、腰まで伸ばした金色のロングヘアを、耳の上の高さでツインテールにしている。気品あふれるおっとりとした性格で、紗夜が不良であることを一切知らない。将来の夢は小説家だが、やや一般人には理解しがたい作風で知られている。

辰巳 天音

虹ノ瀬中学校2年A組に転校生としてやって来た男子。前髪を目の上で切り、髪全体を外にはねさせたウルフカットにしている。左目尻にほくろがある。可愛らしい容姿の穏やかな性格だが、恋人に裏切られたことがあり、女性が大の苦手。マスクなしで女性に近づいただけで、気分を悪くしてしまう。そのため虎野秋人、亀広葵、秋塚百々とともに、男女共学廃止を目指すグループ「覇王巣(はおうそう)」で活動している。 「覇王巣」での名前は「天竜」。「覇王巣」では、育島・アンジェリカ・紗夜や水戸源十朗のような、各県でトップを務める不良を倒して支配し、彼らとその配下の生徒たちを操って、全国的に男女共学を廃止する運動「アダム/イヴ計画(男女共学廃止計画)」を起こそうとしている。

虎野 秋人

虹ノ瀬中学校に転校生としてやって来た男子。前髪を目の上で切ったストレートショートカットヘアに、眼鏡をかけている。鮫歯が特徴。一人称は「己(オレ)」で、カタカナ交じりの独特の口調で話す。一見クールで真面目な雰囲気ながら、女性に触れられると、なぜか愛の告白をせずにはいられなくなる。男性のそばに行って安心するまで、その状態が続くという特異体質。 そのため、辰巳天音、亀広葵、秋塚百々とともに男女共学廃止を目指すグループ「覇王巣(はおうそう)」で活動している。「覇王巣」での名前は「虎王」。特異体質のために女性全般に近づけないが、仲間である葵と百々は例外で、普通に接することができる。

亀広葵

虹ノ瀬中学校に転校生としてやって来た女子。前髪を目の上で切り、腰まで伸ばしたストレートロングヘアを1つに結んで、髪飾りで3か所をまとめた髪型をしている。秋田弁で話すが、自分の話し方にコンプレックスがあり、方言で話しているところを男性に聞かれると、恥ずかしさで我を失ってしまう。そのため、辰巳天音、虎野秋人、秋塚百々とともに男女共学廃止を目指すグループ「覇王巣(はおうそう)」で活動している。 「覇王巣」での名前は「甲角」。

花村 想太

虹ノ瀬中学校1年C組に所属する男子。前髪を額が見えるほど短く切ったツンツンのショートカットヘアにしている。小柄で三白眼で、制服の下にパーカーを着ている。身長が低いことにコンプレックスを抱いている。育島・アンジェリカ・紗夜にも負けないほどのケンカの強さを誇るが、花村想太自身は不良全般が大嫌い。しかしある日、紗夜の変装した姿である「アンジー」を一方的に見かけ、正体が紗夜であると知らずに一目惚れをしてしまう。 兄はさいたま県のトップを張るほどの不良だったが、紗夜に倒されている。

宝条 照美

虹ノ瀬中学校に通う女子。虹ノ瀬咲の友人。前髪を真ん中で分けて額を全開にしてヘアピンでまとめ、腰まで伸ばしたロングヘアにしている。作中では主にカタカナで「テルミ」と表記される。咲とは小学校の頃から親しく、いつも素直になれない咲の人柄を熟知している。そのため、咲と今元正の仲をやや強引に進展させようとする。

虹ノ瀬 あゐこ

虹ノ瀬中学校理事長で、虹ノ瀬咲の祖母。前髪を上げて額を全開にし、髪を後ろで1つにまとめている。和服を着ており、京都弁で話す。穏やかでおっとりした性格で、何かと苦労の多い咲を、「難儀」と評しつつ温かく見守っている。咲とは対照的に体力があり、生徒に混じって登山をしたり、崖の下の花を摘むのも難なくこなす。

