サルぽんち

サルぽんち

現代日本のどこかの山奥で暮らすサルのモンタとケンジが、群れを飛び出して旅をする様を描いた、どこか物悲しさの漂うギャグ漫画。鈴木マサカズの初連載作品。

正式名称
サルぽんち
ふりがな
さるぽんち
作者
ジャンル
動物擬人化
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概要・あらすじ

負けん気の強い性格のサルのモンタは、群れのボスにたびたび反抗したため、追われるようにして、親友のケンジとともに旅に出ることとなった。その道中で、猿道とは何かについて勢いよくまくし立てる、名もない大人のサルと出会う。そしてモンタたちに「オヤジ」と名付けられた彼も、旅に加わることになる。

登場人物・キャラクター

モンタ

A県の山奥で暮らす、まだ1歳にも満たないオスのサル。ボスに逆らったために、左耳をかじり取られて失った。その後もしばらくは群れにいたが、やがて群れの中での居場所を完全に失い、親友のケンジとともに旅に出る。お調子者だが、落ち込みやすい性格。

ケンジ

A県の山奥で暮らす、まだ1歳にも満たないオスのサル。モンタの親友。モンタと違って、積極的にボスに逆らうような性格ではなかったが、モンタを見捨てることができずに、ともに旅に出ることとなった。モンタに比べれば冷静で知的なタイプ。

オヤジ

とある群れに属していた、7歳になる大人のサル。妻と子供がいる。ボスザル以外のオスのサルは、本来5歳くらいになると群れを離れることもある。モンタとケンジと出会い、いい機会だと、ともに旅に出る。「猿道(さるどう)とは何か」を日々2人に説いているが、あまり内容に意味はない。体力にだけは自信を持っている。

ボス

モンタとケンジの属していた群れのボスザル。大柄なためケンカが強い。群れのルールに逆らう者に対しては容赦しないが、ただの乱暴者というわけではない。温泉に浸かっている時には、モンタたちに一緒に入ることを許したり、反抗的なモンタにも自分の片腕になるように誘ったりと器が大きい。群れではボスとしての役割をしっかりと果たしている。

長老 (ちょうろう)

モンタとケンジの属していた群れの先代のボスザル。現在のボスが群れに加わった時に、ボス争いの闘いに敗れてその座を奪われた。たびたび説教じみた文句を口にしていたが、その内容は意味不明なものがほとんど。群れの中でも特に敬われているわけではない。

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