サムライソルジャー

サムライソルジャー

長期連載となった山本隆一郎の代表作。若さと無謀、そして欲望と陰謀が交錯する渋谷を舞台に、「渋谷の凶竜」の異名を持つ不良・藤村新太郎と、渋谷で結成された不良集団「ZERO」が巻き起こす数々の抗争を描いた渋谷ギャングスタ叙事詩。本作は渋谷を根城にするカラーギャングをはじめとするさまざまな不良チームが登場し、時には暴力団も暗躍するなど、無軌道な暴威が交わる抗争劇が展開される。集英社「週刊ヤングジャンプ」2008年13号から2014年17号にかけて連載された作品。集英社「月刊ヤングジャンプ」2009年4月14日号に、本作のキャラクターがメインキャラクターとして登場する特別読み切り『吉田薫外伝』が掲載されている。

正式名称
サムライソルジャー
ふりがな
さむらいそるじゃー
作者
ジャンル
不良・ヤンキー
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

藤村 新太郎 (ふじむら しんたろう)

渋谷最強クラスの実力を持つ不良の青年。年齢は20歳。金髪オールバックヘアで、左肩にユニコーンのタトゥーを入れている。長身で体格にも恵まれており、パワー、スピード、打たれ強さに定評がある。かつて渋谷抗争を終結させるため、桐生達也と共に不良チーム「ZERO」を結成したが、現在は訳あって脱退している。仲間の仇を討ったあとは少年院に留置されていたが、渋谷へ戻ってきてからは、花屋でまじめに働く日々を送っている。ZERO時代は「渋谷の凶竜」と呼ばれるほど喧嘩が強く、小学生の頃から名の知れた不良だった。誕生日は6月30日。

桐生 達也 (きりゅう たつや)

渋谷の不良チーム「ZERO」のアタマを張る青年。かつて共にZEROを結成した藤村新太郎とは幼なじみで、左肩に藤村と同じユニコーンのタトゥーが入っている。金髪の似合う優男ながら、驚異的な喧嘩のセンスの持ち主で、「生ける伝説(リビング・レジェンド)」と称される不良界のカリスマ。現在も渋谷の多くの不良たちにとって畏怖とあこがれの存在となっている。ふだんは温和な性格で人当たりもよく、周囲からも慕われており、誰に対しても分け隔てなく接する。現在はなんらかの事情で、ZEROのメンバーの前から姿を消している。孤児院で育ったため、誕生日は不明。

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