作者、真船佳奈のデビュー作。201X年、東京の片隅にあるテレビ局「東京はじっこテレビジョン」が舞台。新人女性ADのまふねこを主人公に、テレビ制作の裏側を悲哀たっぷりに描いたコミックエッセイ。テレビ東京の社員でもある作者が、AD時代に経験した悲喜こもごものエピソードを漫画にしたもの。そのため、番組制作のドタバタや、クセがすごい局員といった、テレビ東京の実態がリアルに描かれているのが特徴。仕事の合間に描いていた真船の漫画が、元テレ東のテレビプロデューサー、佐久間宣行の目に留まり、Twitterで拡散されたことがきっかけで書籍化。2017年10月20日、朝日新聞出版より発売となった。本作は発売即重版となる話題作となり、2019年1月8日には、朝日新聞出版の漫画サイト「ソノラマプラス」にて、続編『オンエアできない！Deep』の月刊連載が始まった。2022年1月テレビアニメ化。テレビ東京、BSテレ東ほかで放映された。
23歳の女性。顔は猫として描かれている。東京の片隅にあるテレビ局「東京はじっこテレビジョン」の新人AD。緻密な作業や気遣いが苦手。忘れっぽくて要領も悪いポンコツだが、「人が泣いているときに元気が出る番組を作るテレビマンになりたい」という、少女時代の夢を追い、日々奮闘する。作者の真船佳奈がモデル。
テレビ局「東京はじっこテレビジョン」入社10年目のベテラン社員の男性。ボサボサ頭と無精髭（ぶしょうひげ）が特徴。まふねこのトレーナー（教育係）であり、まふねこを叱り倒す。指導は厳しくADの扱いもひどいが、高視聴率を稼ぎまくる敏腕ディレクター。
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