概要・あらすじ
イラストレーター兼エッセイストとして活躍する星由良子は、49歳にして家の購入を決意する。お目当ての物件は若者に人気の東京都M市のKで、しかも駅から4分以内が条件。とはいえ資金が潤沢にあるわけではなく、まずは国有地の競争入札に申し込む。ここから彼女の波乱に満ちた土地購入そして建築の物語が始まる。
登場人物・キャラクター
星 由良子 (ほし ゆらこ)
49歳の独身女性。職業はイラストレーター兼エッセイスト。重度の方向音痴で世間知らず、自転車にも乗れない。このたび、一念発起して家を買うことを決意する。重い物を持って歩けるのは4分が限界のため、駅から徒歩4分以内の物件を探す。
紫苑 (しおん)
星由良子の姪。M美大に通う学生。叔母にあたる由良子のアシスタント兼秘書として、食事の面倒まで見ている。世間知らずの由良子が家を購入することになり、振り回される。
斉藤 樹 (さいとう いつき)
S出版の編集者。星由良子の担当編集をしており、そこで出会った紫苑と結婚する予定。紫苑と共に由良子の物件購入に協力する。
書誌情報
ケサラン・パサラン 2巻 KADOKAWA
第1巻
(2012-07-23発行、 978-4040660981)
第1巻
(2012-07-23発行、 978-4840147040)
第2巻
(2012-12-22発行、 978-4040660998)
第2巻
(2012-12-22発行、 978-4840147637)