概要・あらすじ
最新テクノロジー系のガジェットから、妙な風俗店まで、メジャー・マイナーを問わず、面白そうなものなら何でも取材、あるいは体験し、その模様を毎回4ページの漫画でレポートする作品。作者である水口幸広と掲載誌の担当編集者、取材先の人間、時にはそれらの友人や家族までが登場する。実録レポート漫画としては異例の長期連載作品であり、単行本は20巻を数える。
なお、21巻以降はタイトルが『カオスだもんね!PLUS』に変更された。
登場人物・キャラクター
水口 幸広 (みずぐち ゆきひろ)
エロとガンダムを愛する漫画家。風俗、AV、エロゲーなどの取材ではテンションが上がる。ただし、その性向は割りとノーマルであるらしく、取材対象があまりにも先鋭的なエロネタである場合には慎重になることもある。また、ガンダムの連邦軍好きを公言しており、本作でもガンプラやネットゲームなどで度々ガンダムネタを取り上げ、嬉々として取材に挑む様が描かれている。 その一方、自分が興味のないネタに対しては、取材前に編集者に不満を述べることも多い。もっともこの不満表明は一種の前振りであり、取材・体験の後には、前言を翻して褒めちぎることも多い。
シャクライ
フリーの編集者で、『カオスだもんね!』の5代目担当者。「釣り堀」や「滑り台」「石」など地味な企画を出してくることに定評がある。滅多に怒らないおっとりとした人物として描かれることが多かったが、作品内で発表された4コマ、野望王シャクライでは非常に腹黒い人物にされてしまった。本名は桜井俊宏。
アカザー
『カオスだもんね!』の企画面を補うため、シャクライに続いて6代目の担当編集者となる。彼の参加により、本作は編集2人体制となり、以後はこのスタイルが続いていくこととなった。常に強気で根拠のない自信に溢れ、チンピラ然とした発言が目立つが、実は幽霊などの怪奇モノが苦手。スポーツやアウトドア系、ホビー系の企画を好む。 2001年、プライベートの事故により、車椅子の生活となるが、療養を経て担当編集に復帰。復帰後は、車椅子や障害者用の自動車運転補助装置などを取材企画として取り上げるようになった。本名は赤澤賢一郎。
福岡 (ふくおか)
『カオスだもんね!』掲載紙の編集長。顔は笑っていても目だけは笑っていないと言われるキレ者で、水口幸広を初めとする『カオスだもんね!』スタッフへ過酷な指令と辛辣な評価を下していた。連載初期には「F岡」の名前で頻繁に登場していたが、次第にその頻度は下がってく。本名は「#福岡俊弘」。