ギジン

ギジン

ごくふつうの女子高生の相羽霧子は、ある日突然、異形の人間に襲われる。彼は人間に擬態した菌類だった。"人類対菌類"をテーマに、平和な日常が突如として地獄と化していくさまを描いた、パニックアクションホラー。小学館「サンデーうぇぶり」2019年10月18日より配信開始。

正式名称
ギジン
ふりがな
ぎじん
原作者
七月 鏡一
作画
ジャンル
その他SF・ファンタジー
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概要・あらすじ

ある日の校庭の片隅。高校2年生の相羽霧子は、同級生の生物部部員の結城草太に「冬虫夏草」を見せてもらう。草太によると、虫にキノコが寄生した冬虫夏草の天然物はレアだという。寄生された虫は、必死で免疫物質を分泌して菌に抵抗するため、菌に溜まった免疫成分が薬効として好まれるらしい。そんな話を聞きながら、ふと校庭に目をやった霧子は驚いた。草太がレアだと言った、冬虫夏草がそこかしこに転がっていたのだ。そんなことがあった翌日、学校へ行く電車を待つホームで、霧子は嫌な「におい」に気づく。それは子供の頃から時折感じていた「におい」で、柑橘類が腐ったように甘ったるく、自分しか感じないものだった。今回の「におい」は強烈で、すぐ後ろの中年男性が発していた。男は執拗に霧子の匂いを嗅いでおり、霧子が逃げ出しても追い掛けてくる。やがて、男の顔は変形し、牙をむき、異形の者になった。運よくその場に居合わせた草太に助けられ、霧子は男から逃げて帰宅する。しかし、完全に化け物と化した中年男は、霧子の家に先回りしており、彼女の母親を食い殺していた。化け物に襲われ、家の中を逃げ惑う霧子。そんな霧子を助けに来たのは、倉鬼敬介と名乗る謎の人物だった。彼が言うには、化け物の正体は「菌類」で、人間に寄生、擬態して、人を襲うらしい。そして奴らの狙いは、霧子の体だというのだ。この日から、人類と菌類の長い戦いが幕を開けた。

登場人物・キャラクター

相羽 霧子 (あいば きりこ)

高校2年生で、ショートカットが特徴の少女。生物部に所属している。8年前に両親を亡くし、親類である相葉家に引き取られる。ある日突然、人間に寄生した菌類に執拗に追い回され、事件に巻き込まれていく。実は、人間と菌類のハイブリッドの変異種で、人類対菌類の鍵をにぎる少女である。

クレジット

原作

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