ソードアート・オンライン マザーズ・ロザリオ

川原礫の小説『ソードアート・オンライン』「マザーズ・ロザリオ編」のコミカライズ。バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」を舞台とするファンタジー作品。最強の剣士ユウキに秘められた真実や、アスナとの交流を描く。「電撃文庫MAGAZINE」2014年7月号から2016年5月号まで連載の作品。

正式名称
ソードアート・オンライン マザーズ・ロザリオ
ふりがな
そーどあーと おんらいん まざーず ろざりお
原作者
川原 礫
作者
ジャンル
ゲーム
レーベル
電撃コミックスNEXT(株式会社KADOKAWA)
関連商品
Amazon 楽天

あらすじ

第1巻

「死銃事件」から数週間が経った2026年1月の始め、京都から戻って来たアスナは、バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」のプレイヤールームで宿題をしていた。リズベット達から「絶剣」の異名を持つ剣士が現れた事を聞いたアスナは、キリトにも勝利した絶剣に対し強い興味を持つ。絶剣のキャラネームは「ユウキ」で、ユウキは自ら作り出した「オリジナル・ソードスキル」を賭け、1対1のデュエルの相手を募集していた。ユウキに挑戦しようと決めたアスナであったが、現実世界で自分の将来を勝手に決めようとする母親の結城京子とすれ違いを起こし、ケンカをしてしまう。アスナは母親とのあいだに生じた亀裂、そして仮想現実での強い自分と現実の弱い自分の違いに悩み、無力感に苛まれるようになる。後日、勝負の舞台となる小島へと向かったアスナは、ユウキが圧倒的な力で67人抜きをした瞬間を目にする。同時にユウキの正体が可憐な少女であった事を初めて知り、驚くアスナはとまどいながらも彼女に勝負を挑み、接戦の末ピンチになってしまう。戦闘は中断されたもののユウキに気に入られたアスナは、仲間を紹介すると言う彼女に案内され、27層主街区ロンバールを訪れる。

第2巻

ギルド「スリーピング・ナイツ」のメンバーと知り合ったアスナは、ユウキから、バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」フロアボス攻略のための挑戦パーティに助っ人として加わってほしいと依頼される。「アルヴヘイム・オンライン」のボスは異様に強化されている事から、連結部隊でもない七人のみのパーティで挑むのは無謀と考えたアスナは、あえて七人のみで挑むユウキ達に事情を問う。「スリーピング・ナイツ」はメンバーの現実世界での事情から、春には解散する予定であった。彼らは最後の思い出作りのために仲間と共にボスを倒し、「はじまりの街」黒鉄宮にある「剣士の碑」に自分達の名前を残した上で引退したいと願っていたのである。事情を聞いたアスナはユウキ達の強い意志と姿勢を受け、攻略パーティに加わる事を決意。こうしてアスナは、ユウキ達と交流を重ねながら、新たな戦いに挑む事となった。後日、あっという間にボス戦一歩手前まで辿り着いたアスナ達であったが、道中で隠れていた別のギルドの三人組に遭遇する。アスナは不要な消耗を防ぐために、その三人組と戦うのを避けるよう指示を出す。しかしその三人組を怪しく思ったアスナには、漠然とした不安と違和感が残るのだった。

第3巻

さまざまな障害にぶつかりつつもキリト達の助けを受け、ギルド「スリーピング・ナイツ」とアスナは、バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」フロアボスの撃破に成功。勝利の喜びを分かち合ったアスナ達は、打ち上げのあとに「剣士の碑」に刻まれた自分達の名前を確認し、記念写真を撮影する。しかしアスナとの何気ない会話の中で唐突に涙を見せたユウキは、何も言わずにログアウトしてしまう。そのままユウキと会えない日々が続いていたアスナであったが、シウネー達からも距離を置かれるようになり、その理由がわからないままのアスナは途方に暮れる。それでもアスナはユウキとの再会があきらめきれず、ユウキの秘密を知っているキリトに話を聞く。キリトが教えた場所は、医療用VRマシン「メディキュボイド」の臨床試験をしている横浜港北総合病院だった。現実世界でアスナはその病院に赴き、病室内で眠るユウキを見ると同時に、倉橋からユウキの過去を聞かされる。話を聞いたアスナは、ユウキの強さと「春にギルドを解散する」という事情の裏には、とても悲しい秘密が隠されていた事を悟る。メディキュボイドを通してユウキと会話を交わしたアスナは、「アルヴヘイム・オンライン」の中でユウキと再会するのだった。