雨宮 陽子

虹ノ瀬中学校手芸部の部長を務める3年生の女子。前髪を真ん中で分け、腰まで伸ばした黒いストレートロングヘアに眼鏡をかけている。おっとりとした性格で気が弱く、やや泣き虫で心配性。今元正とは親しい仲。ある時から変装して手芸部に出入りするようになった育島・アンジェリカ・紗夜、遊屋三月、虹ノ瀬咲とも一緒に活動するようになる。

育島 ジン

育島・アンジェリカ・紗夜と育島・クピド・麻夜の父親で、育島・アルテミンシア・輝夜の夫。G・Iグループの総帥を務めている。前頭部の髪をトサカのように真上に立て、後頭部の髪は、顎の高さまで伸ばした髪型をしている。額の左側に大きな傷跡があり、顎ひげを生やしている。独身時代は「鬼頭のジン」の異名で知られた最強の不良だったが、輝夜と結婚してからは、婿養子であるために肩身の狭い生活を送っており、周囲からは「牙を抜かれたよう」と評されている。 強い男性が好きで、自分より強い男性でなければ紗夜とは結婚させないと考えている。紗夜が不良であることには密かに気づいている。

育島・アルテミンシア・輝夜

育島・アンジェリカ・紗夜と育島・クピド・麻夜の母親で、育島ジンの妻。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、腰まで伸ばした金色のロングヘアにしている。明るく、周囲に非常に気を遣う性格。非常に病弱で、車いす生活を送っており、立ち上がって歩くだけで、身体から魂が抜けてしまうほど身体が弱い。ある日、動物園で偶然紗夜と今元正に会い、一緒に過ごすことになる。

アンヘリッテ

育島・アンジェリカ・紗夜と育島・クピド・麻夜のいとこの11歳の女子。育島・アルテミンシア・輝夜はおばにあたる。前髪を眉上で短く切り、顎の高さで切ったボブヘアにしている。気が強く負けず嫌いな性格。不動誠に想いを寄せており、誠と親しい紗夜を一方的にライバル視している。実は夜又修と同じ「おばけハンター」で、怪しげな薬を作ることができる。 ある日、紗夜に一泡吹かせるため、飲むと身体の年齢を下げる「ビーツジュース」と、年齢を上げる「白ビーツジュース」を持って紗夜のもとに現れる。

今元 ひばり

今元正の母親。今元昌史は夫にあたる。前髪を目の上で切り、肩につかない長さのセミロングヘアにしている。明るくマイペースで、冗談好きな性格。あまり人の話を聞かず暴走しがちで、周囲を困らせることが多い。

不動 誠

育島ジンの片腕として働く男性。前髪を上げて額を全開にし、顎の下まで伸ばしたボブヘアにしている。あだ名は「ドン」で、育島・アンジェリカ・紗夜の花婿候補の1人でもあり、その際は変装して「N・ムーブ・M」と名乗っている。ある日、今元正が紗夜との将来を真剣に考えているか試すため、「自分が紗夜と結婚するので、正は紗夜と別れろ」と噓をつき、周囲を大混乱に陥れる。

三船 J太郎

占い師の年老いた男性。禿げ上がった頭に周囲だけ髪の毛を残し、口ひげを長く伸ばしている。「三船じいじ」と呼ばれることを好む。占い歴79年の大ベテランで、今元正がかつて愛読していた雑誌にも、占いページを担当していた。しかし、あまりにも占いの精度が高く、完全に的中させてしまうため、読者からは恐れられ、占い結果を見てもらえないことが多い。 水晶玉占いが得意で、ある日、海で偶然出会った正の将来を占うことになる。

書誌情報

オニデレ 全11巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉 完結

第1巻

(2008年9月18日発行、 978-4091214706)

第2巻

(2008年12月18日発行、 978-4091215208)

第3巻

(2009年3月18日発行、 978-4091216168)

第4巻

(2009年7月17日発行、 978-4091217165)

第5巻

(2009年10月16日発行、 978-4091217899)

第6巻

(2010年2月18日発行、 978-4091221650)

第7巻

(2010年7月16日発行、 978-4091224743)

第8巻

(2010年11月18日発行、 978-4091226693)

第9巻

(2011年2月18日発行、 978-4091227898)

第10巻

(2011年5月18日発行、 978-4091228796)

第11巻

(2011年5月18日発行、 978-4091228802)

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