ギラギラ

かつて伝説のホストと呼ばれた七瀬公平は、10年ぶりに六本木のホストクラブ・リンクで仕事を再開。それまで妻子のため生命保険会社に勤めていた彼は、ギラギラとした夜の世界に本当の生きがいを見出す。やがて公平は、銀座、池袋、新宿をそれぞれ拠点とするホストクラブ間の争いに巻き込まれていく。原作は滝直毅。

正式名称
ギラギラ
作画
作者
ジャンル
水商売
レーベル
ビッグコミックス(小学館)
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概要・あらすじ

六本木ナンバーワンのホストクラブ・リンク。その面接にやってきた七瀬公平は、かつて六本木の王と呼ばれた伝説のホストだった。公平は10年前に結婚のため夜の世界と縁を切り、生命保険会社に就職。だが妻子と住宅ローンを抱えたまま失職し、やむにやまれずホスト業界に戻ってきたのだった。往年の感覚を取り戻した公平はクセの強い若手ホストらを束ね、オーナーで旧友の有希とともにリンクの中核的存在となる。

やがて新宿を仕切る堂島文治のホストクラブ・アトラスが、リンクの正面に六本木店を開業。そのプロデュースを担うホストの影士は、かつての兄貴分で恋敵でもあった公平に勝負を挑む。

だが影士は堂島の期待を裏切ったことに加え、公平の先輩・葛城大成の罠で失脚した。葛城は銀座でホストクラブを大成功させたのに続き、新宿進出を画策。そのための手駒にすべく、リンクの新宿進出に協力すると提案する。だが公平らは葛城の企みを蹴り、独力で新宿へ進出して堂島に挑戦状を叩きつけるのだった。

登場人物・キャラクター

七瀬 公平

10年前に六本木の王と呼ばれた伝説のホスト。18歳から23歳にかけてリンクの前身であるゴールドに勤めていた。妻・桃子との結婚のためホストを辞め、立川生命に就職。桃子にはホストをしていた過去を秘密にしている。娘・織江が幼稚園に上がる頃、リストラで失職してしまう。 35年の住宅ローン返済のため、31歳でリンクの門を叩いた。公平はホストを再開したことを桃子に告げられず、夜の工事現場のアルバイトと偽る。リンクでもしばらく妻子の存在を隠していた。ホスト復帰を金のためと割り切ろうとするが、次第に自分の顔がギラつき始めていることに気づく。女性に癒しを与えることがホストとしてのモットー。 客を借金漬けにするような堂島文治の手法に憤りを感じており、その縄張りである新宿で格安のリンク新宿店を開業した。

桃子

七瀬公平の妻。公平との間に幼稚園児の娘・織江がいる。公平はホストクラブとの関わりを一切秘密にしていたが、うすうす感づいている。後に公平が「俺はこの世界でしか輝けない」と全てを打ち明けた後も、桃子の夫に対する信頼は変わらなかった。

田平 博

桃子の兄で七瀬公平の過去を知っている。夜の仕事から離れて正業に就くことを条件に桃子との結婚を許した。ホストを再開した公平に対し、辞めないと離婚させると迫る。だがリンクの仲間の信頼を背負う公平は、ホストが正業だと認めさせると啖呵を切った。

有希

六本木ナンバーワンのホストクラブ・リンクの女性オーナー。七瀬公平がホストクラブ・ゴールドにいた頃に知り合う。公平が業界を去った後、リンクのナンバーワンだった影士とつき合うように。影士は自分が公平の代用品だと思い込むが、有希は本当に影士を愛していた。 アトラス六本木店を巡る失脚を経て影士が大阪へ去ると、有希は妹のかおりにリンクを譲ってその後を追う。やがて大阪の安アパートで影士と同棲を始めるが、リンク新宿店の開業を助けるため2人で東京に戻った。

かおり

有希の妹。三星商事元社員。任されていたダイニングバーチェーンのプロジェクトをつぶされ、自主退社した。その後有希の反対を承知で、リンクの経営を手伝うと言って押しかける。有希はかおりの真剣さに根負けし、影士を追って大阪へ発つ際、かおりにリンクを譲った。経営の知識と度胸は申し分なく、経験不足な点は七瀬公平らがフォローしている。

影士

東京で四天王と呼ばれたホストの1人。リンクのナンバーワンを経てアトラスに移り、その六本木店のプロデュースを任される。施設で両親の顔も知らずに育ち、16歳でホスト業界へ。当初は剛士と名乗った。その頃、親身に面倒を見てくれた七瀬公平に、憧れを抱き続けている。だがつき合っていた有希が自分に公平の影を見ていると錯覚し、公平への対抗心に執着するように。 ホストに復帰した公平と有希のいるリンクを、アトラス六本木店で潰すと宣言した。だが失脚を経て公平と和解、さらに大阪で有希と結ばれた後は、リンクの協力者となる。

秀吉

リンクのホストで、本名は市河健太という。父親が女遊びの末に借金を残して蒸発、造園の仕事で団地暮らしの病弱な母親を支えていた。アトラス六本木店がリンクのホストを大量に引き抜いた際、残ったホストのつてを辿って七瀬公平がスカウトした。リンクのホストを仲違いさせるため葛城大成が差し向けた優奈に、本気で惚れてしまう。 騙されたことを知って自暴自棄になったところをギャラリアのサキエルに拾われ、本番の相手をする出張ホストに成り下がった。いっぽう優奈は秘密にしていた自分の借金を秀吉が清算したことを知り、本当の好意を抱き始める。秀吉は公平の妻子に引き合わされたことをきっかけに目を覚まし、優奈と結ばれた。

葛城 大成

元ホストで、銀座のホストクラブ・琥珀のオーナー。七瀬公平がゴールドに入った時、すでに伝説のホストと呼ばれていた。独立して銀座に開いた琥珀が政財界のVIPも訪れる超高級店に成長し、銀座の将軍と称されるように。新宿を支配する堂島文治の勢力を切り崩す野望を抱いており、新宿進出の踏み台にするためリンクを利用しようとした。 妻・佳奈との間に1人息子・一馬がいるが、家族関係は互いの消息も分からないほど険悪。佳奈はアルコール依存症の治療を受けた際にがんが見つかったが、葛城だけが知らされていなかった。だが父子の争いを公平に知らされた佳奈がアトラス総本店に乗り込み、自分ががんであることを告げる。 この一幕をきっかけに親子は和解した。

一馬

葛城大成の息子で、アトラス総本店のナンバーワンホスト。源氏名はカズマ。父親の葛城を憎悪している。カタギのエリートに育てようとした葛城への反発心からホストとなり、堂島文治の右腕を務めるように。葛城は堂島に引き合わされるまで、息子がホストになっていたことを知らなかった。

サキエル

池袋のホストクラブ・ギャラリアの運営を任されているホスト。店外で本番の相手をする出張ホストを兼ねた経営をしている。自暴自棄になってさまよう秀吉を拾い、覚醒剤を与えるとともに出張ホストの仕事をさせた。だが秀吉の救出を巡って七瀬公平とやり合ううち、次第に感化されて出張ホストのビジネスを止める。 後に葛城大成の陰謀でヤクザとのトラブルを仕かけられ、顧客名簿を奪われてしまう。

神宮寺 麗奈

銀座の一流クラブ・トップレディーのオーナーママで、銀座の女王と呼ばれている。アトラス六本木店の影士と七瀬公平のどちらが真のホストかの判定をするよう懇願され、公平に軍配を上げた。その後も公平、かおりらを何かと手助けする。

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