シネマごはん

シネマごはん

映画が大好きな女子が、映画の中に登場するおいしそうな食べ物を実際に食べ歩く姿を通して、映画と亡き祖父との触れ合いを描くヒューマンドラマ。毎回、邦画を1作品取りあげ、映画に登場した料理とエピソードが紹介される。「ひとりごはん」に2016年から2018年にかけて不定期で掲載された。

正式名称
シネマごはん
ふりがな
しねまごはん
作者
ジャンル
その他料理・グルメ
関連商品
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あらすじ

第1巻

町野あかりは映画好きで、特に映画の中に登場したおいしそうな食べ物を実際に食べ歩くのが大好き。レンタルビデオ店でのアルバイト中、昼食を食べに外に出たあかりは、映画『幸福の黄色いハンカチ』で高倉健が食べていたカツ丼を注文。高倉健演じる登場人物が、網走刑務所から出所して6年ぶりにカツ丼を食べるシーンを思い出しながら箸を進めるあかりは、かつていっしょに映画を見た亡き祖父のことも思い出すのだった。(第一話。ほか、13エピソードを収録)

登場人物・キャラクター

町野 あかり (まちの あかり)

映画が大好きな女性で、年齢は24歳。東京のレンタルビデオ店でアルバイトをしながら、一人暮らしをしている。映画好きだったじいちゃんの影響もあり、映画好きで特に邦画が大好き。また、映画の中に登場したおいしそうな食べ物を実際に食べ歩くのが大好きという食いしん坊。

じいちゃん

町野あかりの祖父。幼いあかりをかわいがり、あかりからもなつかれていた。映画が好きで、自宅のテレビであかりといっしょによく見ていた。数年前に病気を患い、自宅で療養していたが亡くなった。

なかちゃん

町野あかりが働くレンタルビデオ店で、アルバイトをしている若い男性。年間300本は見るという映画好きながら、邦画は見ない主義で、邦画だからという理由で『天空の城ラピュタ』さえ見ておらず、あかりを落胆させる。

店長

町野あかりが働くレンタルビデオ店の店長を務める男性。映画『男はつらいよ』シリーズが大好きで、全48作品を何度も見ているほどのファン。店長自身もまるで寅さんのように失恋を繰り返しており、失恋のショックで失踪してしまう。

ミシェル

町野あかりが住むアパートに越してきたアメリカ人の留学生。日本文化が好きな女性で、年齢は19歳。特に日本のラーメンに興味を持ち、あかりにおいしいラーメン屋さんを教えてほしいと頼んだ。あかりからは映画『タンポポ』の影響で、ラーメン好きになったのではないかと推測されている。

本間 (ほんま)

町野あかりが働くレンタルビデオ店で、かつてアルバイトをしていた若い男性。CD売り場を担当していた。映画『横道世之介』を見に行った映画館で偶然あかりと出会い、いっしょに鑑賞した。鑑賞後、映画に登場したハンバーガーを二人で食べた。その後、世界一周をするためのお金がたまったからと店を辞め、海外へ旅立つ。現在はタイで農業を営んでいる。

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