登場人物・キャラクター

アスナ

バーチャルRPG「ソードアート・オンライン」「アルヴヘイム・オンライン」をプレイする少女で、「SAO生還者」の一人。過去の「SAO事件」を通してキリトと相思相愛の仲になり、互いによきパートナーとして支え合っている。また、ギルド「血盟騎士団」の副団長としても活躍していた。「アルヴヘイム・オンライン」では回復や支援を得意とするウンディーネのアバターを使用しているが、ウンディーネの本来の役割を通り越して敵陣で大暴れする事から、ほかのプレイヤーに「バーサークヒーラー」と呼ばれる事がある。現実世界での本名は「結城明日奈」で、京都の歴史ある両替商を営む良家の令嬢でもある。SAO事件後は母親の結城京子に転校や婚約者を勝手に決められ、親子間で生まれた亀裂に悩むようになる。また、ゲーム内での強い自分と現実での弱い自分の違いに悩み、その違いをキリトに知られ、彼の心が自分から離れてしまうのを恐れている。リズベット達から聞いたユウキに興味を持ってデュエルを挑み、ユウキとの戦いや交流を通して、結果を恐れずぶつかる事の大切さを知る。また、ユウキの誘いでギルド「スリーピング・ナイツ」に助っ人として加わり、ギルドメンバーと共に「新生アインクラッド」のボス戦攻略を目指すようになる。

ユウキ

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」に突如現れた、圧倒的戦闘力を持つプレイヤーの少女。アバターの種族はインプ。使用武器は黒曜石の刃を持つ直剣で、魔法などは使用せず剣のみで戦う。ギルド「スリーピング・ナイツ」のリーダーも務める。一人称は「ボク」。天然だが明るくひたむきな性格の持ち主。「空前絶後の剣」を意味する「絶剣」の異名を持ち、自ら作成した「マザーズ・ロザリオ」を賭けた、デュエルの相手を募集していた。このデュエルで何人もの挑戦者を倒し、キリトをも打ち破る。のちにアスナからも挑まれ、熱戦の末彼女を追い詰める。この戦いを通してアスナの強さを認め友人になると同時に、「新生アインクラッド」ボス戦攻略のための助っ人として、「スリーピング・ナイツ」に誘う。高い実力だけでなく、「ぶつからなきゃ伝わらない事だってある」という強い信念を持つ。アスナを加えたパーティでボス攻略を遂げるものの、アスナを亡き姉・紺野藍子と重ねて「姉ちゃん」と呼んでいた事を自覚し、「アルヴヘイム・オンライン」から姿を消す。現実世界での本名は「紺野木綿季」で、横浜港北総合病院で入院している15歳の少女。実はHIV末期患者で、「スリーピング・ナイツ」は亡くなった藍子から引き継いでいた。

キリト

バーチャルRPG「ソードアート・オンライン」「アルヴヘイム・オンライン」をプレイする少年で、「SAO生還者」の一人。二刀流をあやつる「黒の剣士」として、プレイヤー間では伝説になっている。「アルヴヘイム・オンライン」ではスプリガンのアバターを使用している。現実世界での本名は「桐ヶ谷和人」で、パソコンなどの電子機器の扱いが得意。昔は人付き合いが苦手だったが、「SAO事件」をはじめとするさまざまな事件や戦いを経て、落ち着いた性格に成長している。共に戦ったアスナとは相思相愛の仲で、互いによきパートナーとして心身共に支え合っている。ユウキに挑戦して敗北するものの、戦いを通して彼女の高い戦闘力の裏にある秘密に、真っ先に気づく。秘密を見抜かれた事をユウキが察したため、ギルド「スリーピング・ナイツ」の助っ人候補からは除外されるものの、のちに助っ人となったアスナを含めユウキの事を見守るようになる。「スリーピング・ナイツ」とアスナがボス戦攻略に挑んだ際は、彼女達を阻もうとするほかのギルドと戦うなど、仲間達と共にアスナ達を全力でサポートする。ユウキが姿を消したあとは、再会を望むアスナに入院先の病院を教え、学校に行く事を望むユウキの願いを叶えるために協力する。

