スーパーマリオ DONKEY KONG

スーパーマリオ DONKEY KONG

都会で一旗あげるため、桃姫サーカス団へと潜り込んだマリオとルイージの兄弟が、ドンキーコングによって連れ去られたサーカス団の美女、ポリーンを助け出すために、ドンキー島の各地で奮闘する姿を描いたアクション作品。キャラクターや舞台設定の一部は、ゲームボーイ用ゲームソフト「ドンキーコング」をもとにしている。

正式名称
スーパーマリオ DONKEY KONG
ふりがな
すーぱーまりお どんきー こんぐ
作者
ジャンル
ゲーム
関連商品
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あらすじ 

第1巻

スターになる夢を抱き、田舎から大都会のビッグシティへと出て来たマリオルイージの兄弟は、巷で人気になっている、キノコ王国からやって来た桃姫大サーカスへと忍び込む。そこでサーカスの団長であるピーチと出会ったマリオ達は、彼女に掛け合い、ピエロの見習いとして自給50円でサーカスへの入団を許可される。その直後、美女のポリーンとコンビを組んで、サーカス一の人気演目である空中ブランコを披露する予定だった大ザルのジュニアが、ホームシックで出演拒否中である事が判明。それを見たマリオ達は、自己アピールをするため、自ら出演を志願。二人でジュニアを模したサルの着ぐるみに入り、空中ブランコに挑戦する。しかし、演目中にドンキー島からやって来た巨大ザルのドンキーコングが乱入。ドンキーコングは息子のジュニアと、ジュニアの母親代わりになるポリーンをドンキー島へと連れ去ってしまう。ポリーンを取り戻すため、マリオ兄弟は危険がいっぱいのドンキー島へと乗り込むが、厳しい自然環境やジュニアの妨害に合い、思うように事が進まない。それでもピーチの応援を得て、より一層奮起したマリオ達は、苦難の末にドンキーコングの住処となっているピラミッド「ドンキー神殿」へとたどり着く。そこでポリーンと無理やり結婚しようとしていたドンキーコングの姿を見たマリオは、正義のハンマーを叩き込み、ドンキーコングに勝利を収める。しかし、その現場にピーチを人質にしたジュニアが現れるのだった。 

第2巻

 ジュニアによってピーチを人質に取られてしまったマリオ一行。しかし、ドンキーコングを倒し、ポリーンを取り戻したマリオ達は目的を果たしたとして、ジュニアを無視して島を去ろうとする。ところが、船のカギをポリーンが持っていたため、マリオ達はドンキー島から脱出する事ができず、その場からいったん逃げたマリオ以外は、全員が追って来たドンキーコングによって捕らわれてしまう。ポリーンと強引に結婚を果たしたドンキーコングは、彼女との新婚旅行を楽しむため、ルイージ達を召使として引き連れ、船に乗って南極を目指す。密かに船に潜入したマリオだったが、航行の途中でドンキーコングに発見され、不調になったスクリューを調査するため、無理やり海に放り込まれてしまう。そこでスクリューに足を絡ませていた巨大イカを発見したマリオは、その足を切断。怒り狂った巨大イカを倒すため、体を大きくする「40倍カプセル」をドンキーコングに飲ませ、巨大イカを撃退する事に成功する。そして、ポリーンとの体格差が取り返しのつかないレベルになった事にショックを受けたドンキーコングは、船から逃亡。残ったジュニアを叩きのめしてドンキー島へと戻った一行は、そこで「40倍カプセル」の副作用で凶暴化したドンキーコングの襲撃を受けてしまう。苦闘の末、ドンキーコングを倒したマリオは、ジュニア達の面倒を見る事を決意したポリーンを残し、ビッグシティへと帰還。そして十数年後、桃姫大サーカスで働いていたマリオは、ポリーンとジュニアに久々の出演を依頼するため、再びドンキー島へと向かう。 

登場人物・キャラクター

マリオ

「M」のエンブレムが入った赤い帽子と、口ひげがトレードマークの元気な男性。スターになるために、ルイージと共に大都会のビッグシティへやって来る。ピエロの見習いとして、時給50円という契約で桃姫大サーカスへと入団。ドンキーコングによってさらわれた美女のポリーンを救出するため、兄弟でドンキー島へと乗り込む。 身体能力に優れており、特にハンマーの扱いと、飛び跳ねることが大の得意。キノコが好物だが、毒キノコを食べると、しおしおに干からびてしまう。

ルイージ

マリオの弟。「L」のエンブレムが入った緑色の帽子をかぶっている。兄よりもやや身長が高く、より繊細な性格をしている。身体能力は高いが、高所恐怖症に加えて先端恐怖症を煩っており、サーカス興行中や冒険中に、それらの恐怖症に悩まされていた。

ポリーン

桃姫サーカス団のスター。空中ブランコを得意としている美女。ジュニアとコンビを組んで華麗な技を披露していた。ジュニアを連れ戻しにきたドンキーコングによってドンキー島にさらわれ、無理やり結婚させられてしまう。

ジュニア

ずば抜けた運動能力を持つ大ザル。桃姫サーカス団のスター。団長のピーチによって、誘拐まがいにサーカス団へと連れてこられた。ポリーンと共に空中ブランコによる華麗な技を披露し続け、一躍人気者となった。のちに父親であるドンキーコングによって、ドンキー島へと連れ戻される。母親がいないために寂しい思いをしており、ポリーンを母親のように慕っていた。

ドンキーコング

並外れて巨大な大ザル。ジュニアの父親。ドンキー島から姿を消したジュニアを追って桃姫サーカス団を襲撃し、ジュニアとポリーンを連れ去った。ジュニアの母親代わりとなっていたポリーンを気に入り、彼女に求婚する。求婚を断られた原因が、体のサイズが違いすぎることであると知り、ポリーンに無理やり大量の果物などを食べさせ、自分と同じ体格にしようとしていた。

ピーチ

桃姫サーカス団の団長。美しい容姿をした活力のある女性。少々天然で抜けたところがあり、さまざまな災厄を呼び込むトラブルメーカーでもある。サーカス団の看板娘であるポリーンがドンキーコングにさらわれた後に、マリオたちの活躍を見守ろうとしてドンキー島に赴く。奔放な彼女の行動のせいで、余計に事態がこじれることも多い。 なお、高所恐怖症でもある。

ピノキオ

キノコ王国の住人。ピーチの秘書的な役割を果たしている。非常に温厚な性格で、ドンキー島での冒険中に、どんなトラブルに見舞われても、淡々とピーチに付き従っていた。

大先生 (だいせんせい)

マリオたちがドンキー島で出会った尻尾の長い猿。ドンキー島に降り立った際に、ピンチに陥ったマリオたちを助けた。これがきっかけで、彼らの冒険について来るようになる。助けた恩義によって、大先生と呼ばれるようになった。その正体はドンキー島の神様。

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