7つの黄金郷

7つの黄金郷

16世紀大航海時代のイギリス。双子のオリビエ・リーとエロール・リーは、黄金郷の伝説と母国の運命を背負わされていた。国家と宗教の争いに巻き込まれながら、二人は陰謀に立ち向かう。作者山本鈴美香が連載中に体調を崩して中断し未完。

概要

大航海時代に入り、黄金郷(エルドラド)の伝説が駆け巡る16世紀のヨーロッパ。イギリスはスペインや旧教徒らに脅かされつつもエリザベス1世によって安定した統治を守っていた。イギリス王族につながるオリビエ・リーは黄金郷(エルドラド)に繋がる秘密を背負わされ、また双子のエロール・リーとともに、イギリス存亡の鍵を握っていた。

このため様々な敵が現れる。二人は貴族アーサー・ローレンス達とともに陰謀に立ち向かい、成長していく。

登場人物・キャラクター

主人公

登場時は13歳。イギリス海賊のレッドフォード侯爵(アリステア・ロンド)とビクトリアの子供で、エロール・リーとは双子。金髪に青い瞳を持つ。性別は不明で、外見からは区別がつけられない。快活で純粋な性格の持... 関連ページ:オリビエ・リー

登場時は13歳。イギリス海賊のレッドフォード侯爵(アリステア・ロンド)とビクトリアの子供で、オリビエ・リーとは双子。金髪に青い瞳を持つ。性別は不明で、外見からは区別がつけられない。成長するとオリビエ・... 関連ページ:エロール・リー

登場時19歳。長い銀髪にグレーの目の男性。幼い頃はジプシーに育てられ、占い師のおばばからあらゆる教育を受けた。ジプシーの仲間からはバレリオと呼ばれる。その素性はマンスフィールド伯爵の称号を持つイギリス... 関連ページ:アーサー・ローレンス

フランシス・ドレーク

黒髪に髭の男性。イギリス海賊の大首領レッドフォード侯爵(アリステア・ロンド)の部下。「悪魔の竜」と呼ばれ、恐れられている。レッドフォード侯爵(アリステア・ロンド)の双子の子どもエロール・リーとオリビエ・リーを預かり、共に10年間海の上で過ごす。

アリステア・ロンド

登場時は35歳。豊かな巻き毛の男性で、冷めきった目をしている。イギリスの貴族で、海賊の大首領。「イギリス海賊の美髪王」と呼ばれていた18歳の頃、12歳のビクトリアと出会い、結婚してエロール・リー、オリビエ・リーの父となる。イギリス貴族としての誇りを持ち、脅かすものに対しては断固として臨む。

ビクトリア

イギリス貴族の衣装を身に纏う女性。登場時は29歳。イギリス王室の一族に生まれ、12歳でレッドフォード侯爵(アリステア・ロンド)と出会い、運命の10日間によって結ばれる。エロール・リー、オリビエ・リーの母。12歳でイギリス王室の血を引いている。ニセの手紙でおびき出され、幽閉される。

おばば

ジプシーの老女。黒衣を被り、杖をついている。占い師で、その腕は欧州一と言われる。イギリス貴族の子アーサー・ローレンスを育ててあらゆる教育を施し、マンスフィールド伯爵を襲名したのちも占いによって指南する。

長身で巻き毛、グリーンの目の男性。クレメンテ公爵の称号を持つ肖像画家。生命が宿るといわれるほど見事な絵を描くが、一方で描かれた者は魂を抜かれるとも噂される。時のローマ法王グレゴリウス13世の寵愛を受け... 関連ページ:ロレンツォ

実在のスコットランド女王メアリ・スチュアートがモデル。イギリス女王エリザベス1世のまた従姉妹にあたり、エリザベス1世亡き後はイギリス王位を継ぐ権利を持つ。2度目の夫を部下に殺させ、その部下と結婚し欧州... 関連ページ:メアリ・スチュアート

マリオネット・ローラン

長い白髪でアーサー・ローレンスと同年代の男性。左手と両足が利かず、また左目に眼帯をしていることが多い。アーサー・ローレンスの軍師で、アーサー・ローレンスを「マイ・ロード(私の伯爵)」と呼ぶ。身体が弱く病気がちだが、味方も青ざめるような策略を考案する。

ビンセント・ブルー

長髪の若い男性。養父が子爵のため「泥棒貴族」と呼ばれている。エロール・リーの付き人として、フランシス・ドレークが連れてきた。ペテン師が専門で巧みな話術で人を欺く。また短剣の名手でもある。

タバス

黒髪で肌の色が黒い男性。滅亡したインカ帝国の生き残りで、その一門は秘儀を伝える大貴族だった。母国を侵略したスペイン人と旧教に激しい憎悪を燃やす。エロール・リーとオリビエ・リーの純粋な人柄に触れ、黄金のメダルを託す。

実在のイギリス女王エリザベス1世がモデル。新教徒と同盟し、スペインに対抗する。結婚をこばみ、女王として生きる栄光の人と言われ、当時のロンドン市民から絶大な人気を得ていた。レッドフォード侯爵(アリステア... 関連ページ:エリザベス1世

紅蜥蜴

紅蜥蜴は暗号名で、年齢、性別、国籍は一切不明。イギリス女王エリザベス1世、さらにエロール・リーとオリビエ・リーの命を狙うスパイの総元締め。常に仮装用の仮面をして、部下も顔を見たことがない。残忍で冷酷な手口を使い、多くのイギリス人が彼の手によって殺された。

書誌情報

7つの黄金郷 全6巻 中央公論社〈中公コミック・スーリ〉 完結

第1巻

(1990年12月発行、 978-4124103595)

第2巻

(1991年1月発行、 978-4124103618)

第3巻

(1991年2月発行、 978-4124103670)

第4巻

(1991年3月発行、 978-4124103687)

第5巻

(1991年4月発行、 978-4124103694)

第6巻

(1991年5月発行、 978-4124103700)

7つの黄金郷 全6巻 中央公論新社〈中公文庫コミック版〉 完結

第1巻

(2003年2月発行、 978-4122041332)

第2巻

(2003年2月発行、 978-4122041349)

第3巻

(2003年3月発行、 978-4122041882)

第4巻

(2003年4月発行、 978-4122042032)

第5巻

(2003年5月発行、 978-4122042155)

第6巻

(2003年6月発行、 978-4122042278)

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