結城 京子 (ゆうき きょうこ)

アスナ(結城明日奈)の母親で、大学の経済学部の教授を務めている。宮城県の山間部出身で、米農家を営んでいた両親はすでに他界している。京都の結城家本家では、家柄について嫌味を言われる事が多いため、家柄がコンプレックスになっている。「SAO事件」で娘の明日奈が2年間も無駄にした事をよく思っておらず、彼女をエリートコースに戻すために、名門校への編入を促そうとする。また、平凡な家柄であるキリト(桐ヶ谷和人)との交際もよく思っていない。SAO事件の原因となったVR技術全般やオンラインゲームにも、悪い印象を抱いている。これらのすれ違いから明日奈との仲は悪化していたが、のちにユウキから励まされた明日奈に連れられてバーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」の世界に赴く。その時に、明日奈から明日奈の祖父の思いを聞き、互いの本音を語り合った。

シウネー

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」の女性プレイヤーで、ギルド「スリーピング・ナイツ」のメンバー。ウンディーネのアバターを使用している。パーティ内では唯一のメイジで、戦闘では主にバックアップなどを務めている。やさしく穏やかな性格で、アスナの事を歓迎する。

ジュン

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」の少年プレイヤーで、ギルド「スリーピング・ナイツ」のメンバー。サラマンダーのアバターを使用している。小柄な体型。戦闘ではフォワードを務める。

テッチ

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」の男性プレイヤーで、ギルド「スリーピング・ナイツ」のメンバー。巨漢のノームのアバターを使用している。戦闘ではフォワードを務める。

タルケン

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」の青年プレイヤーで、ギルド「スリーピング・ナイツ」のメンバー。アバターはレプラコーンを使用し、メガネをかけている。かなりのあがり症で、特に女性の前ではつねに緊張し、おどおどしながら話す。戦闘ではミドルレンジを務める。

ノリ

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」の女性プレイヤーで、ギルド「スリーピング・ナイツ」のメンバー。スプリガンのアバターを使用している。明るく面倒見のいい性格。戦闘ではミドルレンジを務める。

紺野 藍子 (こんの あいこ)

ユウキの双子の姉で、妹と同じくHIV末期患者だった少女。1年前に亡くなっている。生前はバーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」のプレイヤーで、「ラン」のキャラネームを使用していた。バーチャル・ホスピスで知り合った、似た境遇のプレイヤー達と共にギルド「スリーピング・ナイツ」を創設し、初代リーダーを務めていた。主治医の倉橋いわく、ユウキとはあまり似ていないが、顔や雰囲気はアスナに似ていたという。

明日奈の祖父 (あすなのそふ)

アスナ(結城明日奈)の祖父で、結城京子の父親。宮城県の山間部で米農家を営んでいたが、すでに他界している。生前は娘の京子を宝物のように大切に思い、彼女が村から大学に進んで活躍するのをうれしく思っていた。また、忙しくなった京子が疲れて立ち止まりたくなった時に彼女が帰る場所として、自分達の家と山を守り続けていた。

倉橋 (くらはし)

横浜港北総合病院の男性医師で、ユウキ(紺野木綿季)の主治医を担当している。ユウキとの再会を望むアスナを案内し、ユウキの過去を話す。医療用VRマシン「メディキュボイド」に希望を抱く。

リズベット

『ソードアート・オンライン』の登場人物でヒロインの一人。SAOのアバターで、マスターメイサー(メイス使い)。赤のエプロンドレスに身を包み、浮遊城アインクラッド48層のリンダースの街で鍛冶屋を営む。 アスナに紹介され店にやってきた客としてキリトと知り合った。アスナとはキリトに出逢う以前からの知り合いで親友。

