概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
山崎 良平 (やまざき りょうへい)
短髪で髪の毛を立てた軽いノリの男子。登場時は23歳でW大学教育学部5年。女好きで、お調子者。マスコミ志望で全日出版を受けるがあえなく不合格。しかし、面接の前に偶然会った同社発行の雑誌週刊ポテトボーイの編集長織田由貴の誘いで、彼女個人に雇われる形で編集部に入る。 「日本一のスケベ男」と呼ばれる才能を開花させ、女を脱がせることに天才的な力を発揮する。行動力があり、多くの友人を持っている。
織田 由貴 (おだ ゆき)
長いウェーブのかかった髪の女性。全日出版の男性雑誌週刊ポテトボーイの編集長で、同誌を発行部数100万部にまで育てた敏腕編集者。見出されたライターやイラストレーターはみなビッグになっている。全日出版の採用試験に落ちた山崎良平を編集部に誘う。
白井 (しらい)
特徴のない顔をした地味な男性。新日館の社員で、同社が発行する男性雑誌週刊アントニオの編集部員で、編集長黒崎秀人の薫陶を受けている。普段は朴訥で礼儀正しい人物だが、全く別人に変装する特技を持つ。週刊ポテトボーイの編集部員山崎良平のバイタリティに好感を持ち、ライバル誌のスタッフでありながら度々協力する。
織田 ウシ (おだ うし)
白髪に鋭い目をした和服の老女。亡き夫の跡を継いで全日出版を経営し、現在は会長職をつとめる。同社が発行する週刊ポテトボーイの編集長織田由貴は実の娘。趣味は男性のチン相を観る事。
盛川 真実 (もりかわ しんじつ)
太って鼻の赤い男性。登場時は一人で真実一路出版社を営み、ガセネタばかりのブラックジャーナリズム雑誌を作って、報道した先に買い取らせて稼いでいた。一見腰が低く慇懃な態度だが、金には汚い。週刊ポテトボーイに対しては、編集部の罵詈雑言を書くなど度々迷惑な事をしでかすが、のちに山崎良平にアゴで使われるようになる。
黒崎 秀人 (くろさき ひでと)
パンチパーマにサングラスの男性。週刊ポテトボーイのライバル誌週刊アントニオの編集長。押し出しの強いやり手の編集者で、様々な策で勝負を仕掛けてくるが、一方で週刊ポテトボーイの編集長織田由貴に惚れ込んでいる。
山葉 礼美 (やまは れみ)
ロングヘアの若い女性。茶川賞を受賞した新進女流作家。元SM嬢、元少女漫画家という肩書を持ち、ロックバンドでボーカルをしている。受賞記念パーティーを台無しにされた山崎良平に反感を持つ。
沢本 亜樹 (さわもと あき)
ショートカットでややつり目の女性。自ら現場を体験してドキュメントを作っていくニュージャーナリズムの女性No1ライター。週刊ポテトボーイにも寄稿している。
清水 京子 (しみず きょうこ)
ポニーテールの女性。筆が立つ上に写真撮影もこなす注目の大型新人ライター。週刊ポテトボーイ編集長の織田由貴に強烈なライバル意識を持っている。
蓮見 総次郎 (はすみ そうじろう)
眼鏡をかけたエリート然とした若い男性。3年間のアメリカ滞在から帰国し、新日館に入社。週刊アントニオに配属された。傲慢な言動が目立つ。山崎良平とは反りが合わない。
石神 聡 (いしがみ さとし)
オールバックの髪で貫録のある男性。全日出版社長。アメリカの新聞王ジョセフ・コンラッドと手を組み新雑誌週刊ミレニアムを創刊する。かつて全日出版会長の織田ウシに見出された。
楊 美龍 (やん めいろん)
長い黒髪で鋭い目の中国人女性。香港のNo1男性週刊誌の編集長をつとめていたが、来日し週刊ミレニアムの編集長に就任する。山崎良平を利用しようと画策する。
浅野 唯 (あさの ゆい)
黒髪のベリーショートの女性。強引で奔放な性格。新入社員として全日出版に入社し、強引に週刊ポテトボーイ編集部に入り込み、山崎良平にアプローチする。
グロリア・コンラッド
ショートヘアーの金髪を逆立てたアメリカ人女性。抜群のセックステクニックで男女問わず虜にし週刊ポテトボーイ編集長の織田由貴や、山崎良平達編集部員に次々に近付く。父はジョセフ・コンラッド。