カンタレラ

カンタレラ

イラストレーターとしても活躍する氷栗優の代表作。15世紀終盤から16世紀初頭のイタリアを舞台にしている。法王の座を望むロドリゴ枢機卿の野望のため、生まれながらに魔物に憑(つ)かれたチェーザレ・ボルジアが、己の運命を呪いながらもそれを克服し、やがて自らも野望を抱いて覇道を歩む姿を描いた歴史ファンタジー。歴史上の人物がモデルながら、魔物や魔法士といったファンタジー要素を交えて、テンポよく物語が展開される。「カンタレラ」はボルジア家が暗殺に用いた毒薬として知られている。秋田書店「プリンセスGOLD」2000年7・8月合併号から2005年7・8月合併号にかけて掲載された後、休載期間を経て2009年9月号から2010年5月号にかけて連載の作品。

正式名称
カンタレラ
ふりがな
かんたれら
作者
ジャンル
西洋史
 
ファンタジー
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

チェーザレ・ボルジア

中性的な美貌の少年。肩まで伸ばした黒髪と金色まじりの黒い瞳の持ち主で、ロドリゴ枢機卿が妾に産ませた子供。ロドリゴ枢機卿が法王になる願いと引き換えにチェーザレ・ボルジアの命を悪魔に売り渡したため、生まれながらに魔をまとっている。そのため命が長くないとされており、本来はロドリゴ枢機卿が法王に就くと同時に、チェーザレの命と体は魔物に食い尽くされてしまう運命だった。そんな中、チェーザレはロドリゴ枢機卿に愛されていないことを自覚し、この事実に絶望して自殺を試みるが、命をキアロに救われる。魔の力に飲まれそうになりながらも、強固な意志でイタリア統一を目指している。実在の人物、チェーザレ・ボルジアがモデル。

キアロ

父親の代から暗殺のプロとして名を馳(は)せる暗殺者の少年。活動する際は大天使を意味する「ミケロット」と名乗っている。現在、牢獄生活を送っている父親を救うため、父親と同じ暗殺業に身をやつしている。魔を退ける力を持つ。ローヴェレ枢機卿に雇われ、チェーザレ・ボルジアを暗殺する予定だったが、チェーザレに課された残酷な運命を知ったことで暗殺せずにチェーザレを助けた。また、ロドリゴ枢機卿が法王に就いた際には、チェーザレの学友として「ミケーレ・ダ・コレーリア」と名乗るようになった。その際には愛称として「ミケロット」と呼ばれている。実在の人物、ミケロット・コレッラがモデル。

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