集団・組織

スリーピング・ナイツ

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」のギルドで、ユウキがリーダーを務めている。ユウキをはじめとするギルドメンバーは、いずれも現実とほぼ同等にアバターを滑らかに動かす事ができるなど、仮想現実へのフルダイブに慣れた手練れがそろっている。また、メンバーは現実世界でのある共通点を通して意気投合した仲で、互いの信頼や協調性も高い。のちにユウキの誘いで、ボス戦攻略パーティへの助っ人としてアスナが加わる。春には解散される事が決まっており、最後の思い出作りのために「新生アインクラッド」ボス戦を攻略し、「剣士の碑」にメンバー全員の名前を刻む事を目指している。

イベント・出来事

SAO事件 (えすえーおーじけん)

2022年にバーチャルRPG「ソードアート・オンライン」で起こった事件。「ソードアート・オンライン」を楽しんでいた約1万人のユーザーが、開発者の茅場晶彦によって仮想現実のファンタジー世界に閉じ込められ、生き残りを懸けたデスゲームを強いられた。またこの事件に巻きこまれたユーザーは、ゲーム内での戦闘などで死亡すると現実でも死亡する仕組みになっており、最終的には4千人が犠牲となった。デスゲーム開始から2年後にはキリトによって首謀者が倒されるが、生き残り解放されたプレイヤーにも多くの傷を残した。アスナとキリトをはじめとする生き残りユーザーは、「SAO生還者」と呼ばれている。

場所

新生アインクラッド (しんせいあいんくらっど)

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」の舞台となる鋼鉄の城で、つねにマップ上空を浮遊している。かつて「ソードアート・オンライン」にも実装されていた「浮遊城アインクラッド」が元になっている。「アルヴヘイム・オンライン」の大型アップデートの際に新マップとして実装され、オブジェクトやダンジョンの地形などは従来とほぼ同じものが再現されている。しかし、従来よりも敵が強化されているなど、いくつかの変更が行われている。中でもボスは大幅強化されて理不尽なまでの強さになっており、熟練のパーティが全滅する事も珍しくない。

その他キーワード

ソードアート・オンライン (そーどあーとおんらいん)

『ソードアート・オンライン』に登場する架空のオンラインゲーム。英文綴りは「Sword Art Online」で略称は「☆SAO」。「浮遊城アインクラッド」を舞台とするファンタジー色の強い、剣による戦闘をメインとしたRPGで、最終目的は「100層ある浮遊城の天辺に居る最終ボスを倒す」こと。 一部アイテムの効果を除き魔法は存在せず、武器ごとに多様な種類を持つ「ソードスキル」を駆使して戦う。 鍛冶や裁縫などの生産系や、はては釣りや料理などの趣味系スキルまで存在し、またゲーム内で空腹を感じ飲食も出来るなど、まさにゲーム内で生活することができる。ゲーム開始後すぐに開発者・茅場晶彦の手により、自発的ログアウト不可、HPがゼロになった場合やクリア以外でのゲーム退去が試みられた場合には現実のプレイヤーが死亡、という死のゲームと化した。 開始から2年と1日で主人公・キリトによりクリアされた。

アルヴヘイム・オンライン (あるゔへいむおんらいん)

『ソードアート・オンライン』に登場する架空のオンラインゲーム。英文綴りは「Alfheim Online」で略称は「☆ALO」。北欧神話がベースの妖精世界である「アルヴヘイム」を舞台としたRPG。 プレイヤーは妖精なので空を飛ぶことができ、またSAOと違い魔法が存在する。世界の中心に世界樹があり、グランドクエストは「世界樹の天辺に辿り着き、妖精王オベイロンに謁見し、上位種族アルフに転生する」こと、となっている。

剣士の碑 (けんしのひ)

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」第一層「はじまりの街」の黒鉄宮内にある、プレイヤーの名を刻むための碑。「新生アインクラッド」のボスを倒したプレイヤーは、その名前が刻まれるようになっている。ただし、ボスを攻略したのが複数パーティの場合は、リーダーの名前しか刻まれないようになっている。このため、「剣士の碑」に超戦者全員の名前を刻むためには、1パーティ(七人組)のみでボスを攻略する必要がある。

