ジャングル黒べえ

ジャングル黒べえ

東京ムービーが企画、制作し、漫画家の藤子・F・不二雄が原作を担当した作品。アフリカからやって来た、魔法を使う少年黒べえが巻き起こす騒動を描いたギャグアニメ。

正式名称
ジャングル黒べえ
ふりがな
じゃんぐるくろべえ
原作者
制作
東京ムービー
放送期間
1973年3月2日 〜 1973年9月28日
放送局
NETテレビ
話数
31話
ジャンル
アドベンチャー
 
ギャグ・コメディ
関連商品
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概要・あらすじ

アフリカ奥地にあるという幻の国ピリミーの大酋長の息子黒べえは、空飛ぶ魔法の練習中に出会った飛行機を大きな鳥と勘違いし、しがみついたまま日本上空で落ちてしまった。偶々落下した家の庭で佐良利しし男という少年に助けられ、その恩を返すべく、自慢の魔法で手助けしようとするが、まだ修業中なので失敗ばかり。

そして、日本の事を何も知らない黒べえは様々な騒動を日々巻き起こすのだった。

登場人物・キャラクター

クロベンボコ・ベロチョンタ・ベンボコリンコン・ブラブラボロリン・ボロボロボロリン・バエボコロンタラ・タラリロレンベエ (くろべんぼこべろちょんたべんぼこりんこんぶらぶらぼろりんぼろぼろぼろりんばえぼころんたらたらりろれんべえ)

アフリカ奥地にある幻の国ピリミーの大酋長の息子。空飛ぶ魔法の練習をしている時に飛行機に遭遇。大きな鳥と勘違いしてしがみつき、そのまま日本上空で落下する。偶々落ちた家の息子である佐良利しし男に助けられ、恩義に感じて、その家に居候しながら、手助けをしようとする。 「ベッカンコー!」という呪文で色々な魔法を使うが、まだ修行中なので失敗も多い。ピリミーの価値観で行動するため、日本社会ではトラブルになることもあり、「これ、ジャングルの常識! 」が口癖。いつも槍を持ち歩き、ネズミが大の苦手である。

パオパオ

『ジャングル黒べえ』に登場する動物。アフリカ奥地にあるという幻の国ピリミーに棲む二本足の象。黒べえのペットであり、日本まで泳いでやってきた。二枚の翼で空を飛び、身軽に動く。食いしん坊で、ネズミが大の苦手。

変久津 (へんくつ)

黒べえを助けた少年佐良利しし男の近所に住む老人。頑固者でいつも子供達を叱るが、実は寂しがり屋であり、後に黒べえと意気投合して、共に槍の稽古をする。

富士野 たかね (ふじの たかね)

黒べえを助けた少年佐良利しし男のクラスメイトの少女。佐良利しし男が憧れている美少女で、メルヘンな世界を愛している。大好物は焼き芋だが、周囲には秘密にしている。

トラ夫 (とらお)

黒べえを助けた少年佐良利しし男のクラスメイトでガキ大将。オカラと共に佐良利しし男をいじめる。高所恐怖症やおねしょといった弱点もある。

佐良利 しし男 (さらり ししお)

大きな鳥と勘違いしてしがみついていた飛行機から落ちてきた、。アフリカ奥地にあるという幻の国ピリミーの大酋長の息子黒べえを助けた、小学生の少年。心優しいがわがままなところもある。黒べえの一番の友達。 クラスメイトの富士野たかねが大好き。

ガック

アフリカ奥地にあるという幻の国ピリミーからやって来た黒べえのライバル。催眠術を使い、様々な珍獣をアフリカから召喚する。金持ちでプライドが高く、「シャラバーイ」が口癖。

赤べえ (あかべえ)

アフリカ奥地にあるという幻の国ピリミーから来た黒べえの弟。まだ幼く、「ピキ」という言葉しか話せないが、黒べえは意思疎通が出来る。魔法は使えないが、槍の達人。

カラ夫 (からお)

黒べえを助けた少年佐良利しし男のクラスメイトで、ガキ大将のタイガーの子分的存在の少年。狡賢く、皮肉屋。

場所

ピリミーの国 (ぴりみーのくに)

『ジャングル黒べえ』に登場する国。アフリカ大陸の奥地にあるという幻の国。住民は皆魔法を使う。黒べえは、この国の指導者である大酋長の息子。

その他キーワード

ベッカンコの神 (べっかんこのかみ)

『ジャングル黒べえ』に登場する神像。アフリカ奥地にあるという幻の国ピリミーで崇拝されている神の木像。黒べえ も常に崇拝し、祈りを捧げている。黒べえを助けた少年佐良利しし男の家の庭にある。

クレジット

原作

演出

出崎統

シナリオ

作画監督

椛島義夫 , 北原健雄 , 杉野昭夫

音楽

三沢郷

アニメーション制作

東京ムービー

原作

ジャングル黒べえ (じゃんぐるくろべえ)

アフリカのジャングルの奥地から東京にやってきた魔法使いの少年・黒べえが主人公。ジャングルで育った野生児と、大都会に住む人間たちのカルチャーギャップを主題としたギャグ漫画。藤子・F・不二雄にしては珍しく... 関連ページ:ジャングル黒べえ

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