連結部隊 (れいど)

七人パーティが七組で連携し、49人組となった複数パーティによる部隊の事。バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」では「新生アインクラッド」のボスが大幅強化されているため、熟練のパーティでも少人数では全滅する事も多い。このため、一組のパーティだけでなく複数パーティが協力し合って連結部隊を組み、集団でボスに挑戦するのが通常となっている。

魔法破壊 (すぺるぶらすと)

キリトが独自に編み出した、バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」のシステム外スキル。ごくわずかな相手の魔法の判定点を割り出し、魔法属性が付与された自身のソードスキルで迎撃する事で、魔法を相殺する荒技。通常はタイミングを合わせる事はほぼ不可能に近く、実行できるのは「ソードアート・オンライン」と「ガンゲイル・オンライン」を両方プレイした上級プレイヤーのみとなっている。「アルヴヘイム・オンライン」プレイヤーの中でこの技を使えるのは、現時点ではキリトのみとなっている。

デュエル

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」に実装されている、プレイヤー同士で1対1の勝負ができるシステム。「ソードアート・オンライン」ではプレイヤーの直接死の危険を避けるために「初撃決着モード」という安全な方式で行われていた。直接死の危険がない「アルヴヘイム・オンライン」では、HP0が勝敗を決める「全損決着モード」方式が通常。しかし実際は重いデスペナルティを避けるために、不利になったプレイヤーがHP0になる前に「降参(リザイン)」するのが一般的となっている。

斥候隊 (すかうと)

ボス攻略専門ギルドが差し向ける小隊で、同盟ギルド以外のプレイヤーが「新生アインクラッド」のボスに挑戦するのを監視している。主な目的はボスの攻撃パターンや弱点などの情報収集。使い魔に追跡させる闇魔法「ピーピング」を使用して、ほかのプレイヤーの視界を盗み見る者もいる。

オリジナル・ソードスキル

バーチャルRPG「アルヴヘイム・オンライン」に設定されている必殺技システム「ソードスキル」の内、プレイヤー自身が新たに考案・登録できる、自分だけのソードスキルの事。「OSS」とも表記される。

メディキュボイド

フルダイブ型VR技術を転用し医療向けに開発された、医療用VRフルダイブマシン。従来のVRマシンである「ナーヴギア」や「アミュスフィア」では難しかった、体感覚の遮断などが向上し、痛覚なども完全に遮断できるようになっている。これらの特徴を活かして、重篤症状の患者を苦痛から解放すると共に、仮想現実でストレスのない日々を送れるようにする事を目的としている。現在は終末医療(ターミナルケア)において活用されているが、今後も医療を中心とする幅広い分野での活用が期待されている。日本では唯一、横浜港北総合病院のみで臨床試験が行われている。

マザーズ・ロザリオ

ユウキが考案した、11連撃の「オリジナル・ソードスキル」。片手剣で十字を描くような10連撃を十字状に放ったあと、フィニッシュとして強烈な11撃目を放つ技。ユウキはこの「マザーズ・ロザリオ」の継承を賭けて、デュエルの相手を募集していた。オリジナル・ソードスキルの中では初の11連撃であり、アスナでも防ぎきれなかった。

キリトの自作プローブ (きりとのじさくぷろーぶ)

キリトが自作したプローブで、正式名称は「視聴覚双方向通信プローブ」。視覚や聴覚の情報を、別の場所にいながらも感じ取れるようにするための通信装置。本体には映像と音声を収集するためのカメラやセンサー、近距離無線通信装置も搭載されており、スマートフォンなどを通してネットワークに接続し、プローブが得た情報を別の場所にある機器などに送る事もできる。学校に行きたいと望むユウキのために作成され、プローブを肩に乗せたアスナのスマートフォン経由で、ユウキの医療用VRマシン「メディキュボイド」に学校の景色や情報を送るのに使用された。

クレジット

原作

川原 礫

キャラクターデザイン

abec

SHARE
EC
Amazon
無料で読む
マンガリスト
logo